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織田信長(戦国無双)

おだのぶなが

織田信長とは、コーエーテクモゲームスから発売されている『戦国無双』シリーズ及び関連作品に登場するキャラクター。
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プロフィール

戦国無双戦国無双4

身長 190㎝
年齢 33歳(『1』)
肩書 第六天魔王
武器 妖刀(西洋剣)
一人称 「わし」(『2』まで)・「予」・「信長」
声優 小杉十郎太
無双奥義・奥義皆伝の文字 『天』『覇』

【武器名】

蜘蛛切 (くもきり)

鬼切 (おにきり)

圧し切長谷部 (へしきりはせべ)

妙法千五村正 (みょうほうせんごむらまさ)

蛇之麁正 (おろちのあらまさ)


戦国無双5

身長
年齢
立場織田
武器大太刀(青年期)➡︎(壮年期)
一人称「俺」
声優島﨑信長
無双奥義・無双秘奥義の文字『天』『覇』
区分無双武将


概要

シリーズ第一作目から登場しているプレイアブルキャラクターの一人。

尾張の大名・織田家の当主。当時大勢力であった今川義元を討ちとり頭角を現し、以降も領土を拡大し続け歴史の覇者として君臨するが、その苛烈な戦略は敵対する諸大名からも危険視される。


その覇業には、敵勢だけでなく家臣・同盟者らの間でも徐々に疑念を抱かれ、最期は腹心でもあった明智光秀の起こした本能寺の変で横死することになる。


人物

1~4

黒髪の長身で、髪は茶筅髷(ちゃせんまげ)に結い、口元に口髭や顎髭を生やしている。衣装は、シリーズを通して、黒や紫を基調とした西洋の鎧を着ている(詳細は後述)。全体的に、同社で発売されている『信長の野望』シリーズをベースにしたようなシルエットだが、同作に比べると「魔王」のイメージを強調した禍々しいデザインとなっている。


自らを「第六天魔王」と称し、天下に覇をとなえ武力による掌握を目論む覇王。

史実における織田信長が持つ強力な畏怖のイメージを強調されてデザインされ、その後はナンバリングを重ねるごとに、同時に時代の先を見据えた変革者としてのイメージが併せて描かれている。


合理的な完璧主義者で、時に周囲の人々を凍りつかせるような冷徹さも併せ持っている。

口数は少なく、何を考えているのか解からない不気味な雰囲気を醸し出している。

そのような掴みどころのない人物であるため、家臣を含む他者に近寄りがたい印象を抱かせている(ただし、近しい関係の人物にはそうした面も個性として認知されている)。


思想的にも、この世の思想や観念的な物に捉われる事のない超越した考えを持っており、

そうした旧態依然の考え方であっても、不要と考えれば一言「無価値」と切り捨てる。

また乱世の業をその一身で背負うような思想も持っている。


口癖は「無価値」、「是非もなし」など。

シリーズ当初は終始低音で淡々とした口調であったが、『3』以降は独特の区切りや抑揚の付いた、やや珍妙な喋り方になった。基本的に冷徹かつ冷酷であり、時折不敵な笑みこそ見せるものの、感情を荒らげることは殆どないが、一部のシナリオにおいては他者の死を哀悼し一筋の涙を落とす場面も。


また、悪のカリスマ的な、不気味な高笑いをするが、妹であるお市との会話から察すると、どうやら素でこの笑い方になっているようで、『無双OROCHI2』の陣中会話では自分を観察しようとするお市をからかったり、綾御前とはじめて出会った際はの言っていた「てるてる坊主」の意味を理解して爆笑したりしている。


5

2021年発売の『戦国無双5』では、物語の主軸が信長の若き日の時代に絞られたことで、これまでのシリーズからキャラクターデザインが一新された。本作では青年期と壮年期の二つの姿が用意されており、青年期の姿はq周囲から「尾張の大うつけ」と呼ばれていた当時を意識した破天荒な若武者として描かれている。外見年齢も大幅に引き下げられたことで口周りの髭は排除され、同時に褐色肌に隆起した二の腕や肩を露出するなど、これまでの退廃的なイメージとは真逆の溌剌とした偉丈夫となった。髪型については従来通りの茶筅髷だが、所々で毛がハネた荒々しいものになっているなど、微妙な変化が加えられた。

[ 墨畫 ][ 織田信長(戰國無雙5)]


作中での動向

1では「戦国の魔王」のイメージの元、逆らう者には一切容赦をしない冷酷な人物として描かれており、各キャラクターのシナリオにおいてもラスボス的な扱いをされている。ただし『2』以降のストーリーでは、魔王としてのイメージはトーンダウンし、時代の変革者としてのイメージが強くなっていった。


『2』においては、生死の価値観を問うような場面が多く、明智光秀との関係はより深く描かれるようになった。死に価値はないが、他者の生には背負う価値があると述べた事も。


