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雫芽さりなの編集履歴

2018-06-15 23:47:44 バージョン

雫芽さりな

しずくめさりな

『魔法少女サイト』の登場キャラクター。

「魔法少女だからに決まってんだろうがッ…!!!」

「なるべく苦しみながら殺してやる…」

プロフィール

年齢14歳
誕生日4月25日(おうし座)
身長156cm
体重45kg
BMI18.5
血液型O型
出身地東京都
趣味・特技ショッピング、プリクラ、スポーツ、映画鑑賞
長所運動神経とスタイルがいい、友達思い
好きなものプール、炭酸飲料水、ドーナツ
苦手なもの勉強、コーヒー
CV山崎はるか

概要

主人公・朝霧彩をいじめていたグループの中心人物であるクラスメイトで、魔法少女の一人。

家族構成についてはあまり触れられていないが、姉の雫芽さきが登場している。

低い位置のツインテール(いわゆるしずかちゃんヘアだが、入院時は髪を一つにまとめており、私服時は髪を下ろしていることが多い)に八重歯とあるきっかけ(後述)でついてしまった首の傷跡が特徴の少女。

肌は色黒でも色白でもなく普通で艶があり、スタイルも良いため、よく高校生に間違えられるが、自分の八重歯が嫌いである。


彩のようなうじうじしてる人を見るとイライラしてしまう性悪な性格で、学校では親友の貝島えりか川野愛と共に常日頃から彩に対してひどいいじめを行っており、学校内でも評判の悪い不良生徒・荒井翔太とも親しい関係であったが、親友共々、クラスメイトの奴村露乃火本真からは軽蔑され、荒井を忌み嫌う一部の生徒からにも疎まれつつあった。

しかしその欠点さえ除けば、親友のことを大事に思う、姉御肌あふれる義理堅い少女であり、二人の親友以外のクラスメイトとも親しく、家族思いな一面もあり、(偶然とはいえ)潮井梨ナがステッキの力で姉の容姿をコピーしたことを良く思っておらず、「違和感ありすぎて気持ち悪い」と嫌がっている。


アニメで同人物を演じる山崎はるかは、エンディングテーマ「ゼンゼントモダチ」も担当している。


ステッキ

形状ヨーヨー
紋章Φ
能力どんなものでも切り裂く
サイト管理人

ステッキの使用で出血する部分は両耳、髪はオレンジに近い黄色に染まる。


来歴

いじめの報い

魔法少女サイトと出会った彩が学校の下駄箱に入っていたステッキを手にしたその日、彼女が密かに可愛がっていた子猫を殺し、荒井に彩をレイプするよう仕向けるも、子猫を踏切内に放り込んで事故死させた張本人のえりかが荒井諸とも彩のステッキの力で子猫が亡くなった同じ踏切内に瞬間移動し、そのまま電車に撥ねられ、無惨な事故死を遂げてしまう。


事故現場に駆けつけ、その惨状を目の当たりにしたさりなと愛は一人の親友と慕っていた先輩を踏切事故で亡くしたショックで悲痛の涙を流すが、元々荒井は校内でも評判の悪い札付きの不良で、さりな達グループ以外の殆どの生徒達から毛嫌いされていたために一部の生徒は悲しむどころか、「どっちにしろDQNだから死んでもよかった」などと平然と笑い飛ばし、荒井とえりかが事故死したことを陰で喜んでいた。

その後、愛が「やりすぎだ」と止めに入ろうとする程の怒りのままにカッターナイフを取り出してまで執拗に彩を疑うが、ステッキの力で時を止めた奴村に持っていたカッターを取られ、それで首をかっ切られてしまい、「不慮の事故」として病院に運ばれて以来、首に傷跡が残った。


復讐に燃える後継者

入院先の病院で見舞いに来てくれたはずの姉と瓜二つの容姿で昏睡状態の梨ナを偶然発見し、サイト管理人との出会いを経て、魔法少女の秘密や彩と奴村の魔法が親友の死と自分の首の傷に関係していることを知る。

梨ナに代わる「魔法少女狩り(マジカルハンター)」の後継者として、漆からヨーヨー型ステッキを託されると同時にテンペストの脅威を知り、彩と奴村に復讐するべく、魔法少女になることを決意。


退院後、復学同日に転校してきた元人気アイドルにして魔法少女の穴沢虹海が自分と同じように親友を亡くし、梨ナに強い殺意を抱いてることを知り、“復讐に燃える同志”として梨ナに関する情報を虹海に教え、彩と奴村への復讐を企む。

執拗に二人の命を狙うさりなだが、奴村からは「自業自得」、「朝霧さんを散々いじめてたあんた達が悪い」等と罵倒されたことから、自身の怒り任せの魔法で奴村の自宅マンションを崩落させ、甚大な被害を出してしまう。危うく自身も瓦礫の下敷きになりかけるが、その寸前に彩がステッキの力でさりなを教室に瞬間移動させたことにより、難を逃れた。


