深夜に客が来るかって?それが結構来る食堂なんだよ。
深夜しか営業していない食堂「めしや」のマスターと客達の交流を描いた作品。
紹介される料理はどれもありきたりだが懐かしさと人情を思い出させるものばかり。
先述の通りビッグコミックオリジナルにて2007年8月から連載されているが、もともとは2006年10月から断続的に同誌増刊に掲載されていた。
物語が好評で単行本が台湾語版・韓国語版が同時刊行されてる。
2009年、2011年、2014年の3度に渡りテレビドラマ化され、第1シリーズと第2シリーズはTBS系列の大半で、第3シリーズは全てのTBS系列に加えて、福井放送(テレビ朝日系列)でも放送されている。制作ホスト局は毎日放送。
2015年1月15日、出演陣はそのままの映画版が公開された。第3シリーズが全てのTBS系列(+福井放送)で放送されたのはこの映画版絡みである。
登場人物
マスター
食堂「めしや」の店主。劇中名前を呼ばれたことがないので本名は不明である。「めしや」のメニューは豚汁定食、ビール、酒、焼酎しかないが、あとは客のリクエスト次第で何でも作るというスタイルを取っている。
TVドラマ版の俳優は小林薫
剣崎竜
常連客の一人、関東では著名なヤクザの若頭。ドラマ版を演じるは井之頭五郎役でおなじみの松重豊である。
小寿々
同じく常連客。一見お婆さんに見えるが実はゲイバーのママ、ドラマ版ではうっすらハゲ頭のおじいさん。
ドラマ版限定の客
片桐(カタギリ)
ドラマ版の深夜食堂に出てくる不思議な雰囲気の客。
オダギリジョーが好演した。
謎に満ちた人物であったが、第2シーズンの最終話で彼の過去が明かされた。
第3期でもオダギリジョーが役割を変えて登場。
夢のコラボ?
孤独のグルメの五郎さんが、深夜食堂に来たというある絵師の方が描いたお話。
もしドラマで実現するならしてほしいが、五郎さんは深夜食堂に出てくる竜ちゃんと(ドラマ版で演じている俳優さんと)カブッちゃうので、実現するのは難しいと思われる(というより店は深夜営業なので五郎さんは仕事の関係上立ち寄れない)。
小学館ビックコミック誌のつながりで弘兼憲史(島耕作の作者)が別の漫画作品『黄昏流星郡』作中におもいっきり「深夜食堂」なる店をだした!(主人公が開業した店名!)