『3』では、常に新しい時代に突き進むような時代の変革者として強く描かれるようになり、その思想はより哲学的な方向へ進み描写された。


『4』のストーリーでは、再び『1』のような他者を圧倒する魔王的存在としての面が大きく描かれることとなった(特に浅井・武田の章)。また、時代の変革者としての側面や、思想の哲学的方向もより深いものとなったが、今作ではさらに戦国の世を楽しむような描写が増え、特に己と対する者、己を越える者を望んでいる等、全体的に外伝における強敵(とも)の一人に感化されたかのような部分が増えた。


『無双OROCHI』シリーズでは、シリーズ第一作目においては戦国連合編の主人公的な扱いとなり、多くの英傑達が敗北していく絶望的な世界観の中で数少ない魔王・遠呂智に対抗する強い意志と打倒する策を抱き、行動を起こす。その後のシリーズにおいても、遠呂智をはじめ、仙界の者達からも一目置かれる「人界の魔王」として、曹操達と共に人類側随一の傑物として活躍する。


『5』では、これまでの「魔王」のイメージを強調したダークヒーロー像から一転し「うつけ」とも評された破天荒さを表したような快活な青年キャラとなっている。装いも、黒い西洋甲冑姿から胴巻きや羽織の和装となり、武器も妖刀から正統派の刀に変更された。唯一髪型に関してはこれまで通りで、旧コーエーから伝統の茶筅髷。

因みに本作から信長の声を担当する島崎氏は、『真・三國無双』シリーズで関興を演じている。また、その名前もあってか一部ファンの間で「信長が信長やってる」と話題になった。

天下一新という理想に突き進むが、次第に天魔と揶揄されるようになっていく。



容姿の変遷

『1』では、「戦国の魔王」を彷彿とさせるようなイメージで作られており、またアメコミダークヒーローを意識したような部分もある。衣装は体にフィットした造りとなっており、全身のシルエットがハッキリと現れたタイトなデザインとなっている。頭以外の全身を覆い隠す黒タイツのようなインナーの上から、手甲に足甲、肩当、脛当、全面を象ったような胴当などで構成されている。一見重装備なようで、よくよく見ると装甲されているのは上記のような一部分であり、割りと軽装である。赤く襟の高い大きなマントを羽織っており、マントの先は禍々しく先割れしている。

また首元にあるマントの留め具は家紋である「五木瓜紋」となっている。

クリア特典であるユニーク衣装は、作中のムービーで敦盛を舞う際に着用していた、右肩を露出した紫色の姿となっている。


『2』では、前作とは違い正統派な西洋甲冑の姿となり、全身を覆うような構造からボディラインは確認できなくなった。特徴的な部分として、両腰、背面には草摺(くさずり)があるが、前側には草摺がなく、鎖帷子のように鎖が紡がれている。マントの印象もガラリと変わり、上は台形状のマントとなり、そこから独立して2本のマントが派生しており、さながら羽のようにも見える。マントの襟には黒い羽根があしらわれており、マントの背面には家紋の「五木瓜紋」の意匠がある。


『3』では、前作まであったマントは無くなり、スッキリとしたシルエットとなった。鎧は前作の正統派な西洋甲冑から、尖りを強調したややファンタジー作品寄りなデザインに。胸の中央部分に家紋の「五木瓜紋」が入っている。また、マントの代わりに紫色の陣羽織を鎧の上から羽織る形となった。


『4』では再びマントが復活。マントの構成は『2』にも似ているが、赤と紫のグラデーションがかかったより禍々しい色合いとなっており、デザインも蝙蝠の羽をおもわせる。甲冑は黒をベースに各所に金色の装飾がなされ高級感が増している。また、本作では顔のデザインに微修正が入り、野望シリーズに近いアゴ周りがやや太めのデザインとなった。一部ではこの人の全盛期に似ているという声も。


『5』ではキャラクターが一新されたこともあり、これまでのマントや重々しい甲冑などは排除され、一般的な胴巻の上に派手柄の羽織を羽織った姿となった。


バトルスタイル

1~4

武器は「妖刀」と銘打たれているが、その外見は衣装の甲冑に違わず西洋剣のようなデザインとなっている。


禍々しい紫色のオーラを放つ妖刀で、袈裟切りなど織り交ぜつつ相手を斬り伏せていく攻撃スタイル。最初は緩慢な攻撃スピードだが、途中から猛スピードになる。チャージ攻撃では、その場で浮かび上がり地上にオーラを放つ攻撃、相手を空中に上げ高速で数回斬りつけ地面に叩き落とす攻撃、錐揉み状で高速で突っ込んでいく攻撃、オーラを溜めて自分の周囲のオーラを放つ攻撃など一見の価値がある攻撃アクションを行う。


