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2019-05-05 00:12:38 バージョン

deadpool

でっどぷーる

デッドプールの英語表記。または、彼を基とした2016年公開のアメリカのスーパーヒーロー・コメディ映画。

曖昧さ回避

  1. デッドプールの英語表記。当記事名が小文字なのは海外ユーザーのタグ使用状況に合わせたため。
  2. 彼を主役とした2016年公開のアメリカのスーパーヒーロー・コメディ映画。本項で説明。
  3. 一番最初に誰が死ぬかを当てる予想ゲーム
  4. 上記のゲームを主題とした、クリント・イーストウッド主演の映画。邦題「ダーティハリー5」。

概要

マーベルコミック原作の「X-MEN」シリーズのスピンオフで、異色のヒーロー?デッドプールを主役に、己の復讐に突き進み、愛する女性との幸せを取り戻すべく大暴走を繰り広げるさまを、掟破りのパロディネタを織り交ぜつつ、過激なバイオレンス描写と下ネタジョーク満載に描くスーパーヒーロー・コメディ映画。R15+

アメリカでは2016年2月12日公開。日本は同年6月1日に公開された。


詳細

全世界のデッドプールファン待望の主演スピンオフ。配給は『X-MEN』シリーズと同じく20世紀フォックス


ゴア表現や性描写、強烈な下ネタなど、過激なシーンを多く含む作品であるため、一部の予告編では視聴に年齢制限が設けられている。また、映画そのものもPG-13指定で公開予定というヒーロー映画としては異例の事態になっている(ちなみに、日本でもPG-12指定のヒーロー映画が公開された前例がある。また、2017年公開の『LOGAN』もR-15指定の映画になっている)。


大胆なアレンジや設定変更が多いX-MENの実写化作品だが、このスピンオフでは、デッドプールをはじめ映画に登場するヒーロー・ヴィランの多くが比較的原作に忠実もしくはそれに近いデザインとなっている事が多い。

例としてコロッサスは、過去に登場した『ファイナルディシジョン』では、比較的スリムで金属化の任意が可能だったのに対して、今回のコロッサスは、原作に近い筋肉質の大男で、常時金属の身体をしている(恐らく、デッドプールが原作に忠実なデザインなので、それに合わせているからだろう)。


デッドプール役は『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』と同じくライアン・レイノルズが担当(どうやら、このスピンオフを見越してライアンを起用したようだ)。

今回は、恰好はもちろん、どこか捻くれたユーモア溢れる性格や「第四の壁」を無視したメタ発言(演じたライアン・レイノルズの中の人ネタや、ライバルシリーズともいえるMCUのシリーズを揶揄したネタなど。他にも色々あるのでじっくり探してみると面白いかも)など、原作に忠実な描写がなされている(ただし、精神異常者としては描かれておらず、性格は原作と比べて割とまとも。このあたりは社会的な情勢を考慮したものなのかもしれないが)。

2014年時点でのプロデューサーの発言によれば、世界観自体は『X-MEN』の映画シリーズと共有されるとのことだが、上記の『X-MEN ZERO』に登場したウェイド・ウィルソンの設定はなかったことになっている模様

<どうしてそうなったかって?「フューチャー&パスト」見直そう。


撮影は2015年に行われた。

本来は2012年に撮影開始予定だったが、交渉がなかなかまとまらなかったため、製作開始が大幅に遅れることとなったという。一時は企画がお流れになる危険性もあったらしいが、テスト映像がリークされてネット上に公開されてしまったたことがきっかけで、ファンの間で「遂にデッドプールの実写版が製作されるのか!?」と大きな話題となり、製作への機運は最高潮の状態に

ここに来てようやくデッドプールの実写映画へ向けた動きが本格化することとなったのだった。


試写会の評判は上々であり、いざ封切りになると初日だけでもR指定の映画としては過去最高の4700万ドル売り上げを叩き込み大ヒットとなった。


日本語吹き替え版でのデッドプール/ウェイドの吹き替えは『X-MEN ZERO』と同じく加瀬康之氏が担当した(なお、加瀬氏はほぼ同時期に公開されていたアメコミ映画『キャプテンアメリカ:シビルウォー』でヴィジョン役を担当している。


<おいおい、俺ちゃんの吹き替えが「北欧のハンマー雷様だった事、忘れるなよ?


さらに『シビルウォー』でスカーレットウィッチ役の吹き替えを担当している行成とあは、本作で悪役サイドであるエンジェル・ダストの吹き替えを担当しており、アメコミ関連作品2作での共演が実現した)。


ちなみに、実写版の公式ツイッターも解説されているのだが、なんとデッドプール本人がつぶやいているという設定になっており、映画の宣伝のみならず、ほぼ同時期に公開されていた日本の映画をパロった発言(通称:かるたプール)をしたり、吹き替えを担当している加瀬氏の中の人ネタを口にしたり、地上波放送された『アメイジング・スパイダーマン2』の実況をしたりと、彼らしいフリーダムなツイートを連発しており、映画公開前から多くのファンの腹筋を崩壊させた


8月公開の『X-MEN:(俺ちゃんの映画の3倍の予算つぎ込んで、興行収入が半分だった)アポカリプス』の予告にも登場し、「アポカリプスにプロフェッサーXがボコられる」「サイロックとは実は兄妹だった」などと言いたい放題なご様子(レイノルズは撮影期間中にサイロック役のオリヴィア・マンと合同演習を行っており、それを揶揄したネタと思われる)。


