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ヴァイエイトの編集履歴

2015-07-01 00:51:02 バージョン

ヴァイエイト

ゔぁいえいと

OZ-13MSX1 ヴァイエイト(Vayeate)は、テレビアニメ『新機動戦記ガンダムW』に登場する架空の兵器。

機体データ

型式番号 OZ-13MSX1

頭頂高 16.3m

重量 7.3t

装甲材質 ガンダニュウム合金

武装 ビームキャノン

パイロット トロワ・バートン


作中の敵側勢力であるOZ(オズ)の試作型MS。

メリクリウスと共に、攻撃と防御の2要素をそれぞれ片方の機体に集約した双子機として製造された。

コンセプト上はトールギスの発展系に当たるが、実際の設計はトーラスをベースとしている。

また、この2機は後のMD開発のテストベースとしても利用され、その装備は初の本格的MDであるビルゴへと継承された。


当初は有人型のみだったが、有人型が破壊された後、ホワイトファングによってMD仕様の無人型が造られている。


機体説明

OZに身柄を拘束された5人のガンダム開発者が共同開発した試作MS。


名称は、エジプト神話の女神「ヴァイエト(ハウヘト、またはヘヘト)」に由来する。

頭部に1本のアンテナを持つ青い機体は、「最強の矛」というコンセプトの元、遠距離砲撃戦に特化した機体として開発された。


機体のモチーフは風神矛盾。後述の大型ビームキャノン及びそのジェネレーターは風神の風袋を意識したデザインで作られている。「同じく『最強の盾』を持つメリクリウスと戦った場合どちらが勝つのか」というレディ・アンの問いに開発者の一人ドクターJは「パイロットの技量が高い方が勝つ」と解答している。しかし劇中ではOZに潜伏していたトロワ・バートンが搭乗していた位で、メリクリウスと敵対する描写は特になかった。


手に持つ大型ビームキャノンは背部に配置された円形のジェネレータからケーブル経由でエネルギー供給される。発射には背部ジェネレータを展開する必要があるが、その威力はウイングガンダムの最大出力のバスターライフルをも上回り連射も可能。

武装はこの大型ビームキャノン1挺を除き一切の装備を持たないが、対として行動する防御・接近戦型のメリクリウスの護衛を前提としている(メリクリウスが近接戦を行う事で相手の注目を引きヴァイエイトへの注目を逸らす役割も持つ)ため、不用意な接近戦や単独行動を行わない限りは左程問題とされなかった。また、腐ってもボディはガンダムと同じガンダニュウム合金製のため素の防御力も十分に備えている。


劇中の活躍

ガンダム開発者達がOZの兵士達にヴァイエイト(とメリクリウス)の機体説明をしている最中、OZに潜伏したヒイロが勝手に起動しビームキャノンを使って開発者もろとも殺そうとするも、とっさにメリクリウスのプラネイトディフェンサーを発動させて不発に終わらせた。この時トロワもOZに潜伏していたためヒイロはOZに捕虜として捕らえられた。

また、この時メリクリウスは本体がほぼ完成していたのに対し、ヴァイエイトの方は立ち回りからしてテストするにあたってさほど重要視されていなかったせいか機体が上半身のみしか出来ていなかった状態であった。


その後トロワの機体となりメリクリウスのテストパイロットとなったヒイロともに共にOZに接近するゼクス・マーキス及びトールギスの捕獲を命令される。この時、ヒイロとトロワはゼクスと戦いつつ、護衛についていたモビルドール(トーラス)全機を壊滅させるという荒業を成し遂げている。OZ(というよりロームフェラ財団)涙目である。


カトル・ラバーバ・ウィナーウイングガンダムゼロに乗り込みコロニーを破壊したという情報が流れた時はウイングゼロ鹵獲に再び出撃。しかし、カトルの異変に気付かないままウイングゼロに接近したためツインバスターライフルの直撃を受けて機体は半壊。

その後も暴走するカトルのウイングゼロがヒイロのメリクリウスにとどめのツインバスターライフルを撃とうとしたところをトロワが機体が半壊した状態で庇い、カトルに自分たちの戦いが終わった事を伝え、優しいカトルに戻ってほしいと決死の説得をしトロワもろとも機体は爆散した。


コロニーを一撃で破壊する出力を持つツインバスターライフルの直撃を二度も耐えている(しかもパイロットは五体満足である)点には突っ込んではいけない。相手がヒイロやトロワだったからあれでも手加減したんだろう、多分。


その後物語終盤でモビルドールとしてメリクリウスとともに再登場。トロワのデータを組み込んでおり、ピースミリオンに機密データを持っていこうとしたヒルデ・シュバイカーを殺そうとするも助太刀に来たデュオ・マックスウェルガンダムデスサイズヘルにメリクリウス共々破壊された。



後継機

後継機として『ヴァイエイト・シュイヴァン』がG-UNITに登場。

OZプライズの攻撃用試作型MS。ビームキャノンを2基に増備され、更に強力な砲撃能力を持つ。ヴァルター・ファーキルのハイドラガンダムの親衛隊機として配備されたが、後にグランシャリオから砲撃され撃破される。

なお「シュイヴァン(Suivant)」とは仏語で「次の」を意味する。


機体データ

型式番号 OZ-13MSX1B-S

頭頂高 18.2m

重量 8.1t

装甲材質 ガンダニュウム合金

武装 ビームキャノン×2

搭乗者 ソリス・アルモニア


関連タグ

新機動戦記ガンダムW 風神 矛盾  メリクリウス

アルトロンガンダム(ビームキャノンに大型ビームキャノンの技術を応用)

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