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ソニック・ザ・ヘッジホッグ

そにっくざへっじほっぐ

『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』はセガゲームスのマスコットキャラクター、及び発売しているゲームシリーズの名称。 当項目ではキャラクターとしてのソニックを記述する。
目次 [非表示]

「オレはオレさ。冒険好きのただのハリネズミ…ソニック・ザ・ヘッジホッグさ!」


曖昧さ回避


概要

任天堂の象徴的キャラクターであるマリオに対抗しうるマスコットとして生み出されたキャラクターで、「史上最速のハリネズミ」の異名を持つ。


日本国内ではその目的は達成出来ず、知名度もそこそこに留まったものの、海外では現在でも絶大な人気と知名度を誇るキャラクターであり、ゲームのみならず、CMのゲスト出演やキャラクターグッズ・コミック・など、文字通り止まる所を知らず、「COOL」をテーマに正義のヒーローとして世界中の子供たちに確固たる地位を築いている。ディズニー映画『シュガー・ラッシュ』でもゲームキャラクターの掟を説明する解説役として登場し、続編の『シュガー・ラッシュ:オンライン』でもちょい役で引き続き出演した。


ギネス・ワールド・レコーズ『ゲーム史上最も有名なキャラクターTOP50』でも10位に選ばれていたり、Archie社より出版されていたアメコミが『最も長く続いたビデオゲーム原作の漫画』として認定されている事や、後述の新発見した遺伝子に彼にちなんだ名前が命名されるなど、その世界的人気の高さを窺い知ることができ、国内でもセガの代名詞という立場を確固たるものとし、他のセガゲームス製ゲーム作品にゲストやカメオ出演している。


現在、任天堂のマリオとはオリンピックゲームスマブラシリーズで共演するようになっており、マリオだけではなく、『ソニックロストワールド』ではヨッシーリンクとのコラボが実現し、リンクに関しては彼とお揃いの勇者の服を着用してごまだれも披露している。



なおソニックのデザインは大まかに2種類で分けられ、旧来のメガドライブ時代のものをクラシックソニック、1998年の『アドベンチャー』以降に変更された現行のデザインをモダンソニックと区分し、『ソニックジェネレーションズ』『ソニックフォース』では両方のソニックが共演を果たしている。

また2014年からアニメを主軸とした別系統のブランドシリーズ『ソニックトゥーン(SONIC BOOM)』でもまた異なったデザインで登場しており、こちらはファンからブムソニ(ブームソニック)と呼ばれ、生誕25周年では3人のソニックが集結した公式イラストが公開された。


プロフィール

本名ソニック・ザ・ヘッジホッグ
英名Sonic the Hedgehog
通称ソニック
種別ハリネズミ
性別
年齢15歳(注)
身長100cm
体重35kg
好きなもの自由気まま・冒険チリドッグ
嫌いなもの曲がったこと・退屈

(年齢について:2022年にソニックを含む全キャラクターの公式プロフィールページから年齢の項目が削除された。 以降も公式から触れられることはなく、2023年現在厳密には彼らは年齢不詳である)


性格

自由であることを好み、どのような困難を前にしても揺らぐことのない自信を持つちょっとすごいハリネズミだが、束縛されるのが大嫌いで、狭い場所や水中など思うがままに走れない所も嫌う。


その性格から生意気に思われるかもしれないが、困っている人を見ると放っておけない優しい一面を持ち、多くの仲間からも信頼されている。アニメ『ソニックX』やWiiで発売された絵本シリーズではその優しい部分が細かく、より掘り下げて描写された。


たとえ宿敵のDr.エッグマンであろうとも、基本的にはわけ隔てなく付き合い、それどころか「敵同士なりに」ある種の信頼感を持っている描写がたびたび見られ、アニメの『ソニックX』『ソニックトゥーン』では、敵同士と言うよりも立場を超えた悪友・ケンカ友達とも言うべきイメージに仕上がっている。


OVA版では少し背伸びした口調だったが、『アドベンチャー』以降は英語交じりに話す癖があり、たびたび会話の中で単語が飛び出す。これはゲームでフルボイス化した際に付与された後付設定だが、声優の金丸淳一が英会話の教師資格も持つ実績から発音が流暢なのも手伝い、キャラ付けとしても上手く成功している。


