本文はニコニコ大百科の記事より引用。
概要
作詞・作曲共にくちばしPが担当している。
くちばしPのミクオリジナル曲の2作目。現在では、VOCALOIDオリジナル曲の中でも古参に入る。再生・コメント・マイリスト数全てにおいて上位に位置しており、名曲の一つと言っていいだろう。
VOCALOIDのキャラクター性を全面に押し出したアイドルソング。
初音ミクのキャラクター性を歌詞に織り込んだ作品は、初音ミクがニコニコ動画に登場した最初期に多く発表されており、「みくみくにしてあげる♪」「恋スルVOC@LOID」「あなたの歌姫」「えれくとりっく・えんじぇぅ」「ハジメテノオト」など数多の名曲があるが、「私の時間」は“VOCALOID”である初音ミクに、“バーチャルアイドル”の要素が加えられているという点で趣きを異にしている。
全体的に前向きで明るく、ネバーギブアップといった感じの懸命さが特徴的。このイメージは、歌詞の「もっともっと上手に唄わせて」「それでも私は止められない」といったワードによく表れている。
2007年10月22日に発表されて以降、特に動画が荒れることもなく、マイペースに再生数を伸ばしている。高クオリティの3DPVが複数作られるなど、長く愛されている曲であり、俄組曲、ニコニコメドレー「いろはかるた」、ニコニコ動画混沌自由奏に採用されている。
また、「私の時間」に対する評価の言葉で特徴的なものとしては「一体感」「いつまでも変わらない」などが挙げられるだろう。
「私の時間」の最大の偉業は何をおいても、週刊みくみくランキング#4で「みくみくにしてあげる♪」を抑え、初登場1位という快挙を初めて成し遂げたことである。
現在の週刊VOCALOIDランキングは補正値の適用に加え、マイリスト数の加算方法の関係上、新曲に有利な状態になっているため、以前よりは初登場1位のハードルは下がっているとも言える。
実際、集計方法が変更される以前に初登場1位を獲得したVOCALOIDオリジナル曲は「みくみくにしてあげる♪」を除けば、「私の時間」「桜の季節」の2曲だけである。