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スーパーマリオメーカーの編集履歴

2018-09-29 02:30:02 バージョン

スーパーマリオメーカー

すーぱーまりおめーかー

WiiU・3DSソフト。WiiU版は2015年9月10日発売。ニンテンドー3DS版は2016年12月1日発売。

概要

「スーパーマリオブラザーズ」発売30周年として発売された、スーパーマリオのステージを自作して遊ぶクリエイトゲーム。

作成したステージはインターネットに接続して「世界のコース」に投稿することで世界中のプレイヤーとシェアすることができる。

小ネタ満載なヘンテココースに、上級者向けの激ムズコース、他作品のステージを再現したパロディコースなど、

今日この時この瞬間も、世界中のマリオ職人の手によるバラエティ豊かなコースが増え続けている。


2016年12月1日には「スーパーマリオメーカーforニンテンドー3DS」が発売。

WiiU版と異なり、後述の「キャラマリオ」が使えない他にネットワークにコースが投稿できない。

その代わり「すれ違い通信」とローカル通信でコース交換ができる。ネット接続でもコースをダウンロードできるが、「おすすめコース」のみでコースIDによる検索はできない。

そのかわり「ましこ」と「ヤマムラ」による作成チュートリアルがある。

既にWiiU版を持っている人にとってはあまり利点がないかもしれない。


つくる

作り方はいたって簡単。

GamePadをタッチしてブロックや土管、クリボーなどの敵キャラクターを配置するだけ。

キラー砲台にコインやアイテムを発射させたり、パックンに羽を付けて空を飛ばせたり、原作ではありえなかった仕掛けも作れる。

ゲームスキンを変更することで、マリオのアクションや敵キャラの見た目もデザインに合わせて変化することができ、スキンの特徴を利用したコース作りも楽しめる。

ゲームスキン

これらは原作の仕様を概ね再現しているが、異なっている部分もある。


おなじみのドットマリオ。

このスキンに限り後述のキャラマリオが使用できる。また、やけに細いキノコ「ガリガリキノコ」も使える。このガリガリキノコを取ると妙にガリガリで等身が高いマリオになる。元々はバグでやせ細ったマリオができてしまうも、見た目の面白さから採用したという。初期の作品のスキンなので物が持てないなど機能が少ない。同じ仕様だが、グラフィックが違う「2」のスキンは無い。

オトアソビで設定できるボス曲はスーパーマリオブラザーズ3のマップに登場するハンマーブロスもしくは二人プレイ時マリオとルイージのバトル曲。これはオリジナル版にはボス曲が存在しない為。

水中ではオリジナルと異なり穴に吸い寄せられるギミックが削除されている。


しっぽマリオに変身して、ダッシュで勢いをつけて空を飛ぼう。

オリジナル版と異なりゴールパネルのストック(ゴールパネルには新たに1UPが追加)・マップで使えたアイテムストック・カエルスーツ・タヌキスーツ・ハンマースーツ等の3特有のアイテム・草原や砂漠といった特定ワールドのステージスキンは無い。

飛行船ステージは乗り込むシーンはないが、パーツの使い方で近い形で再現できる。戦車ステージのパーツはないが、同じくパーツとオートスクロールの使い方で近い物が作れる。ただし、戦艦ステージは再現できない所がある。

ご存知ヨッシーが初登場。

半永久的に空を飛べるマントマリオやスピンジャンプ、物を上に投げたりと本作ならではの要素が多い。レンガブロックがクルクルブロックになっている。

オリジナル版のアイテムストックやドラゴンコイン等は無い。

CGになったNewのマリオ。

スピンで高くジャンプできるプロペラマリオに、Newスーパーマリオブラザーズから使えるカベキックが可能。

キャラマリオ

スーパーマリオブラザーズのデザインを使用する場合、条件を満たすか対応amiiboを使う事によって外見や効果音が変わる『?キノコ』を取る事で変身するキャラマリオがある。