好物・趣味

チリドッグが好物でその情熱は強く、アーサー王やタイムイーターが現れてチリドッグが吹っ飛ばされると、目先の敵よりまずチリドッグの方を心配したり、無くしてしまうと本気で落ち込んでしまうほど。

アニメ『ソニックトゥーン』ではメイバーガーという店のハンバーガーをよく食べているが、チリドッグもよく食べており、話の随所でよく登場する。


彼の趣味として、「暇つぶしがてらにエッグマンの悪巧みを阻止」し、「DJを嗜み、ロックやユーロビートのような速いテンポの音楽が好きで、自分にとってご機嫌なDJMIX(メドレー)を作っている」とされるが、後者の設定はあまり昨今のゲーム本編では登場せず、公式イラストで時折見かける程度に留まっている。


能力

音速の脚

ソニックの代名詞であり、一部の海外コミック版では瞬間的にマッハに達すると言われていた。

『アドベンチャー』以降では能力が強化されたようで、ブースト能力の他、後述の変身を行わずともライトダッシュ等によって瞬間的に光速に到達する事もあるらしい。

この走る能力はソニックの生まれ持ったものとされているが、昔は「特殊なトレーニングマシンによる猛特訓で習得した」と描写された媒体も存在する。

ちなみにソニックXソニックヒーローズでは後ろ向きで走ったこともあるが、それでも速い。


スピンアタック・スピンダッシュ

ハリネズミが身を守る様に丸まりながら高速回転し、相手を攻撃する代表的な技。

スピンダッシュはブースト能力の登場により押され気味だが、『ロストワールド』や『ファイアー&アイス』のように活躍する作品もあり、ソニックの代表的な技である事に変わりはない。

派生技に「ホーミングアタック」「ドロップダッシュ」がある。

因みに視界に関しては本人曰く「勘」とのこと。


ブースト

周囲に衝撃波を出しながら、目にも止まらない超高速で走行する。似たような能力は以前からいくつかあったが、「任意に発動して、衝撃波を放ちながらレースゲームのように走行する」のは、『ソニックラッシュ』になってから。

据置機作品では『ソニックワールドアドベンチャー』から登場し、その圧倒的なスピード感は国内外から賞賛を持って迎え入れられた。『ソニックカラーズ』ではカラーパワーの一種(後述)として、ホワイトウィスプの力を借りて発動する「ホワイト・ブースト」があり、能力自体は一緒だが、使用中は衝撃波が虹色に輝く。

ソニックジェネレーションズ』ではクラシックソニックにブースト能力を披露し、後にわずかではあるが成功させているシーンが描かれた。


カラーパワー

ソニックカラーズ』から登場した能力で、ウィスプと呼ばれる宇宙人の力を借り、発動時にはどこからか聞こえる野太い掛け声(シアンウィスプの能力を発動した際は「レーザー!」と、そのまんまなボイス演出が流れる)と共に、ウィスプそれぞれの固有能力を一時的に使うことができる。

なおウィスプの力はソニック限定ではなく、『ソニックランナーズ』や『ソニックフォース』『チームソニックレーシング』で見られるように、パワーさえもらえれば誰でも扱える模様。

詳細は『ウィスプ』の項目を参照。


運転・操縦

走るだけではなく乗り物の操縦技術にも優れ、スケボーから車まで難なく乗りこなす。

テイルスが使っている複葉飛行機のトルネード号は、元々はソニックの所有物だったものをテイルスへと譲ったもの(機体に「SONIC」と書かれているのはその名残で、アニメ『ソニックX』では停めていたトルネード号をテイルスが勝手に改造しているシーンがあり、ソニックとテイルスが初めて知り合うきっかけになった)。

レーシングゲームでもその能力を遺憾なく発揮し、『ソニックライダーズ』ではスケボー型の乗り物「エクストリームギア」をオープニングムービーの時点で即座に使いこなし、『ソニックドリフト』シリーズ、『ソニック&セガオールスターレーシング』『チームソニックレーシング』ではスポーツオープンカーに乗って登場している。


よく「乗るよりも自分で走ったほうが速い」と(ファンやネット上からは)突っ込まれる事が多々あるが、『チームソニックレーシング』ではあえて車に乗った理由をストーリーで語っている。


