女の子「あなた ゆうれいは いると おもう?」
はい
→いいえ
女の子「あはは そうよね!
あなたの みぎかたに
しろい てが おかれてる なんて
……あたしの みまちがいよね」
概要(第1世代、ファイアレッド リーフグリーン)
カントー地方にある街。やっとこさ苦労してハナダシティからイワヤマトンネルを抜け到着した街は、やたらとBGMが暗い。そしてそこの住人の会話やイベントがやたらと恐ろしい事に定評がある。そのおかげで第1世代をプレイした人の大半はトラウマとして残ってしまっている。
(尤も、トラウマの大半は後述する「アレ」にあるのだが)
BGMが暗くて怖いのでゲームボーイ本体のBGMのボリュームをミュートにする、自転車に乗るなどしていた人が多いのではないだろうか。なお、リメイクでもGBAっぽいアレンジがされつつも不穏さは健在。
あのNの部屋がかわいく思えるほどといっても過言ではない。おや、誰か部屋に入ってきたようだ……。
タチサレ・・・タチサレ・・・・・・
この町のイベントといえば、ダンジョン「ポケモンタワー」のイベントの数々。
該当記事参照。
概要(第2世代、ハートゴールド ソウルシルバー)
シオンタウンは健在。しかし、3年後なのでいろいろ変わっている。そして何よりトラウマ要素はなくなった。
まずはポケモンタワーがラジオ塔に改築。コガネシティのロケット団占領事件をきっかけに警備が強化されているため、1階しか見れない。
しかし元々墓場だったあそこをラジオ塔として使うなんて…………大丈夫なのだろうか。
そしてポケモンタワー改築に伴い「たましいのいえ」が新設。ここではフジ老人からポケギアのチャンネル「ポケモンのふえ」をくれる。
たましいのいえは言うまでもなく慰霊施設。しかしロケット団の壊滅とカラカラの母親の成仏もあってトラウマ要素はないので安心してほしい。
ちなみにBGMも明るくアレンジされているが、HGSSの場合はイントロのみが非常に不穏なアレンジになっている。
ポケットモンスターTHE ORIGINでのシオンタウン
「ポケットモンスター赤緑の世界を再現」と言うコンセプトの元、このシオンタウンイベントも登場した。
ちなみに今作ではグリーンも少しポケモンタワー占領事件に関与しているため、「おまえのポケモン」云々は削除されている。
ガラガラの幽霊が「タチサレ」と言っているのは「上の階にはロケット団がいて危ないから、上に行ってはいけない」と警告だったことが判明する。
この後ゲームではシルフスコープで正体がわかり、主人公とバトルするのだが、今作では駆け付けたカラカラと再会し、カラカラやレッド達に見守られながら昇天すると言う形になっている。ちなみにゲームのような姿ではなく、人魂のような姿で登場する。
しかし、ORIGINで最も恐ろしいシーンはシオンタウンに到着したレッドの前で二人の男女がポケモンタワーに現れる幽霊の噂を話し始め、女性がゲーム版と同じく「幽霊はいると思う?」と同じ質問して、これまたゲームと同じくレッドが居ないと答えると、女性がゲームの中のいいえと同じ台詞を話し、それに釣られてレッドが振り返り、再び正面を向くとそこに居たはずの男女二人が忽然と姿を消していた事であろう。
ポケモンGO
2017年10月末~11月初頭にかけて行われたハロウィンイベントでは夜の時間帯の探索BGMがシオンタウンのBGMのアレンジになっていた(ちなみに、前年度は通常のBGMが流れていた)。
期間中はゴーストタイプをはじめとする“ちょっと不気味な風貌のポケモン”たちがの出現率が上がっていたため、雰囲気的にはぴったりだったといえるだろう。
なお、特定のイベント期間中専用のBGMが用意されるというのは今回が初の試みである。
関連項目
・キャラクター
・ポケモン・ゲーム関連
ゴース 努力値稼ぎのために狩られることがある
ゆうれい ポケモンタワーに出てくる「やつ」の詳細。
みんなのトラウマ 言うまでもない。
黒い任天堂 こちらも言うまでもなく。
・トラウマスポットつながり
もりのようかん 「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール・プラチナ」にあるマップ。怖いだけでなくポケモンタワーのように劇中にはっきりとした設定がない(仄めかされているだけ)故に、恐怖に拍車をかけている。
Nの部屋 「ポケットモンスター ブラック・ホワイト」の最終ダンジョン「Nのしろ」にある部屋。幽霊関連の出来事はないものの、オカルトよりも怖い設定が暗示されていたりする為、別の意味でプレイヤーから恐れられている。