１．コロッケ!の登場人物。この項にて説明。
CV：堀内賢雄
概要
青い肌と赤い髪、黒いマントと黒い帽子が特徴のバンカー。赤い髪を針状にして攻撃する。
実はコロッケの父であるバーグの弟子で、バーグ直伝のパンチ「ハンバーグー」が使える。また、バーグとの修行での経験からか料理が得意。コロッケの兄弟子であり、良き兄貴分である。
バーグと共に修行していた頃はまだ今より小さく幼さがあり髪は今よりも短く、服装はヘルメットはしていないもののバーグの半そでとコロッケの短パンに近いものを身に着けていた。扉拍子では現在の姿でバーグと同じ服装をしていた事もある。
背中に背負っている棺桶はマンモス10頭分の重さを持つというが、マンモスの体重は1頭につき約5〜10tもあると言われているので、それが10頭分というと計り知れない重さになる。また、古代文字を解読できる。凄いぜ兄貴！
本人曰く悪運が強く何度かコロッケを庇った際に死んだも同然で脱落しているが、毎回運良く復活している。（バンカーサバイバルでは黒マントの男に心臓を貫かれ海に流されたがカラスミに拾われ一命を取り留め、裏バンカーサバイバルでは主催者の怒りを買い脱落させられたが棺桶に入っていた為壁の一部にならなかった）
シリアスキャラに見える一方お茶目な性格であり、黒マントの男と勘違いされた際に持っていた『バーグを殺した剣（光剣滅殺(デスライトニング)）』と『ドクロ型のバンク』に見えたものが実は『特性超ロングフランスパン』と『虫に食われたメロン（アニメでは虫食いではなく凹んでいるだけ）』であり、食材を手に入れた際にリゾット以外のくまさんチームの4人で歌っていたり、死んでいたと思われていたカラスミに遭遇した際は一緒に行動していたテトと驚いていた。
演技派であり、次の王様だ～れだ大会では記憶を失い敵のフリをして敵味方問わず欺いていた。ただし一部には怪しまれていた。
名前の由来はフォン・ド・ヴォー（仔牛から作るダシ）
主な必殺技
| 赤き閃光 | 針状にした髪を投げたりして攻撃。 |
| 赤き大閃光 | 髪から大量の赤き閃光を放つ。 |
| シャドウブレイク | 赤き閃光を相手の影に放ち、相手の動きを封じる。 |
| ハンバーグー | バーグ直伝の技。 |
貯金箱(バンク)について
・貯金箱(バンク)は背負っている大きな棺桶であるが、中身がソファーの様な柔らかい素材であったり、本人が入ったり、食べ物が入っていたり、宣伝漫画では大量の漫画が入っていたので禁貨を貯める部分は広くないのかもしれない。
・アニメにおいて貯金箱の重量はマンモス10頭分と称されているが、原作どころかアニメでも海に流されている時には浮いている。密度は低いのかもしれない。原作では重いという設定くらいしかない。
・重いが本人は普通に投げつけており、リゾットチームのベンチに投げた際にはプリンプリンの目の前で刺さった。
・ゲームでは振りまわしたり、スライダーとして乗っていたり、刃物が付いていたり、大量のトゲが生えた状態で挟んできたり、お化けを出したりしている。
・番外編では弁当箱だったりビート板として使用されているビート板として使用されている
・貯金箱を繋いでいる鎖は上から外せるが、ピンチの際よく千切られている。素手で。
ゲーム関係
・GBA版ゲームの2までの2Pカラーは青髪・肌色であった。（3からは4人対戦が可能となった為2P～4Pカラーは旧2Pほど大きな違いはなくなり、渋い色が中心となった）
・ゲームでは必ずバーグ事を話しているか考えている。
・加入タイミングが遅い時は遅く、"バン王の危機を救え"に関してはラスボス前からの加入であった。ただし携帯ゲームだけに限れば2や3のリゾットの方が遅い。
・1～4までは移動スピードがそこそこ早いキャラであったが、Gでは移動スピードどころかB攻撃のスピードや必殺技の発動スピードまで落とされ全体的に動きの遅いキャラに調整された。ただしB攻撃の回数は3回から4回に増えた。その後発売されたDSでは全員のスピードが統一された。
・基本的な立ち絵は1の頃は目付きが鋭かったが、2からは優しい感じの目つきに修正された。ちなみにアニメや原作後半からの目付きもこちらに近い。
・1の彼を主人公にしたストーリーではコロッケに対して黒マントのフリをしていた理由が明らかになる。
・1の決勝戦でコロッケに負けた際の台詞が完全に強くなった弟を見て寂しくなる兄である。
・1で優勝した時に彼のみポーから命令口調で"願いをかなえなさい"と言われていない。（プリンプリンの場合だと大会中止で禁貨を貰えていない）
・1では黒マントの男同様に通常攻撃どころか必殺技も特に強い設定であった為、PS版では必殺技の威力を大幅に下げられた。スピードも半分以下にされたが、他の一部主人公キャラもバランス調整で全体的に弱くなっている。（ただし元々弱かったウスターやプリンプリンは強化されている）
・PS版ではCPUにした場合、棺桶に乗って滑ってぶつかってくる事が多い。物騒である。
・必殺技に原作で使用していたハンバーグーよりもゲームオリジナル技2種の方が多く必殺技に設定されている。（ハンバーグーはバーグ一族が揃うGのみ）
