有間都古とは、TYPE-MOONのビジュアルノベルスゲーム『月姫』の関連作品『MELTYBLOOD』シリーズに登場するキャラクターである。
「はー…、せいやぁーっ!!」
がいよう
遠野志貴は義妹である秋葉に呼び戻されるまでの8年間を有間家ですごしており、志貴にとってはもう一人の妹と言える存在である。
志貴の例にもれず、突然自分の兄として現れた彼にほぼ一目惚れ状態となり、「憧れのお兄ちゃん」と心中で慕う一方、そのための表現方法が分からず、結局は志貴の鳩尾に頭突きを食らわせて逃げていく日々を送っていた。そのため志貴からは、自分があまり懐かれていないのではと勘違いされている。
『MELTYBLOOD(以下、メルブラ)』では、志貴から聞いた断片的な近況を「お兄ちゃんは性悪な家族や周囲にいぢめられている」と拡大解釈し、そんな魔境から志貴を助けるべく遠野家に乗り込むことになる。
彼女の構想がまとまったのは『月姫』完成以後であり、『歌月十夜』でも志貴の回想に名前が出てくるだけだったため、同作の鬼さんと同様、本格的な登場は『メルブラ』まで無かった特殊なキャラでもある。
シリアスが常のTYPE-MOON世界において、完全なコメディリリーフ担当であり、スタッフのやらかし精神の体現化というべきものすごくはっちゃけたストーリーを展開してくれる。
容姿・性格
ゆるくウェーブのかかった長髪をリボンでツーサイドに纏めた、緑に光る目を持つ少女。
体格は年の割に小さい。
サイズの合わない真っ赤な華人服の上着にホットパンツ、上着の下には大きな星柄が付いたTシャツを身につけ、膝下まで丈のある紺のソックスを履いている。
性格は明るくハツラツとした元気娘だが、少々人見知りの気が抜けておらず恥ずかしがりやな一面も持つ。精神年齢は年相当というより、もう少し幼い印象を受ける。
のうりょく
なんちゃて八極拳
タタリによって大幅に増幅された戦闘能力を生かしての八極拳もどきを駆使して戦う。
本来は一撃必殺に特化した八極拳も、彼女の素人知識と旺盛な想像力がタタリに触発された結果、怒涛の攻めを可能にするまったく新しい拳法となってしまった。
本来の戦闘能力は極々普通の小学生の女の子であり、鬼の末裔である遠野一族の中でも、特に鬼の血が薄い家のため、それらに関連する特殊能力も持っていない。
その他
関連タグ
※え? 金髪の外人の兄ちゃん?
そういうのはここをさんしょうしてくださいませ。