ドラグレッダーは、『仮面ライダー龍騎』に登場するミラーモンスターである。
玩具などでの正式名称は、無双龍ドラグレッダー。
概要
全長6m15㎝、体重210㎏の赤い龍の姿をしたミラーモンスター。
秋山蓮が「大物」と称したように、モンスターの中でも強力な部類に入り、他のモンスターの平均APが4000程度なのに対してAPは5000を誇る。また、龍騎の周りを旋回して敵の攻撃を防御する『竜巻防御』はGP3000である。この事からドラグレッダー自身もかなりの装甲を持っている事がわかる。
当初は城戸真司を捕食しようと狙っていたが、後に契約を結び、龍騎に力を与える。
龍騎の武器として自らの頭部を模した手甲「ドラグクロー」(どう見てもドラグファングだろとか言わない)、尾を模した剣「ドラグセイバー」、腹部を模した盾「ドラグシールド」を与える。
ファイナルベントは「ドラゴンライダーキック」APは6000。
非常に凶暴な性格をしており、真司が少しでも自分に餌をやる素振りを見せなければ容赦無く食い殺そうとするなど、契約後も真司を捕食することを諦めていないようだ(そもそもライダーとモンスターの契約とはそういうものなのだが)。
しかし戦いを共にするにつれて徐々に真司のことを信頼するようになっていったのか、時には真司の危機にアドベントのカードを使用されていないにも関わらず自ら助けに現れるなど主人思いな一面を見せるようになった。
商品化
放送当時、ソフトビニール人形『ミラーモンスターシリーズ』で立体化された。
また可動フィギュア玩具『R&M ライダー&モンスターシリーズ』でも龍騎に同梱されていた。
こちらでは両掌に凸ジョイントがあり、龍騎の両肩のジペットスレッドに差し込んで合体できるというギミックが存在したが、作中でも書籍でも特に触れられなかった。
派生作品
余談だが小西紀行氏の漫画作品ではおとぼけ主人のツッコミ役になったり、ダイナミック太郎氏のガンガン・ガンバライド(ガンバライジング)ではスゴく主人思いのいい奴になってたりとやたらなコミカルな役が多い。
本編終了後は長らく映像作品に登場していなかったが『仮面ライダーディケイド』第1話のライダー大戦でドラグブラッカーと共に登場(『ディケイド』に登場したリュウキドラグレッダーは除く)、そして『スーパーヒーロー大戦』や『仮面ライダーウィザード』最終回、『スーパーヒーロー大戦GP』などでは久々にその姿を見せている。ちなみに『ウィザード』最終回では、残念ながら同じくドラゴンがモチーフであるウィザードラゴンとの共演は果たされなかった。
『仮面ライダージオウ』ではオーマジオウに使役される形で登場。CGが新しくなり、黄色い部分が目立つようになっている。
『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』では、オールライダーマシン戦においてライドシューターの代わりを務め、龍騎を騎乗させた状態で敵怪人軍団を口からの火炎攻撃で次々に焼き払う活躍を見せた。余談だがこのシーンで龍の子太郎状態になっているカットを見る限り、明らかに全長が電車1両分くらいまで巨大化している。(ちなみにディケイド第1話でもこれと同じような現象が見られる)
勿論『ジオウ』のスピンオフ『RIDER TIME 龍騎』でも登場している。
烈火龍ドラグランザー
龍騎が「SURVIVE・烈火」のカードを使うことによって強化された形態。APは7000。
バイク形態に変形できる。
ファイナルベントの技は「ドラゴンファイヤーストーム」。
関連イラスト
関連タグ
仮面ライダー龍騎 龍騎 ファイナルベント ドラゴンライダーキック
ウィザードラゴン:ドラゴンがモチーフのキャラクター繋がり。
龍星王:似ている先輩。
ドラッグオンドラグーンシリーズ:似ていry。
ドレッドレッダー:似ているのは名前とカラーリングだけ。