概要
「空気を読めよ」や「空気が読めない奴」という意味合いの略語である。
注目を浴びたのは平成19年にメディアで取り上げられてからである。
その後、KYを中心とした略語を纏めた書籍が出版されるなど
略語、というものがインターネットから日常へと浸透する切っ掛け、ともなったと言えるだろう。
ちなみに余談ではあるがこのようなローマ字の頭文字を取る、という略の仕方は
近年より始まった傾向ではなく昭和初期には既に行われていた、と言われる。
備考という名の空気の読めない補記
- 元々KYとは朝日新聞の捏造事件で扱われた珊瑚に刻まれたイニシャル「K.Y.」のことであり
ネットスラングとしての「KY」とは「捏造」の意味であった。
- 編者の記憶によるものであるためあえて記事を修正せず追記という形をとるが、現在の「空気読め」という意味の「KY」を使い出したのはネットではなく女子高生。(参考:「ネット用語の勘違い」- http://news.ameba.jp/20120402-695/ 似たような事例。)
余談という名の空気の読めない話
- 職場(主に危険を伴う業務)において「KY」は俗語と異なり、労働災害を防ぐための心がけである「危険予知」(Kiken Yochi)の略なので、意味が異なることに注意が必要。
- ラジオ番組で声優の浪川大輔氏が簡単な漢字も読めない事を揶揄した時に言われていた。(Kanji Yomenai)⇒証拠動画<2:40あたりから>