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大逆の四将の編集履歴

2019-09-24 08:29:45 バージョン

大逆の四将

たいぎゃくのよんしょう

大逆の四将とは、ゲゲゲの鬼太郎6期の「地獄の四将編」に登場する4体の極悪妖怪たちの総称。

概要

6期鬼太郎の第二章の前章に当たると思われる、地獄の四将編の中心となる4体の最強にして最悪な極悪妖怪たちの総称。


かつて人間を滅ぼそうとするなどこの世とあの世の理すら破壊しようと暴虐の限りを尽くしていたが、鬼道衆たちの活躍により退治され、その魂は地獄の深淵にある大逆の罪人を封印しておく牢獄に厳重に封印されていたが、 災厄を避け国の安寧を願う鎮護国家の呪術としての側面がある人の世の元号が変わり、その霊的な力が弱まる隙を突き何者かの手引きによって封印から解き放たれ脱獄。再び人間界でその猛威を振るい始めた。


なお、石動零は自分の故郷である鬼道衆の里を滅ぼしたのは彼らの内の1体だと睨み、仇として血眼になって探している。そして遂に犯人の妖怪が玉藻前であることが確定する。


ちなみに“四将”とは言われているが、徒党は組んでおらず、それぞれが自身の思うが儘に暴れ回っているが、鬼太郎の事については自分たちを解放してくれた人物から既に聞き及んでいる為、彼を自分たちの障害となると判断し全力で排除しようとしている節がある。


また彼らの脱獄を手助けをした人物に関しても情報自体が皆無であり、現在分かっている事といえば気づかれる事無く彼らの脱獄を手引きした事と、地獄に出入りできる立場という事以外は何も分かっていない。しかし少なくとも鵺の発言から鬼太郎に対して敵意を持っているのは確かなようだ。


一覧

※それぞれの妖怪たちの詳しい解説についてはリンク先を参照。


CV:辻親八


平安末期に出現し、都を手中にして日本全土を恐怖に陥れようと目論み、猛威を振るっていたが、鬼道衆と源頼政が祖先である源頼光より受け継いだ弓「雷上動」により退治された過去を持つ大逆の四将の1人。普通の倍ほどもあるトラツグミを眷族して従えており、聴いた者を謎の病に侵す不気味な鳴き声を放つ能力を持つ。因みに顔は猿というより獅子に近い。

第50話では名前と影だけ登場したが、第51話で正式に登場する。

鬼太郎と最初に戦った大逆の四将の一角であり、決め技となる事が多い『指鉄砲』の直撃すらもあまり効果が無い程の防御力を持ち、その戦闘力は強大。

その一方で時が経ち、人間たちから生気を奪い力を取り戻すための絶好の狩場となった眠らない町と化した東京から鬼太郎に自身の動向を悟られない様に目を背けさせる為に、力ずくで従えた妖怪・むじなを自身の影武者に仕立て上げて東北の農村部で相貌を引き起こす陽動作戦を決行する(その後むじなは零に倒されてしまう)等、悪知恵も働き、頭の回転も速い。

唯一の弱点は電撃攻撃とかつて自身を葬った頼政由来の弓の弦の音で、鬼太郎の『体内電気』を受けた際は苦しんでいた。

上記の戦闘力とトラツグミ達を駆使しての戦法により鬼太郎を苦戦させるも、猫娘の参戦によりトラツグミを全滅させられ、更には乱入した零の鬼神の腕により尻尾の蛇を破壊され、冒頭の雷上動の写しから放たれた矢によって建物に張り付けにされて敗北。

激しい拷問の末に鬼道衆の里の存在を知らなかったので、里を襲ったのは彼ではないことが判明される。

零に騙されて今まで人間から奪った生気を返すと、力が弱まったところを零の素手によって体を貫かれて魂は彼の腕に取り込まれてしまい、その後は零の武器として使用している。


CV:千葉繁


第62話に登場。

過去作と違いねずみのような前歯を持ち、常に美人画を携帯しており大抵はその中に潜んでいる。

江戸時代に水を汚染するという恐ろしい能力で人々を苦しめ多大な被害を出したため、ある集団に捕まって封印されていた。

黒坊主はその集団が鬼道衆であることは知らず、水を汚染する力を持つ反面、実は自身は水が苦手であることを抑えられてしまっていた。

現代になり地獄に封印されていたところを何者かによって解放され、鬼太郎と大喧嘩してしまったねずみ男の社会能力を利用して、金もうけと人間社会を裏から支配することを企んでいた。

零はねずみ男がつながりを持っていることを察して捕え、鵺の能力で黒坊主の居場所を問い詰めるが、ねずみ男が予想以上に粘ったために鬼の腕で始末しようとしたが、鬼太郎と猫娘に妨害されて彼らと戦闘になった。この戦いで鬼太郎と零が互いの意見をぶつけ合ったことで二人の仲は更に悪くなった。

その最中に黒坊主が登場したが、元々鬼道衆のことに関しては興味もないような言動から零は鬼道衆の里を焼いた犯人が彼でないと判断し、上記の弱点である水をかけて倒そうとしたが何故か効果がなかったため、鬼太郎ともども捕らえられてしまう。

実は彼の持っている美人画こそが本体で、そのことに気付いたねずみ男の小便で絵をぬらされたことで力を失い、鬼太郎の指鉄砲で絵を破壊され退治された。

そして魂は鬼太郎のちゃんちゃんこ包みで捕獲され、地獄に送り返された。

猫娘は零と戦っている鬼太郎に加勢しようとするが、彼に返り討ちをくらって重傷を負っていたため、黒坊主との戦いに参戦できなかった。またこの戦いで零以外が倒した妖怪の魂まで取るなどそうセコイ行動をしないことが判明した。


他の大逆の四将の元ネタが歴史に名を残している大妖怪なのに対し、原典は明治時代になってから新聞記事に掲載された都市伝説的な存在である。


CV:古谷徹


※伝承では鬼童丸

茨木童子と並びかつて暴虐の限りを尽くし、日本に恐怖を恐怖のどん底に突き落とした日本三大妖怪の一角、酒呑童子の片腕を務めていたとしてよく知られる鬼。その正体は元比叡山の稚児とも酒呑童子の息子ともいわれている。伊吹丸に関しては本稿を参照。


CV:田中敦子


ゲゲゲの鬼太郎では中国妖怪の首魁であるチーの姉としても良く知られる大妖狐で、姉自身は後に富士の樹海に巣食って全裸の痴女と化した。白面金毛九尾の狐という別名で呼ばれる場合もある。

ちなみに、空狐のリーダーも九尾である。


伝承では天竺殷王朝を滅ぼした後に日本へと渡り、玉藻前に化けて日本の朝廷をも破滅させようと目論むも、正体を暴かれ討伐されるが、殺生石とされなおも人々を恐怖に陥れた。

ちなみに弟の正体も姉と同じ九尾の狐だったが、6期では地獄に封印されていたのが弟なのか、姉であるのかは今の所分かっていない(親父の口ぶりから姉である可能性が高い)。


余談

モデルは恐らく四凶四罪)だと思われる。

また、上記の「脱獄を手助けした人物」については、

“誰にも気付かれることなく”脱獄を手引きし、地獄を出入り出来たこと

鬼太郎に敵意を持っていること

という二つの要素から、ではないかという声も上がっているが、2019年9月現在の時点では、未だ視聴者の憶測の域を出ない。


関連項目

6期鬼太郎 地獄の四将編


関連妖怪

 黒坊主 鬼童丸 玉藻前

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