カリ・ユガ(インド哲学)
インド哲学において登場する言葉で、サティヤ・ユガ、トレーター・ユガ、ドヴァーパラ・ユガ、カリ・ユガの4つの循環する時期からなる「時代」のことを「ユガ」と呼び、このうちカリ・ユガは最後の段階になる。
カリ・ユガ(スパロボUX)
概要
ゲーム「スーパーロボット大戦UX」のラスボス。
輪廻の終焉における宇宙崩壊を防ぐため、一度宇宙を無に還し、新たな輪廻を生み出す神であり悪魔。
外見は美しい女性ながら、サイズが3Lの上にHP・能力値が高く異常に硬い。また強力なマップ兵器も有しているため、密集しているとひどい目に遭う(取り巻きを巻き込む場合は撃ってこないが、この取り巻きも各種ステータス低下武器を持っているため非常に鬱陶しい)。
……が、そもそも彼女が現れた理由は『輪廻を繰り返しすぎて可能性が宇宙を圧迫するようになったため、一度まっさらな状態(混沌)に返して宇宙をやり直す』というもの。そして、その原因たる『繰り返し過ぎた輪廻』の原因がこの人だったりする。……つまり彼女自身は主人公たちに何かしらの悪意を持っているわけではなく、役目に従ってその後片付けに駆り出されただけである。
それで倒されたのだから、ある意味彼女も被害者と言えなくもない。
また、イベント戦闘で撃墜された時の断末魔の悲鳴がやたらと悲痛な恐怖混じりの声色となっており、上記の理由と合わせてシリーズで最も不憫なラスボスと評される事も多い。
……その一方で、イケナイ何かに目覚めてしまったプレイヤーも少なからず確認できる。
上記の通り巨大な女性そのものがユニットであるため、基本的にSD体型である味方機とのサイズ差の都合上で味方側ユニットにやたらとふとももあたりに攻撃を受ける羽目になっていることもネタキャラ化の一因かもしれない。
具体的にどれぐらい不憫かというと
・ラスボスなのに黒幕じゃない
・最終話まで影も形もない(一応ある程度言及はされるが、カリ・ユガという名前は最終話まで出てこない)
・上記の通りあまりにも巨大であるため、めちゃくちゃ攻撃が当たりやすい。
・だというのに切り払い、分身などの回避スキルを一切持っていない。そのため規格外のHPもゴリゴリ削れる(ただし底力とガードスキルのせいで、最終的に無茶苦茶固くなる)。
・その上HPが半分ほどになるとイベントが挟まれ、味方ユニットのHP・EN・SP・弾薬が全回復する。実質体力半分の状態で仕切り直しである。
・さらにイベント後はラスボス恒例であったラスボス専用戦闘BGMの優先権が消失し、戦闘を仕掛けたor仕掛けられたユニットのBGMの方が優先されるようになる。(MAP兵器のみ普通にBGMが流れるが…)
・刹那からはリボンズの同類と断定され、関羽ガンダム&張飛ガンダムからは外道と呼ばれ、旧神化した九郎からは紛い者の神様呼ばわりされ、挙句フェイに至っては「勘違いしてる上から目線のマシンは、再インストールしないとね!」と言い出す。
・女性の外見をしているのにも拘らず、自軍の連中はどいつもこいつも躊躇する気配が無い。地獄コンビやジョウ・マヤに至っては一切の容赦も見せずブッ殺す気マンマンである。
・挙句の果てには通常戦闘とイベント戦闘で2回撃墜される。(断末魔はイベント戦闘の方)
……もうやめてやれよ。
シリーズの歴代ラスボスと比べてもかなり規格外のスペックを持ち、恐らくこの人?とも対等に渡り合えるであろう数少ない存在…なのだが、ユーザーの間では「ユガたん」というやたら可愛らしい愛称で呼ばれ、更にはかの筆頭政務官と同じような扱いをされる事が少なくない。
その顔グラフィックや容姿から生存戦略のあるキャラクターに似ているとの声も。