- ヒンドゥー教、インド神話の神
- RPG『ファイナルファンタジー』シリーズに登場する召喚獣。
- RPG『女神転生』シリーズに登場する悪魔。
シヴァで検索すると『ケロロ軍曹』のシヴァヴァのイラストもヒットする。
シヴァ(インド神話)
『リグ・ヴェーダ』の暴風神ルドラにルーツを持つ大神。名は古いヒンドゥー語で「吉祥」を意味する。
一般的には全身に灰を塗り、一匹のナーガ龍をベルトの代わりとして、三叉の鉾を武具として携える姿が有名。乗騎として聖牛ナンディンを抱える。
トリムールティ(三神一体)の一角として、「再生の為の破壊」を齎す神としての役割を担う。
自然現象の神を前身とするためか、1000を超える異名でもって
表される多種多様な性格を持っている。
ヒンドゥー教徒のうち、シャイヴァ派(シヴァ派)が彼を主神として信仰している。
仏教にも取り入れられ、漢訳仏典には「湿婆天」「大自在天」という表記がみられる。
七福神の一人「大黒天」はシヴァの一面である「マハーカーラ」を漢訳した名前。
配偶神はパールヴァティー。温厚で心優しい妻だが、
戦闘的で苛烈な性格を持つドゥルガー、カーリーと同体とされる。
シヴァとパールヴァティーの間にはガネーシャ(ガナパティ、聖天、歓喜天)と
スカンダ(ムルガン、カルティケーヤ、韋駄天)という子がいる。
シヴァ(ファイナルファンタジー)
美女の姿をした氷(冷気)属性の召喚獣。「Ⅲ」から登場。
名前は上記のシヴァ神に由来すると一般に言われているが、シヴァ神のつづりが『Siva』であるのに対し、こちらは『Shiva』とつづる為、厳密には正確ではない。
旧約聖書の登場人物『シバの女王』がモデルになっている可能性も示唆されている。
FFのキャラクターとしてのシヴァは同開発元の『ロードオブヴァーミリオン』にも参戦している。『ロードオブヴァーミリオンⅡ』でも再登場を果たした。
また『ロマンシングサガ』では原初の破壊神『サイヴァ』として登場する。
女神転生シリーズのシヴァ
初出はファミコン版「女神転生II」だが、この頃から一貫して「最強の仲魔」の位置づけに据えられ、その地位を今なお維持している。
特に「真・女神転生2」や「真・女神転生if...」で彼にお世話になった人は多いはず。
神獣バロン×鬼女ランダの特殊合体で作成できるのはシリーズのお約束。
関連タグ
ブラフマー(トルムールティのうち「創造」を司る)
ヴィシュヌ(トリムールティのうち「維持」を司る)