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ティンパニの編集履歴

2011-08-16 16:56:54 バージョン

ティンパニ

てぃんぱに

太鼓なのに音程がある、ふしぎ!

概要

ティンパニとは打楽器の一種である。

最大の特徴は、太鼓の一種でありながら、音程の有る音が出せることである。

そのため、古くからオーケストラに定席を持っており、打楽器パートの花形である。

吹奏楽においても使用されるが、それ以外のジャンルではあまり見かけない。


構造

簡単に言えば、直径1メートルほどのFRPでできた底の丸いを張ったものである。

皮の材質はプラスチックや動物の皮など様々だが、色はおおむね茶色がかったアイボリーである。

近代のティンパニはペダル等で皮の張り具合を変えて、音の高さを調整する機構がついている。


用法

皮の縁から中心との距離が1/3程度の場所を、マレットと呼ばれるバチで叩く。(真ん中は叩かない)

基本的には大小二個のティンパニを組み合わせて、「ド」と「ソ」、あるいは「ド」と「ファ」の音を出すように調節する。(そもそも、ティンパニという言葉自体がイタリア語の複数形である。単数形の言葉もあるが、ティンパニを一個で使うことはまず無い)

ベートーベンベルリオーズあたりから使い方に様々な工夫がされるようになり、現在では以下のように大きさの違う四個のティンパニを使うのが標準的である。


高鳴るパーカッション6


なお、日本アメリカではピアノと同様に、低い音を出すティンパニ(大きい)を左側に置くが、ヨーロッパの一部では逆に右から順番に並べることがある。



関連タグ

楽器 打楽器 オーケストラ 吹奏楽

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