中国風の素材や調理法を用いつつ、日本人むけに味付けされたり考案されたりした料理を「中華料理」と呼ぶ。
日本における中華料理の父「陳建民」
現在でこそ非常に多彩なバリエーションが知られている中華料理ではあるが、陳建民が日本に来るまでは、日本における中華料理は、東北部(満洲)由来の東北系に偏っていた(九州など一部地域では、台湾経由で入ってきた福建系の料理もよく食べられていたが)。したがって、戦後しばらくの間まで、中華料理といえば餃子・チャーハンなどの東北料理、というイメージがあった。
しかし、陳建民がNHKの料理番組で「麻婆豆腐」を紹介したことで状況は一変。四川系を中心とする西南の中華料理が一気に広まる形となった。
また、陳建民が日本における中華料理に与えた影響は数多く、中でもホイコーロー(牛肉と野菜の炒め物)にピーマンを入れるようになったのは、陳建民が日本で思いついたアイディアと言うことは、意外と知られていない。
中華料理の一覧
ラーメン 冷やし中華 炒飯 あんかけチャーハン 天津飯 中華まん 肉まん
餃子・ギョーザ・ギョウザ 焼売・シュウマイ 酢豚 麻婆豆腐 満漢全席 メンマ エビチリ