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アルカードの編集履歴

2014-02-09 12:08:22 バージョン

アルカード

あるかーど

アルカード(Alucard)とはドラキュラ(Dracula)のスペルを逆さまに読んだもの。 吸血鬼関連の映画、小説、漫画、ゲーム作品などで、この言葉が出たりキャラの名前として使われる。
  1. 悪魔城ドラキュラシリーズの登場人物、アルカード
  2. BLAZBLUEの登場人物→レイチェル=アルカード
  3. もしかしてあの旦那→アーカード
  4. 偶然で若干違うけどもしかして→アルクェイド・ブリュンスタッド

ここでは1.について説明します。


概要

CV:置鮎龍太郎(月下、蒼月など)、宮野真守(ジャッジメント)、リチャード・マッデン(宿命の魔鏡)

悪魔城ドラキュラシリーズに登場するキャラクター。

本名は『アドリアン・ファーレンハイツ・ツェペシュ』。


「月下の夜想曲」での設定からドラキュラ伯爵と人間「リサ」との間に生まれた息子となった。父は暗黒世界の魔王として恐れられる畏怖の対象であるが、人間の血が半分流れている事と母が最後に残した遺言から、割と人間に理解がある。人間との混血(半吸血鬼)である彼は、吸血鬼特有の邪悪な意思(狂気)や弱点がある程度無いが(血を吸わなくても不老、日光を浴びても死なないetc)、死んでしまうと人間の部分が消えて吸血鬼の邪悪な部分だけが残ってしまうので死ぬ事はできない。人間に反旗を翻した父を倒す(救済する)ために、ヴァンパイアハンター達と協力関係にある。


実は「Harmony_of_Despair」でのキャラクター紹介までは、公式でダンピールだと言われた事は無かった(一部のゲーム雑誌などの紹介欄では記載されていた事はあった)。


初登場作品「悪魔城伝説」での設定は「月下」とは大きく違い、元は人間で、悪魔に心と体を売り払い悪魔そのものとなった父ドラキュラに反発していたが、父に悪魔との契約を強要され、自分の体を人間の体ではなくされるに至り、ついに耐えかねて父の悪事を打倒し暗黒と殺戮の地と化した国をもとの美しい国土に戻すため、父との戦いを決意、悪魔の洗礼を受けたのでコウモリ変身などの特殊能力を身につけている、となっていた。


更に、新章悪魔城ドラキュラとなった「宿命の魔鏡」での設定は、元は人間のトレバー・ベルモンドとして、父ドラキュラ(ガブリエル)を倒そうと戦いを挑むが敗れ、父により吸血鬼となって復活しアルカードと名乗り、よくもこんな体にしたなとなおも悪に染まった父を倒すことを目指す。


作品ごとの特徴

悪魔城伝説のアルカード

悪魔城伝説(一番右。)

伝説パーティ(右下。)

前述の通り、父ドラキュラに無理やり人間から吸血鬼にされたと言う設定であり、また黒髪短髪のオールバックと黒マント服に身を包むというドラキュラの典型なデザイン。1人では悪魔そのものな父に敵わないため、地下道の奥に身を潜めて父を滅す同じ目的の強い同志を探す。


主人公ラルフより頭1つ分くらい背が高いぶん当たり判定も若干大きく、メイン攻撃のショット弾(前方3方向に発射する)は射程がラルフの鞭よりは長いものの威力、連射性、軌道(身体の中心、腰辺りからまっすぐ発射される)共に微妙な使い勝手であり、パワーアップして3方向に発射できないと自身めがけて飛んでくるコウモリ一匹倒す事も楽にはいかないと言うもの。更になぜか階段上では攻撃できないという謎仕様だった。

固有能力としてコウモリに変身して飛べるが、それでも一部のステージでしか活躍できず、ハートの消費量も比較的多かった。サブウェポンも最少の時計のみであり、他の仲間キャラの投げナイフと斧で壁と天井を移動できるグラントや強力な魔法攻撃ができるサイファと比べると見劣りするため、上級者またはマゾプレイ向けと言える。


悪魔城伝説をベースとしているパチスロ版IIIでも前述の通りの設定が採用されているが、外見は月下の夜想曲のもの(後述)に限りなく近いものとなっている。


月下の夜想曲以後のアルカード

悪魔城ドラキュラ アルカード


8年後、作中の年月では約300年後、悪魔城の復活を察知した彼は、ゆるいウェーブのかかった金髪(かなり薄いため人によっては白髪銀髪とも)と貴族風の衣装に漆黒のマントに身を包んだイケメンの青年に変わって帰ってきた。


新たに主人公となって、アクションRPGとなり難易度も下がったゲームシステムの仕様上から非常に強くなっており、ヴァルマンウェ二刀流とか親父の力で親父を撃破とか攻撃と防御と回復を一気に行う手段があったりとか、やりたい放題の様相を見せてくれる。デス様が装備を取り上げるわけである(時にはそれすら回避されるが)。日光はノーダメージだが、水に浸かると体力が時間経過で減少する…事もあった。しかしそれもアイテムのホーリーシンボル(どう見てもシュノーケルなのだが)の力で克服。顔が出ていても体半分が水に浸かるだけで削られるのは内緒。