管理人の凶弾

満身創痍で涙を流しながらも自身に強く反発してきた彩に命を救われたことに強く戸惑いつつも、崩落したマンションの跡地から彩と奴村のステッキ(さりなが回収したのは彩の拳銃型、奴村のスマホ型、シャーペン型、魔法を別の場所で使えるライター型ステッキの計4つ)を回収したその後、偶然遭遇した漆にテンペストの脅威が記載されたページにある、“より多くのステッキを使用した者のみをテンペストから回避させ、生かしてくれる”に関して、「ステッキを使えば使うほど寿命が減るのに、ステッキを多く使えばテンペストから生かしてくれるのはおかしい」と追求するが漆の凶弾に倒れ、絶命。
















「朝霧… 借りは返したぞ…」


………………したと思いきや、さりなは1分間だけ時間を戻すステッキを持つ魔法少女・禍沼アリスによって命を救われ、九死に一生を得ていた。


アリスとの出会い

上記のマンション崩落事故を魔法少女の仕業に違いないと踏んで現場に出向き、その跡地からステッキを回収するさりなの姿を見つけ尾行し、彼女が漆に殺されステッキを奪われる一部始終を目の当たりにしたアリスは、自身のステッキの力でさりなが漆に殺される前の時間に戻して彼女と対面し、「このままサイト管理人と遭遇すれば殺され、持っているステッキを全て奪われる」と教えたことで、さりなはアリスに命を救われたのだった。

それ以来、黒マントを纏った姿でアリスと行動を共にし、雨谷小雨が発案したサイト管理人捕獲計画に協力する魔法少女の一人となり、水面下で動いていた。


自分が今までいじめてきた彩に強く反発されながらも、彼女に命を救われたのがきっかけで心境が変化したのか、以前と比べると性格や表情がどことなく丸くなっており、感情的になってすぐ行動に移してしまうところも落ち着いた様子である。

サイト管理人強襲時は(本人曰く「借りを返すため」)、彩のステッキを使って満身創痍の彩や奴村達を漆の猛攻から救った。虹海の急逝及び朝霧要の失踪後、虹海の死を受け入れられず、一人悲しみに暮れる彩の前に現れ、拳銃型ステッキを返して叱咤し、諸悪の権化である魔法少女サイトを共に討とうと共闘を持ちかけるが、仲間全員のステッキを預り、管理人に自分以外の魔法少女を解放してほしいと交渉を持ちかけてまで全てを背負い込もうとした彩に対し、「優しさだけでは誰も救えない」と叱責した。


その後は奴村や梨ナにもそれぞれスマホ型と杖型ステッキを返しているが、彩や奴村に対してはまだ恨みを抱いているらしく、彩に対しても彼女のことは仲間と思っていないと言ったり、奴村にも「死ぬ間際までコキ使って、あたしがトドメを刺す」と宣言している。

また、いじめの加害者だったためか、都市伝説でステッキの存在を知り、アリスと同じ魔法少女サイトと出会った住倉湯華が元親友をはじめとする同じ学校の女子達から集団無視やひどいいじめを受け、Twitterの裏アカでかつての彩と同じように毎日死ぬことばかりを考えて呟くツイートを見て、いじめの被害者だった彩と共に複雑な表情を見せていた。


「討つぞ 魔法少女サイトを…!!」


関係者

  • 貝島えりか

彩をいじめていた女子グループの一人。金髪のセミロングヘアの一部をシュシュで右側に結んだサイドテールで、縞ニーソを履いた少女。

さりなと共に積極的に彩をいじめ、荒井に彩をレイプするよう仕向けて追いつめるが、彩が初めて使ったステッキによる瞬間移動で踏切内に飛ばされた挙げ句、荒井諸とも電車に撥ねられ、死亡(7月10日没)。

しかもその事故現場となった踏切は、彩が密かに可愛がっていた子猫をえりかが殺害した踏切と同じ場所であり、皮肉にも自身が殺した子猫と同じ現場で事故死を遂げるという自業自得の最期であった。

ちなみにアニメで同人物を演じる喜多村英梨は、彼女の中の人である。


  • 川野愛

彩をいじめていた女子グループの一人。キャラメルブラウンの髪を左側で輪っか状にまとめている少女。

いじめにこそ積極的だが、さりなやえりかと比べるとある程度の良識を持ち合わせており、さりなが凶器を取り出して怒り任せに彩を疑い、事故の真相を聞き出そうとした際はやりすぎだと止めようとした。

自分の親友達が立て続けに不運な事故に遭ってからは一転、自分も酷い目に遭うことを恐れて彩に強い恐怖心を抱き、怯えるようになるが、さりなが失踪したその後の動向については描かれていない。


  • 荒井翔太

さりな達グループの一年上の先輩(3年A組在籍)。彼女達からは「翔太先輩」と呼び慕われており、三人の中でも特にえりかと親しい仲だった。

さりな達に彩をレイプするよう指示され、えりかと共に追いつめるが、彩のステッキによる瞬間移動でえりか諸とも電車に撥ねられ、死亡。

しかし校内での評判は非常に悪く、生前にあまりにも悪名を轟かせていたためか、さりな達グループ以外の殆どの生徒達から忌み嫌われていた他、さりな達も周囲から密かに疎まれつつあったことから、一部の生徒は事故死した荒井とえりかを陰で嘲笑い、二人が死んだことを喜んでいた。

