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ロカカカの編集履歴

2019-04-26 18:53:38 バージョン

ロカカカ

ろかかか

ジョジョの奇妙な冒険第8部『ジョジョリオン』に登場する、架空の植物で、同作における最重要アイテム。メインイラスト右の果実がロカカカの実である。 ここでは、元からあったロカカカと、作中で新たに誕生した新ロカカカ、双方とも解説する。

概要

ニューギニア島原産の植物で、1938年に島を訪れたオーストラリア人によって発見される。


一見すると樹木のように見えるが、正確には果実のなる多年草植物とされ、成長すると2mほどの高さになる。枝には1個~3個の果実をつける。


原住民たちにとっても非常に希少な存在として珍重されており、果実のなる時期になると、男たちが山奥へと探しに行くこともあったという。


その後第2次世界大戦が勃発し、島が日本軍に占領されると、このロカカカの報告は消え、やがてその存在は伝説となった。


しかし、東方家の長男:常敏はなぜかこの果実の取引を行っていることが判明。さらにこの果実の取引には岩人間という種族が密接に関わっているらしいが…。


また新たに、空条仗世文がロカカカの枝を別の木に接ぎ木したことにより、新ロカカカが誕生した。


果実の効能(ロカカカ)

ロカカカの実には不思議な力があり、不妊に悩む女性が実を食べたところ妊娠した、のない老人が実を飲み込んだら歯が生えてきた、怪我による故障で復帰が絶望視されていた野球選手が実を食べたら怪我が完治したなど、食べた者の体を治癒する力が存在するらしいことが伺える(それ故、東方家は、一族に代々伝わる奇病を治癒できる唯一の手段としてこの果実を血眼になって探し求めている)。

岩人間は昔からこの果実と関係があり、アーバン・ゲリラによれば、ロカカカの等価交換は人間よりも岩人間によく合うようである。


一方で、この果実には等価交換の原則があり、食べた者はそれに代わる何らかのリスクを背負うことになる。

前述の例でいえば、

  • 子供を授かった女性 → 女性の乳首からは母乳ではなくが出た
  • 歯のない老人 → 生えた歯はすべて岩でできていた
  • 野球選手 → 下顎にひびが入り、やがてボロボロに崩れ落ちてしまった

といった具合である。他にも、眼球が岩のようになり失明してしまった者もいたらしい。

売人である大年寺山愛唱曰く、「リスクはどことは予測できないが主に頭部に現れる」とのことである。


20巻では、羽伴毅がTG大大学病院でロカカカを用いて患者の治療を行っていることが判明した。スタンド能力を用いてロカカカの成分が頭部に行かないようにし、脳への『等価交換』が起きないようにしていた。というのもこの等価交換は非常に厄介であり、指の浅い傷を治すために脳の一部と等価交換をすることもあるからである。

なぜそんな風に等価交換が起こるのかは、羽伴毅もデータ量が少なく「謎である」と語っている。

ちなみに一回の等価交換を発生させるために必要な果肉量は、125g以上となっている。


果実の効能(新ロカカカ)

その一方、作中で新たに誕生したロカカカは、等価交換の対価が自分の体ではなく、周囲にいる人物へと変化した。

初めて食べた吉良吉影(ジョジョリオン)は身体のどこも失わず、代わりに側にいた空条仗世文の体が崩壊していった。

つまり、新ロカカカを食べれば、自分の体を一切失うことなく、自分の傷を回復することができるということである。


岩人間たちは、このロカカカと深い繋がりがあるようだが、現段階では詳細は不明。また、食べた者には体の一部がのようになって風化したり、女性の乳首からが出たりと、岩人間を思わせる変化が見受けられるが、こちらとの関連性も不明である。


また、新ロカカカは1本しかなく、今は東方邸の果樹園敷地の何処かにあるようだ。しかし、ロカカカの性質上、冬には枯れるとされている。


関連項目

ジョジョリオン 岩人間 東方定助 吉良吉影(ジョジョリオン) 空条仗世文

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