変身能力

スーパーソニック

□■

「決めてやる!」


『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』から登場した代表的な変身で、7つのカオスエメラルドの力で全身が金色、赤目に変化し、亜光速で宇宙空間などを飛行可能。

物語の終盤や真のラスボス戦などで変身することが多いが、『ソニック3』や『ワールドアドベンチャー』では冒頭から変身し、後者は宇宙艦隊を次々に撃破しながらエッグマンを追い詰めている。


ハイパーソニック

ハイパーソニック


『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3&ナックルズ』で登場し、スーパーエメラルド(スーパーカオスエメラルド)の力で全身が白を中心とした虹色に輝き、残像を発するほどの高速飛行と、周囲の敵を爆発で全滅させる能力を持つ。


ダークスパインソニック

ダークスパインソニック

「あいつを止めなきゃ……!」


ソニックと秘密のリング』の終盤にて、3つの世界リングと、胸に刺さっていた裁きの炎の力を取り込んで変身し、赤いオーラを発した紺色と白いアクセントラインの体と裸手足、白目を剥いているという凶悪な姿になった。

口調も攻撃的で威圧感があるが、後述のダークソニックとは違い、本の世界を救う一心から偶発的に変身したものなので、心の底は普段の優しいソニックと変わらない。


ソニック・ザ・ウェアホッグ

ミ,,・ω・ミ ウェアーン

「こりゃ……面倒な事になっちまったなぁ……」


ソニックワールドアドベンチャー』で登場し、エッグマンによって割られてしまった星(地球)の核から現れた超巨大エネルギー生命体「ダークガイア」の影響を受けてしまい、夜には狼のような外見に変身する形態。

声も変わっているし、「ウェアホッグ」と本編中では言われておらず、あくまでも公式名称のもので、伸縮し強大なパワーを持った腕や、スパイクの付いた靴で攻撃するが、音速の脚は失われてしまう。なおこの姿でエミーと会った際は別人と間違われてしまい、その事にショックを受けて凹んでしまった。


ファンからの人気は高く「もふもふ」と呼ばれ、国内外問わず、ハロウィンの時期になると二次創作でよく描かれるようになった。


エクスカリバーソニック

エクスカリバーソニック

「これで……終わりだ……」


ソニックと暗黒の騎士』で「黄泉の女王」の企みを阻止するために、失われた聖剣の光と3つの聖具の力で全身を黄金の鎧で纏い、大聖剣「エクスカリバー」を携えた騎士に変身する。

スーパーソニックのように空中飛行も可能で、変身シーンはシリーズで最も気合が入っている。



ダークソニック

Heart break

「クリスに……何をした……」


ソニックX』の2期にて、仲間を傷つけられた事による怒りと憎しみによりカオスエメラルドの力を引き出した「ダークスーパーソニック」とも呼ばれるスーパーソニックの亜種形態。禍々しいオーラを纏い、全身が黒く白目を剥いた姿で、ブラック・ナルキッソスが用意したロボット達を一瞬で粉砕するほどの強大な力を持つが、非常に攻撃的になる。


くしゃみ

かつては「ソニックは身の危険を感じるとくしゃみをする」という設定があった。近年では使われなくなったが、『ソニックと秘密のリング』では風邪気味でくしゃみをする珍しいシーンが描かれている。


弱点

プロフィールの項目の通り退屈な事と水が苦手で、水が苦手なのは「走れない場所だから」ということが大きい。ゲームでも制御がしづらくなるうえ、一定時間いると溺れてミスになってしまう。

アニメ『ソニックX』においては水恐怖症とまで言えるレベルに達し、水面を見ただけで後ずさりするほど。ゲームでも『秘密のリング』ではシャーラに「もしかして泳げないの?」と聞かれてなんとなくスルーしてしまっている。

シリーズでは水で行動できる作品もあるが、泳ぎのモーションはない。また、走れなくなったりいろんな制限がかかるなど、通常のアクションゲームとはやや異なる仕様となっている。『カラーズ』ではスピンジャンプの力を利用して強引に水中を移動している。

