ああ播磨灘とは見ると強くなる相撲漫画である
概要
作者はさだやす圭。週刊モーニングで連載された。
大相撲を舞台とし、主人公は横綱に昇進したばかりの播磨灘。連載開始早々、仮面をつけた土俵入りをし、土俵上で「双葉山の70連勝を抜くのはワシや」「どんな手を使って負けてもその日限りで引退する」と大暴言を吐いた。それ以降、播磨灘対他全力士、協会、マスコミを巻き込んで、日本中の注目の的になるのであった。
播磨灘は連載開始時点で15連勝、2場所連続優勝をしてるなど、実力は文字通りの横綱級であったが、人格は誰もが認める最悪を極め、人を人と思わない、傲岸不遜、負けた相手力士を平気で罵倒するなど、問題点には事欠かない。ただし女性相手には手は早いが、老婆に対し「年寄りは国の宝や」と配慮する面も見られる。
播磨灘に比べれば朝青龍の問題行動も可愛く見えるほどで、これに白鵬にも劣らない実力があるので、始末の悪い史上最強の横綱であることは間違いないだろう。
問題作、怪作の部類に入りかねない漫画ではあるが、仮面の土俵入りや播磨灘の大暴言などを除けば、純粋な相撲漫画としては土俵上での矛盾が少ない作品とされている。
その他
メガドライブ版で発売されたゲ-ムはクソゲーで知られるが、それ以上に「播磨体操第一」というEDで流れる公式が病気なムービーで知られる。