ストーリー

タクシーに乗って目的地へ急ぐ、全身赤いコスチュームに身を包んだ男“デッドプール”。

到着したのはハイウェイの上。デッドプールは、そこで宿敵への復讐を果たそうとしていた……。


そこからさかのぼること2年前。

ウェイド・ウィルソンは、かつて特殊部隊の有能な傭兵だったが、第一線を引退。好き勝手に悪い奴をこらしめ、金を稼ぐという、ヒーロー気取りの生活をしていた。

そんなウェイドが一夜の相手として知り合ったのが、娼婦のヴァネッサ。最初のベッドインがあまりに“完璧”だったため、彼らは一年間の同居を経て、結婚を決意する。


しかしその矢先、末期ガンで余命わずかと診断されてしまう。

そこでウェイドはヴァネッサのために、ある男に紹介された怪しげな治療に最後の望みを託すが、

それは被験者を無敵の戦闘マシンに改造し、超人奴隷としてオークションで売り飛ばすことが目的の恐ろしい人体実験施設だった。

施設長であるエイジャックスは自らも無敵の肉体を手に入れており、ウェイドにさまざまな実験を課して、彼を改造していく。実行された実験で不死身の肉体を手にしたウェイドだったが、その代償として全身の皮膚がただれた醜い姿となってしまう。そして怒りが収まらない彼は、エイジャックスと激しく戦った末に施設から逃亡する。


愛するヴァネッサに会うことも出来きず、マスクを被って“デッドプール”として生きることを余儀なくされたウェイド。元の肉体に戻してもらい、もう一度、ヴァネッサと幸せな生活を送りたい……。


こうして、自分を騙した組織とエイジャックスへの復讐に執念を燃やし、エイジャックスへの手がかりを見つけては、次々とその場で敵を倒していくのだった。


登場人物

俳優日本語吹替
デッドプール/ウェイド・ウィルソンライアン・レイノルズ 加瀬康之主人公。醜い姿を治してもらう(そして殺す)ためフランシスを探す。
フランシス・フリーマン / エイジャックスエド・スクライン浜田賢二ウェポンXプログラムを指揮するマッドサイエンティスト。
ヴァネッサモリーナ・バッカリン林真里花ウェイドの恋人、生涯添い遂げることを誓い合った仲。
ウィーゼル T・J・ミラー 佐藤せつじバーの店主で、ウェイドの友人。
エンジェル・ダストジーナ・カラーノ行成とあフランシスの助手で、怪力などを発揮する女ミュータント。
コロッサス ステファン・カピチッチ木村雅史X-MENのメンバー、頑強な身体を持つミュータント。
ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッドブリアナ・ヒルデブランド嶋村侑X-MEN訓練生の若いミュータント。名前がクソカッコいいけど長いせいか日本ではネガソニ子のニックネームで呼ばれる。
ブラインド・アルレスリー・アガムズ一柳みる盲目の老婆。コカイン中毒者。
ドーピンダーカラン・ソーニ影平隆一インド系のタクシーの運転手。

予告

予告編

予告編2

予告編3


続編

デッドプール2

R-指定映画としては異例の大ヒットを受け、早くも続編の製作が決定

今度は、原作でも迷コンビっぷりを見せていたケーブルとタッグを組んで大暴れしてくれるようだ。


ケーブル役はMCUでサノスを演じているジョシュ・ブローリンが担当。デッドプールの相棒・ドミノはなぜか黒人になって登場する。日本人の忽那汐里が何かしらの形で出演する。

2018年公開予定。


日本語版の声優にはMCUでアベンジャーズの吹替えを担当している方々がゲスト出演。新キャラのケーブルの声優は大塚明夫氏が担当する。

日本では前作同様に公開日は6月1日。


劇場公開後、2のネタバレをウィキペディアに書き込んだ愚か者に対し注意喚起を行ったり、更にはV8目前だった某映画の首位を阻止してしまった事に対して謝罪をしたり……相変わらず彼の第四の壁を破る能力は健在らしい。


関連イラスト

deadpool

外部リンク


翻訳タイトル

※主に小学館集英社プロから翻訳出版


  • デッドプール:マーク・ウィズ・ア・マウス
  • デッドプール:スーサイド・キングス
  • デッドプール:デッド・ヘッド・リデンプション
  • デッドプール:モンキー・ビジネス
  • デッドプール・キラストレイテッド/デッドプール・キルズ・デッドプール

  • デッドプール Vol.1:デッド・プレジデント (MARVEL NOW)
  • デッドプール Vol.2:ソウル・ハンター
  • デッドプール Vol.3:グッド・バッド・アンド・アグリー
  • デッドプール Vol.4:デッドプール VS シールド
  • デッドプール:ドラキュラズ・ガントレット
  • デッドプール Vol.5:ウェディング・オブ・デッドプール
  • デッドプール Vol.6:オリジナル・シン
  • デッドプール Vol.7:アクシス
  • デッドプール Vol.8:オール・グッド・シングス(最終巻)

  • デッドプール/パニッシャー・キルズ・マーベルユニバース
  • アイデンティティ・ウォー:デッドプール/スパイダーマン/ハルク
  • デッドプールVSカーネイジ
  • デッドプールの兵法入門
  • デッドプール&ケーブル:青の洗礼

関連タグ

MARVEL アメコミ X-MEN デットプール アンチヒーロー



ダークマン - アメリカの映画タイトル及び主人公の名前。事故で全身やけどに覆われた医学者が素顔隠すためにミイラ男のようになってしまった。その醜い姿に関しては俺ちゃんの大先輩


名探偵ピカチュウ - 実写版のピカチュウ役が俺ちゃんと同じ。なぜそんなことになったかというと、CGで作ったピカチュウにライアンの演じたデッドプールの台詞を言わせてみたら、喋り方や仕草に至るまで、あまりにも何から何までピッタリであったからだとか。ちなみに、同作にはドーピンダー役のカラン・ソーニもチョイ役で出演している。











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