CV:中村悠一
人物像
ガンプラバトル選手権世界大会の常連で、イタリア代表の実力派ファイター。
顎の無精ひげが特徴の軟派な青年で、「イタリアの伊達男」の別名で呼ばれる。趣味はガンプラを使ったガールハントで、その成功率は8割を誇る(ガールハント、もといナンパのために作ったガンプラを、目当ての女性に例えるというやり口らしい。因みにその為に作ったVガンダムはレイジのバトル練習用にされている)。
また、自分に言い寄ってくる女性を拒否しない、所謂「来るもの拒まず」主義の持ち主でもある。
世界大会の常連というだけあって彼に憧れる青少年は多い。
一方で酒癖が悪く、世界大会開催を祝したレセプションパーティではキララを口説くが、その酒癖の悪さから口説かれたキララに幻滅されたのは勿論、その醜態を目の当たりにしたヤサカ・マオやイオリ・セイら少年の憧れすら粉砕してしまっている。
酔っ払うとハイテンションでガンダムトークを繰り広げるガンダム上戸であり、それ故か女性関係は長続きしていないと思われる。
使用するガンプラはウイングガンダムをベースとしたウイングガンダムフェニーチェと、自作したサポートメカのメテオホッパー。フェニーチェは彼が子供の頃から愛用し、手を加えていった機体でまさに「相棒」である。
前述の通り酒癖は悪いが、二日酔いの状態でも世界大会の出場選手を三人同時に相手にして勝利を収めるだけの技量を発揮出来る。
愛車のサイドカーつきバイクで世界中を旅して回っており、その際に立ち寄った日本のガンプラバーでレイジと出会い、特訓に付き合わされた事から彼に興味を抱く(レイジ自身も彼とバトルを重ねたためか、ある程度の信頼を置いている節がある)。
また、アメリカの世界大会常連選手グレコ・ローガンとはライバルであると同時に良き友人であるなど顔の広さも世界クラスである。
一方で、ドイツのライナー・チョマーを始め世界中のファイター達のガールフレンドを口説いては悉く横取りしてしまっており、彼に恨みを抱く人間もまた世界各地に存在する。
そのせいで世界大会の第2ピリオドでは自分を倒すために結託したチョマー達からの集中攻撃にあい、危うく脱落しかけるが、セイ&レイジとマオの加勢で難を逃れている。
因みに彼の愛車はベスパ150VL1T。フェリーニの祖国であるイタリアのオートバイメーカー「ピアッジオ」が手掛けた実在の車種だが、ガンダム的に機動戦士Vガンダムに登場する部隊名に引っ掛けたものと思われる。