概要
CV.杉山佳寿子
Yes!プリキュア5の敵組織「ナイトメア」の首領で、パルミエ王国を滅亡させた張本人。
ドリームコレットの力により永遠の命を得て世界を絶望で支配することが目的。
プリキュアシリーズ初の女性首領で、身長などは通常の人間とほぼ同等である。
普段はビルの最深部にある社長室におり部下とはモニター越しに話をする程度で、実際に謁見できるのはカワリーノだけである。
常に仮面を装着しているが、本人の言葉によればかなり高齢らしく素顔は秘書であるカワリーノでさえも見たことがなかった。
当初はドリームコレットしか眼中になくプリキュア5のことは二の次にしていたが、24話で彼女達が絶望の闇の中に見せた希望の光に危機感を覚えるようになる。
一度彼女たちの実力を試そうと単身挑んだがその予想以上の力に驚愕、カワリーノ達にコレット強奪を急がせた。
最終決戦にて奪ったドリームコレットを使い不老不死となり、仮面の下から若返った素顔を現わして、自身の仮面を模したコワイナーを使役してプリキュア5との戦いに臨む。
しかし不老不死となっても彼女の心に安らぎは訪れず、さらにどんな苦境にあっても決して絶望しないプリキュア5の姿に動揺を隠せなくなり遂に心中の不安や苦しみを打ち明ける。ここで彼女もまた「老いや力の衰えを怖れる、心を持った存在」だと気付いたキュアドリーム=夢原のぞみの呼びかけで、「どうしたら希望を持つことが出来るのか知りたい」という思いが芽生え説得に応じようとする。
しかし、彼女を止めに入りなおも絶望を肯定するカワリーノを自ら拒絶したことで彼を絶望の闇へと落とす結果となる。
さらに自身も心の拠り所であったカワリーノを失ったことによって再び絶望の力を暴走させてしまった。最後は改心してココとナッツに詫び抜け殻となったドリームコレットを返し、自らプリキュア5にナイトメアの世界共々封印される道を選んだ。
なお、彼女自身が直接戦っていないため、その実力は不明である。
しかしカワリーノや自身の発言から、世界を絶望に陥れ新たな支配者となるはずの人物であった事、幾つもの世界を簡単に滅ぼす事ができるほどの力を持っていた事が明らかになっている。