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SG550の編集履歴

2015-06-22 23:58:36 バージョン

SG550

しゅとぅるむげべーあふゅんふふんだーとふゅんふつぇーん

スイス製アサルトライフル。

概要

1983年にスイス軍に採用されたSG540SG541をベースにした小銃。

開発したのはSIG(現スイスアームズ)である。

スイス軍ではSturmgewehr 90やF ass 90と呼ばれている。

ちなみにスイスは永世中立国であるがために他国には頼らずに自国を防衛する必要があるため、国民皆兵を強いており国内では本銃が各家庭に配布されており、果てには(抜弾しているとはいえ)本銃を裸で直に携帯したままバスに乗ったり買い物したりする兵士もいる。

また犯罪に使用すると軍法会議にかけられより重罪になる為か、犯罪に使用する者は少ないとの事。


高い命中精度

このSG550はスコープ無しでも400mまで正確に射撃でき、スコープ使用時はこれが600mとなる。

これは精巧な銃身を始めとする優れた設計と工作技術のおかげであり、誰にも文句が言えない。

また発砲時の反動が比較的軽いと言われており、更に二脚(バイポッド)が標準装備であったりと精密射撃に対するアプローチが行われている。


欠点

高い。すごく値段が高い。

その値段、アサルトライフル系列では異例の30万以上。ちなみにG36でも約3万円。

AKのコピー品なんか約5千円で出回っているという話も。それを考えるとこの30万という値段は銃としては異常な値段である。

ただ興味深いことに内部構造は前身となったSG540同様にAK47が参考にされているらしく、精密な銃であるにも関わらずそれに見合わない程の信頼性も兼ね備えている。因みに銃の形はAR-18をベースとしている。

高山での交戦が想定されるためか、高度3,500m近い高山山頂でマイナス20℃以下での射撃テストを行なう、装填済みでマイナス10℃環境で長時間保管放置後に水を吹付け凍らせた後に氷を除去後に射撃テストを行なうなど、低気圧低温環境での信頼性も確保している。

尚、この値段以外に目立った欠点は見受けられないとされている。

ちなみに同じような値段がする銃で有名なものは日本の89式小銃である。(奇遇にも89式小銃もバイポッドを標準装備し、精度と信頼性も高いと言われる等似通った部分が見受けられる)


データ(Stg90)

全長998mm(772mm)
銃身長528mm
重量4,050g
口径5.6mm
装弾数20/30+1発

バリエーション

  • SG550-1(Stg90) - SG550のGP90 5.6mm弾仕様。5.56mm弾を使用すると給弾不良などが起こりやすい。銃剣取付用ラグの形状がスイス軍独自のものとなっている。
    • SG550-2 - SG550の5.56mmNATO弾仕様。チャンバーの寸法が違いボルトが完全閉鎖しないため、GP90は使用できない。
  • SG550スナイパー - SG550の狙撃仕様。これで誰にも文句は言わせない。
  • SG551 - 銃身を短くしたもの。
    • SG551 A1 - SG551の銃身延長型。
  • SG552 - SG551のをさらに短縮したもの。それに合わせ内部機構の変更も行われている。
  • SG553 - SG552の内部機構をSG550と同様のものに戻したもの。よくSG552の銃身延長型と間違われるが本来銃身長はSG552から変わりない。
  • SIG556 - SG551にNATO標準のSTANAGマガジンを使えるようにしたもの。ストックはM16等と同じ伸縮型。
    • SIG556 DMR - SIG556の狙撃仕様。
    • SIG556 Classic - SIG556のストックを従来のハンドガードと折り畳み式スケルトンストック(伸縮機能が追加されている)に戻したもの。
    • SIG522LR - SIG556の.22LR弾仕様。
    • SIG556R - SIG556の7.62mm×39弾仕様。
  • SG750 - SG550の7.62mm×51弾仕様。

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