所謂、『DEATHNOTE』における渋井丸拓男(シブタク)のような存在にあたるが、主人公と同じ学校の生徒・電車による事故死・死んだにも関わらず、一部から嘲笑われているといった点はドラマ版オリジナルの佐古田源武と共通している。


  • 雫芽さき

さりなの姉。粗暴な妹とは異なり、穏やかで物腰柔らかく、妹思いな性格。

梨ナが他の魔法少女から奪った容姿をコピーするカメラ型ステッキで自分の容姿をコピーされたことには気付いておらず(梨ナ曰く「モテオーラの出ていた女を適当に選んだ」)、首の傷で入院した妹のさりなの見舞いで病院を訪れた際、当時昏睡状態だった梨ナもさりなと同じ病院に入院していたため、周囲から梨ナと間違えられていた。しかし、さりなが失踪したその後の動向については描かれていない。


関連イラスト

茜屋さんあやっぴーとさりにゃん


関連タグ

魔法少女サイト

魔法少女/魔法少女狩り アンチヒロイン/ライバルヒロイン/ヒドイン いじめっ子 復讐鬼 光落ち 雫芽さりな生誕祭

朝霧彩 奴村露乃 潮井梨ナ 穴沢虹海 禍沼アリス 

燐賀紗雪:自身と同じく斬撃系ステッキを持つ魔法少女。

朝霧要:表向きは善良な優等生だが、裏では妹の彩に虐待を繰り返す卑劣な人物。結果的に自業自得の報いを受けるが、こちらはさりなと真逆の完全なクズである。

蜜白メリッサ麻衣奈:第2部におけるいじめの首謀格であり、帰国子女の少女。彼女もまた、主人公にタチの悪いいじめを仕掛けている。


鞘野楓:初登場時はいじめっ子だったが、中盤から味方になる点が共通しているが、こちらは完全な悪意からいじめを行っていたさりなとは反対に脅されて仕方なくいじめを行っていた(ただし、主人公側についていながら仲間ではないと語るところはパラサイト・M(マジカル)と共通している)。

佐倉杏子:赤髪、八重歯繋がりの魔法少女。

スノーホワイト:同じく心に闇を抱えた魔法少女狩り(こちらの読みにルビは無く、直接「まほうしょうじょがり」)。

五條レイナ:下の名前の響きが若干似ている他、髪型及びヒドインである点が共通している。


※以下、ネタバレ注意!!













アリスが発案したサイト管理人奇襲作戦では、自身のヨーヨー型ステッキと梨ナの杖型ステッキによる連携でサイト管理人・弐を仕留めることに成功したものの、奇襲作戦第二弾において、その作戦を漆に感付かれてしまったことにより、梨ナと共にサイト管理人・拾に苦戦を強いられてしまう。


また、さりなはアリスが何か別の目的を持っていることを密かに察する様子を見せていたが、拾の猛攻で虫の息となる中、アリスは自分のステッキを使うことなく忽然と姿を消していた。


第2部24話(通算第79話)話以降のネタバレ注意!!









魔法少女サイトやステッキによる不審な事故や事件が頻発してから時が流れ…、








テンペストがあと10日と迫っていたある夜、おかめのサイト管理人・に追われながらもステッキで一刀両断したのは…、管理人・拾による猛攻で生死不明状態にあった、あのさりなだった…!!

燐賀紗雪と共に管理人・拾肆に深手を負わされ、窮地に陥っていた滝口あさひも復活を果たし、さりなと行動を共にしていた。

さりなはどんなに斬られても無数に分裂できる捌に臆することなくステッキで立ちはだかり、偶然現場に遭遇して捌に襲われそうになった女性の窮地を救ったあさひは高速移動で細切れとなった管理人から「本体」を見つけ出し、それをさりなが切り裂くことで二人は捌を撃破することに見事成功する。


そして、小雨やステッキの使い過ぎで生死不明状態であった清春、拾に抹殺された梨ナも復活し、梨ナはあさひと共に拾肆に深手を負わされた紗雪と協力して拾肆を撃破した。


さりな達が管理人の猛攻から助かった詳しい経緯やステッキの使用で寿命を使い果たした奴村、拾肆に抹殺されたみかり、そして裏切り者とされるアリスの消息に関してはまだ明らかになっていないが、“寿命の増やし方”を突き止めた彩によって窮地を救われたらしく、特にさりなはマンション崩落や管理人の猛攻と、二度も自分を救ってくれた彩のためにも彼女に救われた命を無駄にしようとせず、管理人への宣戦布告をするのだった。


「やられっぱなしじゃ、いられねーんだよ。二度も…あいつに救われたこの命、てめーらなんかに奪わせやしねぇ!!!」

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