有角orアルカード

月下の夜想曲で父を倒した後の動向は不明だが、暁月の円舞曲蒼月の十字架で、ドラキュラの生まれ変わりである来須蒼真の監視役として再び登場。この時は黒髪長髪で漆黒のスーツに身を包んだ『有角幻也(ありかどげんや)』と名乗っている(どう見てもバレバレだが)。蒼月のおまけモードで再びプレイヤーキャラに返り咲くが、月下版のチートクラスな攻撃方法はない。その代わりに武器攻撃で壁の裏に回りこむ事が可能になった。


ジャッジメントのアルカード

ストーリーモードにて、最初から使用可能なキャラクターの一人。

時間軸としては月下の夜想曲以降(なおかつドラキュラ完全消滅以前)からの参戦。

銀髪ストレートに、鎧を思わせる衣服が特徴。


漆黒たる前奏曲のアルカード

デザインは月下の夜想曲版に近いが、肌が青白いのが特徴。

主人公ソニア・ベルモンドと知り合いであり、ソニアとのボス戦でまるで恋人同士のような会話イベントもある(何時そんな関係になったのか不明)。本作はマルチエンディング方式であるが、隠しエンディングでは後にソニアはベルモンドと闇の血脈を継ぐ子を生んだ、となる。この子やその父親の名は出ないので不明であるが、もしソニアとの間にラルフが誕生したとすれば、以降のベルモンド一族はドラキュラの血族であり、ラルフは父アルカードと共に祖父ドラキュラを滅ぼしたと言う事に。

なお、後にジャッジメント時のインタビューでプロデューサーとなったIGA氏は「パラレルワールドという解釈でいいと思う」として扱っている(但しこの作品にIGA氏は関わっていない。IGA氏は東京開発部署であるがこれは名古屋開発部署で開発された)。


宿命の魔鏡のアルカード

設定は前述の通り。

主人公の一人として登場する。

白髪長髪で漆黒の服に身を包み、月下の夜想曲版を思わせるが、武器は暗黒の鞭・ダークペインとなっている。


オレカバトルのアルカード

(落書き)オレカバトルのアルカードさん。

悪魔城ドラキュラシリーズではなく、コナミのカードゲーム。

第一章「魔海の神殿」最初期から登場。以降、コナミ作品を原作とするキャラクターが次々と実装されるようになる。

月下の夜想曲での姿に近いが、マント(形状や裏地の色)と獣耳風の前髪に特徴がある。第一章の間に限り、タイトル画面やアドバタイズ画面にも登場していた。

特に後者では本来主人公がやるべきカード成長の説明を担当しており、その影響でアルカードがこのゲームに出たことを知った人もいる。


Harmony of Despairでのアルカード

初期から操作可能キャラクターとして登場。装備可能な様々なアイテムで強化を図る、装備依存型キャラ。

武器・防具はステージ中の宝箱やドロップで入手またはショップで購入するなどで揃えられる。武器は右手と左手の2ヶ所に装備出来、どちらかに盾を装備する事や二刀流装備も可能。武器の中にはコマンド入力で特殊攻撃出来るものもある。MPを上げる装備は全操作キャラの中で最も少ない。


パーソナルスキルは短時間だが無敵状態になる霧に変身するモノ。ほんの僅かな時間だが、霧の間は完全無敵になれるので、いざと言う時の緊急回避に使える。あと、霧になった時は少しだけ移動可能。


様々な暗黒魔法や吸血鬼としての能力を持っており、これらを駆使してステージ攻略を有利に進められる。各魔法はドロップする事で使えるようになり、同じものをドロップする事で威力・性能が強化される。各能力は概ね月下仕様だが他キャラとの差別化を図れるよう調整されている。


スライディングはオオカミに変身してから行う、という特殊なモノとなっておりクセが強い。また、長身キャラなので、あたり判定がやや大きめ。


余談

悪魔城ドラキュラシリーズの中でもパロディ番外編的作品である悪魔城すぺしゃる ぼくドラキュラくんの主人公ドラキュラくんは、白髪・おつきが死神さん・ドラキュラの息子で火弾がメイン攻撃・コウモリへの変身が可能ということからアルカードとの共通点が多い。さらに、オレカバトルではドラキュラくんに酷似したキャラクターが「アルカ」名義かつアルカードの進化前の形態として登場する。

しかし、あくまでシリーズ番外編のコミカルキャラであり同一人物であるのか関係性は明言されていない。

しかし、この作品のラスボス「ガラモス」は月下の夜想曲の隠しボスとしても登場していたりする。


関連イラスト

アルカードやめられない、とまらない

バッタ吸血鬼と噛ませ犬ハンターの冒険

関連タグ

悪魔城ドラキュラ キャッスルヴァニア

悪魔城伝説 月下の夜想曲 漆黒たる前奏曲 暁月の円舞曲 蒼月の十字架 Harmony_of_Despair 宿命の魔鏡

ラルフ・ベルモンド リヒター・ベルモンド ユリウス・ベルモンド ソニア・ベルモンド マリア・ラーネッド ガブリエル・ベルモンド

来須蒼真

悪魔城すぺしゃる ぼくドラキュラくん ドラキュラくん ガラモス

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