一部ゲーム作品ではある程度の速度があれば水上を走ることも可能。ただし落ちると即ミスになる。


また退屈が苦手という話の延長線上として、アニメ『ソニックトゥーン』では定期的にエッグマンと戦わないと、退屈すぎておかしくなってしまう描写が追加されている。


海外コミック・旧カートゥーン作品のソニック

初期ゲーム作品が爆発的ヒットを遂げた海外では、かなり初期からアニメ・コミック等のメディアミックス展開が積極的に行われていた。

1993年から2017年までArchie社より出版されていた『Sonic The Hedgehog』が「世界で最も長く続いたビデオゲーム原作の漫画」としてギネスに掲載されている他、

同時期にイギリスのFleetway社からも『Sonic The Comic』が出版されていた。

カートゥーン作品も1993年より『Adventures of Sonic The Hedgehog』、『Sonic The Hedgehog』と週に二本立てで放送されていたと言えばどれだけ現地で国民的キャラクターだったかが窺い知れるだろう。


2018年から連載している海外コミック版(通称IDWソニック)は概ねゲーム本編と世界観やソニックの性格は変わらないが、それ以前の作品には「速く走るようになる以前のソニック」や、別世界の悪のソニック「スカージ・ザ・ヘッジホッグ」などオリジナル設定が多く存在し、ゲーム本編とは異なるが一定の人気がありファンも多い。今は当たり前のように描かれる「チリドッグが好物」という設定なんかもアメコミから逆輸入されたものである。

初期のスーパーソニック(Fleetwayコミックス版)のデザインは海外ファンにとってみんなのトラウマかもしれない。


Fleetway Super Sonic


Archie社出版のアメコミではソニックの叔父である「チャールズ(通称チャック)」が、1999年の海外アニメ『Sonic Underground』ではソニックの妹「ソニア」、弟の「マニック」、母親の「アリーナ女王」が登場している。

ゲーム関連の媒体ではソニックの家族については一切言及されていない。


アニメ『ソニックOVA

EGGMANLAND

「テイルスもまだまだ子供だな〜」


(泳ぐのが苦手なのもあるが)テイルスに海で一緒に遊ぶ事を断り、ビーチベッドに寝そべってサングラスをかけ、ラジカセでミュージックを聴きながらくつろいでいるなど、少しおませな性格。


しかしテイルスや大統領に助けを求められるとなんだかんだ言いながら手を差し伸べたり、戦闘の際は挑発を繰り返して敵を煽るなど、「生意気なところもあるが助けを求める相手には優しい」はゲーム本編と同じ。


テイルスと共闘する際はイタズラを繰り返し、逆にナックルズと組んだ時は正々堂々の勝負を行うといったように、組む相手によって戦い方が異なるが抜群のコンビネーションを見せる。

またソニックの戦闘データを基にして生み出されたハイパーメタルソニックは言わば兄弟のような存在であるため、敵同士でありながらお互いに心が通じ合っていた。


アニメ『ソニックX

ソニックX15周年

なんでそんなとこだけマジにやんだよー! アニメじゃん!


その性格から人間世界の人物にも迎合されて一躍ヒーローとして扱われており、プールで溺れていた所を助けてもらったクリスに対しては恩義を感じていた。

しかしソニックを含めた仲間達の存在は良くも悪くも人間世界に影響してしまい、ソニックの気ままな性格を真似た人が続出した事で社会活動が一部停滞してしまう「フリーダムムーブメント」現象のみならず、1期後半における深刻な伏線となってしまう。


人間世界で初めてスーパーソニックになる話、クリスと逃避行をする話、1期最終回のエミーへ白い花を贈るシーンは、ファンからも異論は無いであろう屈指の名場面だが、20話のソニックはキャラ崩壊の代名詞で、発狂壁ドン子供を騙し無言でほふく前進しヒロインに文字通り尻に敷かれるなど、公式が病気である。

またエッグマンほどではないが、メタ発言が多いキャラクターの一人。


エッグマン達とは敵同士だがどこか通じる所があるようで、一緒に街を眺めながら将来起こる事象を語り合い、1期最終回では元の世界に戻ってきた彼を見て、エッグマンは憎まれ口を叩きながらも心底喜んでいた。

2期に入ってからはよりお互いを信頼している要素が強く描かれるようになり、エッグマンがソニックを助けて庇い、闇落ち寸前のソニックを「ワシを悲しませるな」と一喝して正気に戻している。


アニメ『ソニックトゥーン

ソニック25周年&ファイアー&アイス発売おめでとう!

