概要
カプコンから発売されているゲームシリーズ、『戦国BASARAシリーズ』において使われる言葉。
同ゲームがあまりにもいろいろな意味で暴走しているゲームであるため、文字通り「仕方ない」という呆れの意味や「いいぞ、もっとやれ」的な賞賛の意味で使う場合など様々。
類義語として『遊戯王ではよくあること』があるが、もちろん遊戯王の方が先。
主なBASARAだから仕方ない
他の歴史をモデルにしたゲームでもよくあることだが、BASARAは特に顕著である。
…など。
特に登場武将についてはピクシブ百科事典やWikipediaにある各BASARA武将と、モデルになった歴史上の人物について記載された記事を見ると一目瞭然である。
pixivにおいて
pixivでは上記の用法の他に、投稿者が描いたイラストのオリジナル設定や漫画の展開が、「戦国BASARAなら本当にやりかねない」という状態のイラストにも付けられる。
関連イラスト
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遊戯王ではよくあること(類義語)
BASARAだからって仕方がなくないこと
そんな暴走気味な作風や魅力的なキャラクター達で人気を得ている一方、近年では、もはや「BASARAだから仕方ない」では済まないところまできている部分も一部ある。
例として、
- 信者の暴走
- 一部のキャラクターの設定
- 公式の一部人物の問題発言
…などがある。
ファンと信者は似ているようで微妙に異なる。
どちらも作品を愛する気持ちは同じだが、良識を持って作品を楽しんだり愛する人物がファンに対し、妄信的に愛して暴走する人物が信者である。
そして後者が、掲示板や某通販サイトのレビューを荒らしたり、他の作品を批難してごり押しするなど非常識極まりない行動が目立ち始めている。
そのため、アンチのかっこうの餌になっている。
さらに歴史ファンや一般人、一部のBASARAファンの中には、公式での一部のキャラクターの設定(や開発者インタビュー)に不快感を抱いている人達もいる。
かなり有名(「戦国BASARA 〇〇」で検索すると割とすぐ出る)なケースだと、毛利元就と大谷吉継がある。
まずはpixpediaにある二人のBASARA武将バージョンの記事と史実バージョンの記事を見比べて欲しい。
そうすると、今から記載していく部分の意味が分かるだろう。
BASARAの毛利元就については、冷酷で仲間を捨て駒扱いするという設定がある。
実はこの設定は開発者側のコンセプトであり、その冷酷さがよりはっきり伝わるように長曾我部元親を面倒見がいい兄貴キャラにしたという筋金入りっぷりである。
他にも信者が某神社にオクラを奉納したりしたなどの珍行動もある。
大谷吉継についても、彼のキャラクター設定の中に「己の病」という言葉があるが、大谷吉継といえばあの病気しか浮かばない人達も中にはいるため、「不幸は万人に等しくあるべきだと考えている」という設定は不謹慎だという声もある。
さらに、史実では親友三成のために義将として戦った一面もあり、(確かにBASARAでも毛利青ルートでそういった一面が見られるものの)あからさまな悪役として描かれていることに抗議している人達がいることも忘れてはならない。
これらの設定はほんの氷山の一角だが、多かれ少なかれ不快に感じている人達もいる。
(もちろん、創作物だからと割り切っている人達もちゃんといる。)
これらの事情を踏まえ、ファンも一般の人達もお互いにどこまでが「BASARAだから仕方ない」で許されるのかを考える必要がある。
終わりに
このように様々な事情があるものの、BASARAのみを集中的に批判したり叩くことはお門違いなので絶対に止めよう。
※多かれ少なかれ他の歴史ゲームにもそういう部分はあります。
また、ファンの方々も自分が信者になっていないかを時々振り返り、いい意味でBASARAが広がるように行動して欲しい。
設定に不満がある場合は、開発元に直接抗議の電話や手紙を送ること。
ただ掲示板だけで騒いでいてはアンチと同じです。
このように、皆で協力して「BASARAだから仕方ない」をいい意味にすることも作品を盛り上げる一つの方法ではないだろうか?