概要
東京都大田区にある京浜急行電鉄(京急空港線)の駅。当路線の終点で、駅番号はKK17。
羽田空港国内線に直結している。
駅の開業は1998年。「羽田空港駅」として駅の営業を始めたが、国際線ターミナル駅との機能分離を行って2010年に「羽田空港国内線ターミナル駅」となった。その後、羽田空港旅客ターミナルビルの名称変更に伴い、2020年3月14日に現在の駅名に再改称された。なお京急各駅や、直通運転を行う都営浅草線・京成電鉄・北総鉄道では現在でも当駅行先電車の案内は羽田空港以下「国内線ターミナル」→「第1・第2ターミナル」を略して「羽田空港」行きとして案内している。
羽田空港で国内線と国際線の間を乗り継ぐ乗客については、「乗継乗車票」を提示することでその区間の運賃が無料になる特例が設けられている。
8両編成対応の島式ホーム1面2線を有する地下駅。
更に今後は羽田空港駅に引き上げ線を新設する予定。
駅構造
島式1面2線の地下駅。
改札口は東西にある。JALなどが乗り入れる第1ターミナルは西口、ANAなどが乗り入れる第2ターミナルは東口に繋がっている。出口を誤らないよう、階段の柱を色分けしており、第1ターミナル側はJALのイメージカラーである赤、第2ターミナル側はANAの青を纏っている。
利用状況
- 2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は101,471人である(移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)より)。尚、2024年3月期月次営業成績の年度累計によると100,855人である。
- 京急電鉄の駅では横浜駅、品川駅、泉岳寺駅、上大岡駅、京急川崎駅に次いで6位となっており、空港駅でありがちな非定期客が多くを占める。
- それが原因でコロナが顕在化した2020年(令和2年)度には利用者数が大きく落ち込んだ。
- ただし、加算運賃の減額などもあって京成の成田空港駅や南海の関西空港駅よりは減少率は低い。
- その翌年の2021年(令和3年)は加算運賃値下げも相まってモノレール利用者が京急に流れこんだ分、利用者が回復率が他より高かった。
- その影響で2023年(令和5年)には10万人を突破した。
- 2025年3月期月次営業成績の年度累計によると4月~10月までの1日平均乗降人員は108,946人となっている。
- それが原因でコロナが顕在化した2020年(令和2年)度には利用者数が大きく落ち込んだ。
年度別
年度 | 乗降人員 | 増減数 | 増減率 |
---|---|---|---|
2008年(平成20年)度 | 78,188人 | ||
2009年(平成21年)度 | 75,940人 | -2,248人 | -2.9% |
2010年(平成22年)度 | 74,884人 | -1,056人 | -1.4% |
2011年(平成23年)度 | 68,694人 | -6,190人 | -8.3% |
2012年(平成24年)度 | 70,712人 | +2,018人 | +2.9% |
2013年(平成25年)度 | 78,171人 | +7,459人 | +10.5% |
2014年(平成26年)度 | 81,016人 | +2,845人 | +3.6% |
2015年(平成27年)度 | 83,431人 | +2,415人 | +2.9% |
2016年(平成28年)度 | 87,102人 | +3,671人 | +4.2% |
2017年(平成29年)度 | 90,516人 | +3,414人 | +3.8% |
2018年(平成30年)度 | 93,830人 | +3,314人 | +3.5% |
2019年(令和元年)度 | 97,330人 | +3,500人 | +3.6% |
2020年(令和2年)度 | 47,100人 | -50,230人 | -51.6% |
2021年(令和3年)度 | 60,345人 | +13,245人 | +28.6% |
2022年(令和4年)度 | 89,728人 | +29,383人 | +32.7% |
2023年(令和5年)度 | 101,471人 | +11,743人 | +11.6% |
関連項目
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