「遅すぎ? Heh! 俺を誰だと思ってるんだ、へへっ」


困った人を放っておけない性格はゲーム本編と同じで、事故やエッグマンの攻撃から度々村の住人達を救っているので、仲間達と共にヒーローとして扱われている。なおソニック・ザ・ヘッジホッグの「ザ」はミドルネームらしく、ファミリーネームのように「ヘッジホッグ」と呼ばれたこともあった。


エミーに対しては好意を持っているが意地でも認めようとせず、エッグマンの家(要塞)に居座った回では彼にエミーとの関係を聞かれると動揺するし、うっかりエミーの家のソファーを汚した事で商品のソファー目当てにクイズ番組に出演した回でも、エッグマンに「ぶつぶつうるさいガールフレンドにソファーをやれなくなってしまうぞ」と言われた際は、歯を食いしばりながら「エミーはガールフレンドじゃない!!」とムキになって反論した。


本作では年相応に振舞うシーンが積極的に描写され、ナックルズやテイルスと一緒に遊んだり悪ふざけを行い、一人お茶会ごっこや口遊び、美女のパーシーに見栄を張り、ヒーローを称して自慢するといった部分も見受けられたが、決める時はクールにビシっと決める。


ちなみにテイルスとナックルズでアイドルグループを結成した事があり、ジャスティン・ザ・ビーバーと歌対決を行なった。



日本語吹替版でもちゃんと日本語で歌われていてある意味キャラソンであり、シーズン2(日本未配信)でもこの衣装を着ていた。


こちらでもエッグマンとは変わらず敵対しているが、どちらかといえばケンカ友達のような関係のため、お互いの家に平然とやってくるのは日常茶飯事。同時にエッグマンの良き理解者でもあり、大晦日の話ではお互いを理解しているからこそ言えるセリフも多かった。


短編映画『ソニック&チップ 恐怖の館

Beauty & Beast

雨宿りのために訪れた洋館でチップと共に屋敷探索をするものの、そこに住み着く幽霊たちが女の子幽霊に取り入れてもらおうと(恐怖に歪む顔を撮るために)ソニックたちへ襲いかかるが、逆に余裕のある表情を撮らせて幽霊たちをおちょくっていた。

なおチップの方は散々驚かされ、しまいにはソニックも調子に乗ってチップに顔芸を披露し気絶させてしまったため、幽霊たちの良いカモにされている。


満月の夜であったためにソニックはウェアホッグに変身するが、その姿が女の子幽霊が最も憧れる狼男そのものであり、ラストでソニックが屋敷を出ていこうとすると、チップに変身した女の子幽霊にツーショット写真を撮られる……という所で物語は終わる。


この事からオバケの類は結構平気であることが窺えるが、ラストに登場したチップが偽物であるとは最後まで気づかなかった。


WEBアニメ『ソニックマニア アドベンチャーズ

ソニックマニア』の世界であるため、クラシックソニックとして登場。


ソニックフォースの冒険の後にエッグマンが小動物たちを連れ去っている所を目撃して追いかけるが、まんまとエッグマンの罠にハマってしまう。

その後自力で抜け出した後に小動物たちに助けられ、同じく自身の罠に捕まったエッグマンを哀れんで助けようとするも、カオスエメラルドを奪う策略を偶然目にしたことから、エッグマン組とのカオスエメラルド争奪戦が行われることになった。


サイレントアニメーションなので声こそ無いが、仲間を大事にするクールでお茶目なキャラクターとして描写されている。


WEBアニメ『チームソニックレーシング オーバードライブ

「チームソニック」としてテイルスとナックルズでチームを組み、1話ではエミー率いる「チームローズ」と、シャドウがリーダーの「チームシャドウ」とデッドヒートを繰り広げた。


並走したチームローズのチャオ達に見つめられて油断し、オモチャオが隠し持っていたブラック・ボムの攻撃を危うく受けそうになったり、アニメ『ソニックX』1話のように、シャドウに対して反転走行をして余裕の表情で挑発しているなど、ワーナー・ブラザーズのあの作品を彷彿とさせる。