・必殺技として一番設定されているのは初期から使用していた赤き閃光ではなくシャドウブレイクである。（赤き閃光は4のみ必殺技ではなくサポートアタック技に設定された。技としてはどちらも皆勤している）
余談
・前髪は必ず片目が隠れた状態で描かれているため原作では両目の状態は不明だが（両目を描かれたと思ったら吹き出しで隠れていた事もある）、アニメではフカヒレとの戦いの回想で一度だけ両目が描かれている。前髪の位置は向く方向によって変わるが、真正面を向いた際は右目が隠れている。また、グッズやPS2/GC版のグラフィックは右で統一されている。
・手袋をしているが、ハンバーグーを使用した際は普通に燃えてなくなっている。また、服装がハンバーグーを使用するのに向いていない。
・原作では毎回脱落する際にコロッケに対してバーグの事を頼んでいる。
・師匠であるバーグを尊敬しているが、コロッケへの挑発に何度か悪く言っている。ちなみにバーグもコロッケにハンバーグーを習得させる為に変装をして悪人の芝居をしてメンチを割ろうとしている。修行時代に同じような事をされた可能性がある。
・コロッケに対して芝居をしている際、心の中では明らか様にコロッケを殺そうとしていた。ちなみにバーグも上記ではメンチを初めて見たかのような事を心の中で言っており、行動が師匠に似ている。ゲームではバーグに『敵を欺くには味方から』と教えられたと語っていた為、師匠の教えを忠実に守っているだけかもしれない。
・黒マントの男に刺された後にグランシェフ王国でリゾットと再会した際に記憶喪失の演技で『フォンドヴォーという名前を知らない』と言っているが、コロッケとの対戦時に『哀愁のコウモリ・フォンドヴォー』と名乗るという矛盾が生じている。しかし、リゾットはその事に気づいていない（聞こえていなかっただけかもしれないが）。アニメではこの矛盾が解消されている。
・メインメンバーの中では脱落するタイミングが特に速く、副将戦だった次の王様だ～れだ大会を除き全て１回戦などで脱落している。ただしその後は裏で活躍している。なお実力のあるバンカーであるが、表での戦いで勝った描写はない。
・２度に渡り死んだかのように脱落したが、どちらも運良く生きており、コロッケやリゾット同様に完全に死んだような状態になった事はない。
・復活時は必ず最初にリゾットと会っており、裏バンカーサバイバルからは一緒にいる事が多い。
・2度も復活しているせいか、2度目の復活時にはコロッケに驚かれなくなってしまった。（他のメンバーが壁と同化してしまった事もあるが）
・テトの事は『テトちゃん』と呼んでおり、テトからは『フォンドヴォーさん』と呼ばれている。また、テトをお姫様抱っこする事が多く、テトには優しくされている。
・同じ四獣士のモッツァレラには最初から怪しまれていたようで『胡散臭い』『ムッツリ顔』と称されている。ちなみに、2巻の表紙やゲームの通常の立ち絵などはとてもムッツリしている。
・元々はモブキャラとして描いていたので、作者も重要なキャラになるとは思っていなかった。また1話カラーでのそれらしき人物は容姿は似ているものの赤髪ではなく金髪であった。
・アニメでは親兄弟がおらず、バーグは親父や兄貴のような存在だと語っていた。（原作では不明）
・かなり大人っぽい雰囲気ではあるが年齢設定というものがない作品なので年齢は不明であるが、コロッケにおっちゃん呼ばわりされていたウスターとは違い呼ばれておらず、番外編のバンカー小学校ではウスターが先生役なのに対して生徒役である事からウスターよりは下だと思われる。
・身長は高い方であり、メインキャラの中では高い方のウスターより頭1個分以上高い。また、肩幅はウスターの２倍近く広い。
・コロッケの子孫であるハムが登場する番外編の未来の世界の漫画では似た人物が登場しない為、子孫が残っていない可能性がある。ちなみにキャベツに似た人物も登場していない。なお、コロッケの口から名前は出た。
・ゲームでは毎回出ているがアニメの出番は少なく、1年目はバンカーサバイバルで早く脱落していた関係で原作の話にしか出ておらず、1年目の最終回でグランシェフ王国に残ると宣言したのを最後にギャグコロ版ではOPのみの登場で本編には一切出ていない。喋っていた回数は104話中11話のみである。
・単行本の扉表紙で穿いているパンツはウスターと同じく縦じまのトランクスである事が判明した。
・公式ファンブックでリゾットやT-ボーン達同様『女性に人気がある』と明かされていた。
・発音の関係で『フォンドボー』という誤植が多い。ちなみに単行本の登場人物では『フォンドブォー』と誤植されていた事がある。また、アニメの声の出演部分では出演した11話中10話が『フォンド・ヴォー』と誤植されていた。（正しかったのは回想のみでの登場だった9話のみ）
・作中では語られていないが夢は『最強のバンカーになること』。何をもって最強かは不明であるが、ゲームを見る限りではバーグと対等に戦える力の事だと思われる。
関連イラスト