スマブラ3DS/WiiUのamiibo参戦キャラがほとんど登場できたり、?ブロックになる・クリボーになる等ユニークなものが多数ふくまれている。能力はすべて同じ。

スーパーマリオブラザーズとしては前代未聞の「ロックマン」「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」「パックマン」が他社ゲストキャラとして登場。ただし、外観のみである為にそれぞれのオリジナル版の要素は再現されていない(ロックバスター・スピンジャンプで敵を倒す)。


地形スキン

地形スキンによる機能の違いは少ないが雰囲気を大きく変えることができる。

  • 地上 最もオーソドックスなコース
  • 地底 ゲームスキンによってはSEが少し響く
  • 水中 Bボタンで泳げる
  • お化け屋敷 初代と3には無いスキンである為、この二つは新規にBGMと共に用意された。
  • 飛行船 上下にゆっくりと画面が揺れている。初代とワールドは新規。
  • 城 斧に触れるとゴールとなる。初代とU以外でもこれに統一された。

オトアソビ

オトアソビのアイコンをコース内に設置すると、マリオがそれに触れたときにネコパンチ、ディスコ、正解チャイム、不正解ブザー、ボーナス面BGMに変更、歓声、花火、BGM消去など、様々な演出が入る。単なる演出としてだけでなくヒントを与えたりもできる。


あそぶ

10人マリオチャレンジ

本作収録のサンプルコースを10人のマリオ(残機)で挑戦。

オフラインでもプレイできる。

世界のコース

インターネットに接続して、世界中から投稿されたコースを楽しむ。

以下は「世界のコース」でプレイ可能なモード。

100人マリオチャレンジ

ランダムで選ばれたコースを100人のマリオ(残機)で挑戦。

「どうしてもクリアできない!」というときは、-ボタンを長押しするかGamePadの画面をスライドすることでパスできる。

コースをさがす

ランキングや新着コースから、遊びたいコースを探して遊ぶ。

  • 注目コース

いいね!を1つでも獲得しているコースがランダムで表示される。難易度別の表示も可能。

  • いいね!ランキング

プレイ人数が100人以上のコースのうち、いいね率が高いコース上位100位までが表示される。

なお、画面に表示されているプレイ人数は同じ人が複数回プレイした場合に重複カウントしているので正確な人数ではない。国内のみや難易度別の表示も可能。

  • 新着コース

投稿されたばかりのコースがランダムで表示される。日時順に表示されているわけではない。

職人をさがす

その名のとおり。

お気に入りの職人を登録すれば、その職人の新作コースを探す手間もなくすぐに遊べる。

イベントコース

コラボ企画などで実現した特別なコースがプレイできる。

ゲームセンターCX」の有野課長のオリジナルコースに、

連載25周年を迎えた「スーパーマリオくん」のスペシャルコースなどがプレイできる。


余談

  • 小ネタ

『世界のコース』のモードに移動した際などの『読み込み中』の表示に、同じマリオシリーズのツールゲーム『マリオアーティストポリゴンスタジオ』(64DD・非売品)の面影が見受けられる。

この作品のスタッフには、故・岩田聡氏(4代目社長)がエグゼクティブ・プロデューサーとしてクレジットされている。任天堂の対応には感謝するばかりだ。


  • 音楽コース

音符ブロックを振るとオレンジがかった色になり、この上に敵やアイテムを置くと、置いたものによって様々な音色が鳴る。さらに、音符ブロックのある高さによって音の高さが変わる。

強制スクロールなどでマリオの進む速度を一定にすると、決まったタイミングで音を出すことができる。オトアソビのBGM消去を使ったうえでこの音符ブロックを並べることによって音楽を演奏することが可能。

しかし敵とアイテムを100個ずつしか設置できないことや、近い高さの音を配置するのが難しいこと、敵やアイテムの移動パターンも考慮しなければならないこと、音の鳴るタイミングは調節できるが長さは調節できないこと、マリオの動線を確保しなければならないことなどがネックとなって、名曲を作るには様々な困難が待ち受けている。


  • サムネイル絵

コース選択画面ではコース全体の縮小画像がサムネイルで表示される。これを利用して絵を描くことが可能。もちろん絵を描くためのソフトではないので使えない色があったりパーツに個数制限があったりと制約が多い。