アニメ『ソニックプライム

「さあみんな!一緒に!元の世界を取り戻そうぜ!」


ゲームのソニックと比べると心優しいところは変わらないが相手の話をろくに聞かなかったり一人で突っ走りやすい性格になっており、それが災いして珍しくテイルスが怒ったり今回の騒動の原因を作ってしまっている。と言っても全く反省しないわけではなく自分がやらかしたことに気づいた際にはその都度きちんと反省していた。・・・が、その反省が次の行動につながるかと言われると少々怪しい時がある。(騒動の原因になったパラドックス・プリズムへの体当たりはテイルスを怒らせた後に起きた出来事である)


本アニメのソニックはパラドックス・プリズムのエネルギーの一部をまとっている(取り込んでいる?)状態でナインが作った制御装置が無いとシューズが暴走してスピードの制御が効かなくなる。(ソニック曰く「サービスエリアのチリドッグを食べた時以来だ」)制御装置の効果で滞在しているシャター・スペースごとにグローブとシューズの見た目が変わり、場所によっては特殊能力が備わっている。


外部出演

セガの看板キャラクターということもあり、様々な作品に出演している。


ラッドモビール

実はソニックは『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』よりも先に、車内に付いている人形として先行出演していた。


マリオ&ソニック』シリーズ

世界的スターのマリオ達とオリンピックで対決・共闘。

バランスタイプのマリオに対し、ソニックは当然のようにスピードタイプ。


DS版『AT バンクーバーオリンピック』と3DS版『AT ロンドンオリンピック』のストーリーモードでは、マリオとルイージに合わせてか何故かセリフが無く、後者ではチームに所属する4人のうち3人が無口という事態に。

なお、『AT 東京2020オリンピック』のストーリーモードでは普通に喋るようになっている。


また、このシリーズではライフジャケットを着た状態で一応泳いでいるソニックが見られる。


なにしろ水泳競技はオリンピックの花形なため、ソニックのためだけにオミットするのは難しかった。長い押し問答の末、「ライフジャケットを着れば泳がせてもいいです」とセガの監修者が折れたことで、ソニックが泳ぐというシリーズ初の光景が見られることとなった。

ただしこのときのソニックは「飛び込み前の姿勢が明らかにおかしい」、「泳ぎは顔を水に付けないよう、犬かきのようなスタイル」と無理に泳いでいることがわかる状態となっており、これはシリーズの伝統とも言える仕様として継続されている。


大乱闘スマッシュブラザーズ

第3作『大乱闘スマッシュブラザーズX』から参戦。

任天堂以外の作品を出典とするファイターの中では唯一『X』からの皆勤賞。


DX』までの最速であったキャプテン・ファルコンを大きく上回り、時にはカメラさえも振り切るダッシュ速度を誇る。

ジャンプ力も高くフワリとした身軽な操作感覚で、必殺技の一つ「スプリングジャンプ」でさらに高く飛ぶことも可能なため復帰力が高く、地空共に高い運動性能を持つ。

反面リーチや判定・撃墜力には乏しいため、その移動力によるトリックを活かしてプレイヤーを翻弄することが重要。


詳しい解説はソニック(ファイター)を参照。


声優

日本版

担当声優は以下の通り。


この通り、現在は1998年の『ソニックアドベンチャー』から登場した、所謂モダンソニックを皮切りに、アニメ版も含めて金丸淳一が声優を担当。実質継続して長期間、同役を演じているのは金丸のみとなっている。

しかしそれ以降も例外的に変更されているパターンがある。

海外版

ソニックの人気的には本国と言える海外においては、モダンソニックの時点でも多く変わっており、日本以上にシビアな事情が垣間見える。


  • ジャリール・ホワイト:93年TVアニメ版(1993年)
  • タージ・モーリー:93年TV版幼少期(1993年)
  • マーティン・バーグ:ソニックOVA(1996年)
  • ライアン・ドラモンド:初代モダン(1998年)
  • ジェイソン・グリフィス:ソニックX・二代目モダン(2003年)
  • ロジャー・クレイグ・スミス:三代目モダン(2010年)
  • ベン・シュワルツ:ソニック・ザ・ムービー(2020年)
  • ベンジャミン・ヴァリック:同映画ベビーソニック(2020年)

