「ないわ~あいつないわ~刀を↑石で↓ないわ~~!」
CV:竹本英史
概要
吾峠呼世晴による漫画『鬼滅の刃』の登場する刀匠の一人。鋼鐵塚と同じくひょっとこの面をつけた男で、嘴平伊之助の刀を作製した。
その後しばらく出番が無かったが、刀鍛冶の里編で久しぶりに登場。
炭治郎に行方をくらましていた鋼鐵塚の事情を説明した他、里が上弦の鬼に襲撃された際は霞柱・時透無一郎に彼の専属であった刀匠・鉄井戸(てついど)の遺言に従って無一郎の刀を鍛え、完成した刀を彼に手渡した。
人物
鋼鐵塚とは違って年相応に落ち着きのある穏やかな男だが、伊之助が自身のこだわりから折角作った刀を、刃を前と同じくノコギリのようにするために石で刀をボロボロにした時には、さすがに「ぶっ殺してやる!!この糞餓鬼!!」と鋼鐵塚に匹敵する程の怒りを露わにするなど、鋼鐵塚と同じく刀匠としての刀への愛情は強い。冒頭のセリフはその帰宅時のもの(演じた竹本氏のアドリブであり、原作には無い)。鉄穴森の本気の怒りには、基本他者を顧みず本能のままに進む伊之助も野性の直感で恐れをなしたのか、彼が帰宅する時には、自身の代わりに謝る炭治郎の服の袖を掴んでいた。
また、上弦の鬼に襲撃された際、自分が殺されかけても助けようとしてくれず、刀を研いでいた鋼鐵塚をアイツ呼ばわりし、キレ気味になってもいた。
単行本14巻におけるオマケで、当初は不明だった下の名前は「鋼蔵」、年齢は26歳、細長いシュッとした素顔など、彼に関する多くのことが判明した。
「鉛(えん)」という2つ年下の美人でくびがやわらかい奥さんがおり、仲がとても良いオシドリ夫婦。
奥さんも細長いシュッとした顔立ちだが、元々は丸味のある顔で、夫婦仲が良すぎたことで顔立ちも似てきたという。