概要
スーパーファミコン専用ソフト『ロックマンX2』をベースに、そこに『ロックマンX』『ロックマンX3』の要素を組み合わせてゲームボーイカラー用に移植したものとして、前作『ロックマンX サイバーミッション』に続いて発売された。
ゲームの基本的な構成はX2に準じていて、そこにプレイヤーキャラとしてゼロが使用可能であったり、サブキャラとしてアイリスが登場するなど、『ロックマンX4』の要素が反映されている。前作に引き続き、本家では登場しないオリジナルキャラクターが登場する。なお、時系列では、X3とX4の間のストーリーとなっている。ボスキャラクターはSFC版の『X1』『X2』『X3』からそれぞれが登場しているが、入手する特殊武器の名称と性能が一部変更されている。
ストーリー
ロックマンX3の事件の後のこと、突然レプリロイドのプログラム(ソウル)が消滅して鉄屑になってしまう「イレイズ現象」が、南洋のラグズランド島で大量に発生。エックスとゼロは、オペレーター研修生のアイリスと共に調査に向かった。そこで2人は、過去のイレギュラーが大量に復活しているのを発見する。
そこへ、事件の主謀者であるレプリロイドベルカナとガレスが現れ、エックスとゼロに挑戦を仕掛けてくる。
登場キャラクター
主要キャラクター
黒幕
8ボス
その他のボス
- スカルヘッド
- ベルガーダー
- イーサ&ソウェル
本作独自のシステム
ソウルパーツ
ソウルアイテムを集めることでプレイヤーキャラを強化するパーツを開発できるモード。集めたソウルによって開発できるパーツが解放されていく。一定以上ソウルアイテムを回収すると隠しモード「ボスアタック」を開発できるようになる。また、回りくどいためほとんど行われないがエックスのアーマーも作れる(但し、カプセルから受け取った方が早い)。
スクランブルチェンジ
後のX7で採用されたものでステージ攻略中にエックスとゼロを交互に切り替えて戦うことができる。「エックスモード」「ゼロモード」からのプレイでは後半戦からだが「エクストリーム」では最初から使うことができる(但し、一部のステージは使用できない)。
サイバーコース
一定の条件を満たすと遊べるようになるコース。基本は「ボスアタック」と同じだがこちらでは前作「サイバーミッション」のボスたちと戦うことができる。
余談
- 本作で登場するアイリスはキャラデザインが一部変更され、X4の時と比べると胸が控えめになるなど容姿が少し幼くなっている。
- 本作はバグチェッカーは1人しかいないためバグや修正ミスが多い。