  • 改造マリオ

これまでスーパーマリオブラザーズシリーズのステージエディット機能は長らく待ち望まれていたが、

公式では登場せずに個人レベルで非公式かつ非合法の限りなく黒に近い手段である方法でされてきた歴史がある。

古くはファミコンディスクシステムを利用した非公式プログラム改竄ツールを用いて

改造されていた事や、近年においてはPCでROMを吸い出して改造かつエミュレータ等で動かすといった方法があった。

基本的にそれらは動画サイトで改造マリオとして紹介され目にする事が多くはなったのだが、

やはり違法スレスレな性格があったのは否めない。

しかし、任天堂公式のスーパーマリオメーカーの登場で改造マリオの法的問題のクリアや

製作の敷居が下がり誰でも自分だけのステージを作れて公開できるようになったのである。

これにより、非合法とされてきた改造マリオのステージを再現する者も現れ、その中の代表作の一つである『自作の改造マリオを友人にプレイさせる(通称:友人マリオ)』を再現した猛者もいる。


なお、プレイヤーが操作をしなくてもコースクリアが出来る、通称『全自動マリオ』は

スーパーマリオメーカーでも作る事が可能となっている。なんとこの全自動マリオはカテゴリとして公式化している。



一部のプレイヤー達は一瞬「あれ?なぜ?マーク?」「MADかこれ?」「釣りじゃねーの?」などと思いがちだが、正真正銘のDLCとして配信される。

乱闘中にコース作りしたり、このステージを選ぶ度にステージ地形が変わるなど、本編を彷彿するようなステージになっている。これのみスーパーマリオメーカーに無いはずのパーツが出てくる。

  • 「笑ってはいけない」電撃参戦

2015年末に放送された「絶対に笑ってはいけない名探偵24時」にミッションとして登場。

ロケ用に作られたコースをメンバー五人で交代しながらプレイ。が、初歩的ミスの連発で「アウト」も続出、

コースを進めていった挙句に、田中(ココリコ)がタイキックを受けてしまう。

(レンガブロックで「田中タイキック」と書かれていた。また、クリアできたかは1月1日現在、不明である。)

放送前に何も報じられなかったため、まさに「電撃参戦」であった。

放送時にはいくつかあからさまな分岐点と見られる箇所が見受けられたが、

実際のコースではそれらがどのようになっているかまでは明らかになっていない。

再現を試みた者もいるが、当然ながら放送された「田中タイキック」に進むルートまでしか再現できていないようだ。

また、「田中タイキック」の場所は出口からして強制的にミスになるオチである事は判明している。

イベントコースとしての公式配信が待たれるところであったが、特にそのようなコラボしたイベントコースは結局は行われなかった。


  • ちょっとした注意点

WiiU版でステージを投稿する際、仕様上、Miiverseのアカウントが必要となる。


これだけでは特に手続きを済ませるくらいで済むのだが、向こうには様々な”利用規約”が存在する。

マリオメーカー内で投稿すれば、向こう側にも自動的に投稿されるため、実質的にMiiverseの投稿としても扱われる。


そのため、向こうで何度か問題を起こして、一定期間BANされた場合、解除されるまで、暫く投稿が出来なくなってしまう。

また、ステージの名前などに問題があった場合(暴力的、暴言、卑猥な内容)も同様に処される。


“無期限制限“だとそのアカウントでは投稿が出来なくなり、最も重い“本体制限(永久BAN)“を受けると、そのWiiu本体では投稿そのものが行えなくなり、他のアカウントでどれだけ苦労して作っても投稿出来ず、自己満足作品となり果てることとなる。

そのため、特にまだ(精神的にも)幼いお子様等と一緒に遊んでいる方は、くれぐれも注意してほしい。


因みに、2017年11月8日にMiiverseのサービスが終了するとの事だが、コースの投稿は引き続き可能との事らしい。

詳細はこちらを参照されたし。

『Miiverse』サービス終了のお知らせ(公式サイト)


関連イラスト

作って!遊んで!みんなでマリオ!スーパーマリオ苦しメーカー

リンク

スーパーマリオメーカー-公式HP

(同)遊び方ガイド-オンライン取扱説明書。「ゲームを作った人」に、岩田聡氏の名が載せられている。

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