フィオネとは、
- 『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)。
- 『穢翼のユースティア』に登場する女性キャラクター。→フィオネ・シルヴァリア
本記事は1について紹介する。
基礎データ
| ずかん | No.489 |
|---|---|
| 英語名 | Phione |
| ぶんるい | かいようポケモン |
| タイプ | みず |
| たかさ | 0.4m |
| おもさ | 3.1kg |
| とくせい | うるおいボディ |
概要
マナフィとメタモンを育て屋に預けると手に入るタマゴから孵化するため、マナフィの進化前と思われるポケモンだが、マナフィに進化する術を持たず「しんかのきせき」も適用されない。種族値は全て80とマナフィより20も低く、またマナフィと差別化できる技も持たないためマナフィの完全なる劣化といえる究極の不遇ポケモンである。
そもそもマナフィ専用の技ハートスワップも覚えられない、という徹底ぶり。
ポケモン牧場では一定の数を集めるとプレシャスボール入りのフィオネが貰える。
マナフィじゃなきゃやだ、とも言われそうだが幻のポケモンであるマナフィを観賞用に大事にしたい
(＝育て屋に預けたくない)ユーザーも多いため、そういう人にとっては結構ありがたかったりする。
尚、500族にも及ばない半端な種族値でありながら、まさかの禁止級扱い。
しかもフィオネとメタモンでフィオネのタマゴが入手可能なので、XYでの3Vの恩恵も受けられない。この制限が解けない限り、ゲームの中のフィオネの価値は観賞用しか無い程度。
その代わり、入手手段がタマゴ限定なので色違いブロックルーチンが体を成さず、色違いの個体がGTSに放出される可能性は十分に有り得るレベル。
「ゲーフリの血は何色だ！」と。
実は種族値がオニゴーリとまったく同じ。無論オニゴーリは伝説でなければ禁止級でもない。
攻略本では「幻のポケモン」とされており、図鑑の完成には必要ない。
また、（当初は）手に入れるのに別ソフトなどの多大な苦労が必要であったマナフィを時間や予算、その他もろもろの事情で手に入れられなかったトレーナーにとっては、マナフィの代わりでもあった。
育て屋で増やして他の人に渡すことができ、ある意味救済措置だったのかもしれない……とはいえ、
マナフィとフィオネを別々にする人や、お気に入りのポケモンの実戦を好む人には無意味。
「幻のポケモン」という肩書きは逆に、「禁止級扱い」というフィオネヘのとどめになったらしい。
プラチナバージョンでのヒードラン参戦許可のような救済が欲しい所。
劇場版ポケモンポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィでは存在すらしていない。
出番がないのはもちろん、登場人物の誰からもフィオネについては言及されない。
せめて前作のデオキシスのようにつがいでマナフィが登場していれば、可能性があったのだが…………
逆にいえばマナフィの設定と無関係らしく（マナフィは海の神殿という不可視の神殿に住むという）、フィオネはアニメ本編で群れを成して普通に登場していたりする。
関連イラスト
マナフィと一緒に描かれたイラストが多い。