このうちライアン時代にソニックXが放送を開始したが、ソニックXでは放送局の意向により、ソニック役を含む全てのキャストを一新。

暫くはライアンがゲーム、ジェイソンがソニックXと分担していたが、2005年からは完全にジェイソンが担当することに。

しかしジェイソン演じるソニックは賛否が分かれており、やがてゲームにもシフトしたことを快く思わない者も多かった。

その声を受けてか、2010年のゲームシリーズからは三代目としてロジャー・クレイグ・スミスが起用、現在に至る。


余談

  • セガの看板キャラクター案は他にも、ウサギアルマジロ、「パジャマを着た肥満のセオドア・ルーズベルト」などをモチーフが考案され、アルマジロは『カオティクス』のマイティー・ザ・アルマジロに、セオドア・ルーズベルトはDr.エッグマンの元となった。
  • 初期案のソニックには牙があり、マドンナという人間の女性の恋人がいるという設定だった。しかし、セガのアメリカ法人の開発チームから、アメリカのユーザーに受け入れてもらうにはこれらの設定を取り除くよう求められ、一時は日本のソニックチームと熱い議論が繰り広げられた末に最終的にアメリカ側の要求は受け入れ、ヒロイン枠のマドンナを含めて削除された。但し、完全に没になったわけではなく、後のアメコミでリメイクされたと思われる女性キャラクターが登場している。
  • 靴のデザインはセガファンとしても有名だったマイケル・ジャクソンが『バッド』のPVで履いていたものを基にデザイン、靴の色はサンタクロースをイメージして赤になった。靴下に見える部分はブーツの折り返しである。
  • クラシックソニックの体色はセガゲームスのロゴに倣ったもので、海外版セガゲームスのロゴはモダンソニックに合わせた配色に変更されている。
  • 開発元がソニックチームであったファンタシースターオンラインファンタシースターユニバース以降の同シリーズでは、ソニック聖誕祭にイベントが組まれたり、ソニックがロビーに顔を出すこともあった。
  • ソニックヘッジホッグ遺伝子』というものが存在し、この遺伝子の変異体の表現型の胚がハリネズミの針に似ている事や、発見者がソニックファンだった事からこのように名付けられた。ソニックに関連する遺伝子名には他にも『エキドゥナヘッジホッグ』や、「ソニックを邪魔するもの」という由来で、ドクターエッグマンの英語名から『ロボトニキニン』と命名されている。
  • アメリカ・カンザス州ローレンツ市在住のキング少年はソニックに憧れてハリネズミを飼おうとしたが、市は法律で齧歯類の飼育を禁止していたため、彼は母と共にハリネズミに関する資料を3年かけて作成し、嘆願書として市役所へ提出した所、法改正し、ハリネズミを飼う権利を手に入れたという実話がある。
  • JR九州883系「ソニック」には白と青の二種類があり、青は「青いソニック」と呼ばれているが、両者には特に関係なく偶然との事。ただし、セガの創業地はJR九州と同じ福岡県だったりする。
  • ハリウッド実写映画『ソニック・ザ・ムービー』ではリアルな生物的造形をしたソニックのデザインに世界中から非難の声が噴出し、監督が謝罪した上でデザイン修正を行う事態が発生してしまい、公開日が2019年冬から2020年に延期になった。詳細は該当外部リンクや『ソニック(ゲーム)』を参照の事。
  • 欧州宇宙機関(ESA)による大型惑星探査プロジェクト「木星氷衛星探査計画JUICE (Jupiter Icy Moon Explorer)」に搭載される電波・波動観測装置のチームロゴデザインにソニックが採用された。
  • 一時期「セガソニック・ザ・ヘッジホッグ」という名前になっていた時期がある。これは「ソニック」という名前で商標が取れなかったためである。(【音速赤ちょうちん】「TGS2023」の夜(2023.9.21))

関連タグ

セガ ソニックチーム ソニック(ゲーム)ソニック(セガ)

アニマルヒーロー ブルーヒーロー

sonic sonicthehedgehog(海外ファンが多いため、pixivでも英語タグがそれなりに使われている)


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伊達政宗(戦国BASARA) ブルーヒーロー、赤いライバルキャラ持ち、ならびに会話で頻繁に英語を交える者繋がり。







































それとも……………

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