BALOR CLUB WORLD WIDE
概要
本名は「ファーガル・デヴィット」。アイルランド出身。
イギリスのNWA UKハンマーロックでトレーニングし、2000年に18歳でデビューした。それから間もなく英連邦ヘビー級選手権で優勝、2002年にNWAのアイルランド支部を設立し所属した。
2005年、スカウトされ新日本プロレスのLA道場に入門、翌年に正式に新日に入団し来日すると、プリンス・デヴィットのリングネームを名乗り、ジュニアヘビー級のヤングライオンとしてデビュー。
ちなみにそのリングネームになった理由は、新日には本名を発音できる者が誰もおらず、アントニオ猪木の娘婿で後に新日の社長になるサイモン・ケリー猪木が名付けたのだという。
2008年、同じC.T.U.のメンバーだったブラック・プリンスこと田中稔と「プリンス・プリンス」を結成してIWGPジュニアタッグ王座を獲得、翌年には田口隆祐と組んだ「Apollo 55」でもタッグ王座を獲得した。
2010年、「BEST OF THE SUPER Jr.」で優勝、IWGPジュニアヘビー級王座も戴冠し、以降ジュニアヘビー級王座の常連となる傍ら、G1 CLIMAXにも出場を果たした。
2013年、カール・アンダーソン、バッドラック・ファレ、タマ・トンガとヒールユニット「BULLET CLUB」を結成、その初代リーダーとなる。
また翌2014年1月の飯伏幸太とのジュニアヘビー級王座戦で初めて、顔と体にペイントを施した。このペイントはWWEに所属してからも大一番の折には施し、その際は「デーモン・キング」と呼ばれている。
同年4月に新日を退団、7月にWWEと契約、そのファーム団体「NXT」に所属し、9月にフィン・ベイラー(初期はフィン・バロールと和訳されていた)の名でデビューする。
翌2015年7月のWWE Live日本公演にてケビン・オーエンズの持つNXT王座に挑戦し勝利した。以降、サモア・ジョーに敗れるまで同王座を292日間も保持し続けた(現在、歴代最長記録)。
2016年7月、昇格してRAWに所属、その翌月にはRAWに新設されたWWEユニバーサル王座を掛けてセス・ロリンズと対決して勝利、その初代王者となったがその試合中に肩を負傷したため王座を返上した。
得意技
代表的なフィニッシュ・ホールド。フランス語で「coup de grace」と書き、意味は「とどめの一撃」。技はいわゆるダイビング・フット・スタンプ。
フィニッシュホールドの一つ。旧名は、ブラディ・サンデー。ハーフハッチ式のDDT。
名前の由来は、アイルランド義勇軍がイギリスからの独立を目した「イースター蜂起」が起こった1916年から。
スリングブレイド
WWE所属になってから使用。相手の首に飛び付いて片腕を巻き付けて旋回、もう片方の腕で相手をリングに叩き落す技。棚橋弘至が技の元祖かと思いきやウィキペディアによると吉野正人らしい。
新日時代の名前はジョン・ウーであるが、有名映画監督の名前なのでWWEでは自主規制したようである。相手の腹部への低空ドロップキック。
ペレキック
相手の後頭部へのオーバーヘッドキック。
ノータッチ式トペ・コン・ヒーロ
関連動画
「Catch Your Breath (Remix)」 WWEでの入場曲。