特殊技では、剣に通常よりさらに毒々しいオーラを送り込み攻撃強化を行ったり、自身の周りにバリアを張ったりと、戦闘補助系の能力を発動する。


人間関連

現在、無双武将化している濃姫お市明智光秀羽柴秀吉(豊臣秀吉)柴田勝家森蘭丸前田利家前田慶次みつきらは織田家所属の武将として登場している。

その他、徳川家康浅井長政松永久秀といった他家の大名とも同盟を結び、家臣同然に命令を下すことも。


明智光秀とは、シリーズを通し「本能寺の変」を基軸に深く関わることとなる。

家臣としての光秀を高く評価しているが、その反面、彼の心の弱さも見抜いている。当初光秀は、圧倒的不利といわれた「桶狭間の戦い」で今川義元を倒したことを機に、信長こそが乱世を治める存在だと確信し仕官するが、その苛烈な所業や己を試すような信長の言葉に、徐々に不信を強めていく。『2』では信長の章のラストにて光秀を倒すが、その死に涙する描写があった。(外伝シナリオでの家康との戦いでは光秀の遺志を尊重し武将を殺すなと命令していて味方した明智残党軍の明智秀満斎藤利三の助勢を許すなど、考え方に変化が出ており秀吉曰く分かりやすくなったとのこと)


森蘭丸とは、蘭丸の事を「お蘭」と呼び、ひた向きに尽くす姿を評価している。

反面、自らに依存する蘭丸にそれを指摘する事もある。

また、3猛将伝で追加された彼のストーリーでは一つ忘れている事があるとガラシャを助けに行くことを許すという心憎い事をしている。(ただし2の濃姫の外伝シナリオでは…)


前田慶次とは、『1』では最初こそ織田信長の元にいたが、信長のやり方が気に入らず出奔した。

その後は上杉軍に近い関係となったため、関連性は薄れてきている。


お市とは、兄妹の関係であり、信長の命により浅井長政の元に嫁ぐこととなる。

その後、夫である長政が兄・信長と敵対した為、お市も夫に従い兄妹で敵対する事となる。


濃姫とは、隣国・美濃の斎藤家との同盟のために政略結婚した間柄で、当初の濃姫は父・斎藤道三の密命により信長を殺害するように言いつけられていた。しかし、濃姫はその密命を遂行する前に信長を見極めようと努め、共に戦場を駆けている内に、互いに愛し合うようになり、最終的には夫と共に死ぬことも厭わないほどになり、二人の関係は言葉では言い表せないほど深い仲となった。


みつきは、『5』から参戦した本作オリジナルの女忍者

経緯は不明だが、信長のことは「父」と呼び慕っている。


徳川家康とは、彼が今川家の人質時代からの旧友という間柄で、桶狭間での義元横死後は独立し、織田家と同盟を結んだ。しかし、実質は織田家による戦に尖兵として駆り出されることが多く、このことから本能寺以降は秀吉同様、自らが天下を治めんと奮起する。また『5』では、信長に合わせ家康も大幅に若返っており、あどけなさの残る美少年に。幼少期に遊んだ経緯から、信長のことを兄のように慕っている。


浅井長政は、お市が彼と婚姻したことで義兄弟となるが、それ以前から浅井と同盟関係にある朝倉を信長が攻めたことで対立、義兄と敵対する道を選び、結果滅ぼされてしまう。なお、初期のナンバリングでは、長政は朝倉家との義を貫くため信長に対抗しているが、『4』では己の夢として敢えて信長との戦いを選んだ描写も見られる。


松永久秀は、はじめは敵として対峙し戦を経て同盟を結ぶものの、自身の死の「運命」を覆した信長に対して強い憎悪を向けるようになり、傅く姿勢を見せつつも、あの手この手で彼を亡き者にしようと策謀される。また、『4』では長政や光秀に対し、それぞれの内情を焚き付ける役割も務めている。


『無双OROCHI』シリーズでは乱世の傑物つながり曹操とは良きライバル関係となり、無印で客将となった縁で関平との親交も持ち、意外なところでは小喬との絡みまで用意されている。

遠呂智にも自らを倒し得る存在として一目置かれ、後の作品でも特別友好枠に入っており、信長もまた、遠呂智の数少ない理解者の一人となっている。


関連イラスト

第六天

覇王夢幻

戦国無双4発売記念

無題

戦国無双5


関連タグ

戦国無双シリーズ

織田 第六天魔王


<キャラクター関連>

お市 濃姫 森蘭丸 明智光秀

羽柴秀吉(豊臣秀吉) 徳川家康 柴田勝家 前田利家

浅井長政 松永久秀


<その他>

織田夫婦


派生関係

史実戦国無双ポケナガ


その他

サクラ大戦Ⅴ…無双シリーズの信長と同じく、小杉十郎太氏が演じる織田信長が登場する作品。


三國無双…無双シリーズの前身的作品。厳密には信長の野望シリーズからの参戦で隠しキャラとして収録されている。


利家とまつ…2002年放映の大河ドラマ。本作の信長が「で、あるか」を多用するのは反町隆史演じる信長へのオマージュと云われる。

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