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ゼツの編集履歴

2020-03-26 16:08:00 バージョン

ゼツ

ぜつ

ゼツとは、漫画・アニメ『NARUTO』のキャラクター。

概要

CV:飛田展男


左右の体色が異なり、黄色い眼と緑の髪の風貌で体を巨大なハエトリグサの様なもので包まれているという、非常に人間離れした外見をしている。うずまきナルト曰く「トゲトゲアロエ野郎」

左右はそれぞれ人格と性格等が異なり、分離する事も可能。

後述の別名から、名前の由来は『(ぜつ)』からと思われる。


草隠れ抜け忍という設定だったが、実はうちはマダラ外道魔像千手柱間の細胞を遣って造り出した人造生命体で「ゼツ」というのも個人名ではなくいくつか種類が存在する。


作中での行動


第一部

サスケ奪還編の終盤で初登場。

ナルトとサスケの戦いを監視、記録しており、戦いの終幕後は立ち去った。


第二部

風影奪還編

増援に駆け付けたナルト達の行動を監視してメンバーに逐一報告していた。

象転の術を使って最終的に敗れたサソリの部下2名を食べることで処理。


角都&飛段編~ペイン編

角都&飛段から二尾の人柱力の回収を行った。

その後はデイダラとサスケの戦いの結末、そしてサスケとイタチの死闘を監視していた。

なおサスケの呪印から出てきた大蛇丸を「相変わらず口からゲロゲロとキモい奴」と吐き捨てる。


そしてイタチの死後、本格的に動き出したトビとツーマンセルを組み行動。


ペイン敗北という予想外の事態に驚きを隠せなかったのか、珍しく焦っており、長門小南の裏切りをトビに報告する。


五影会談編

白と黒それぞれ分離して白ゼツは鉄の国案内係としてサスケら「鷹」、黒ゼツはトビとついて別行動にとる。

会談時に雷影にあっさり首をへし折られて死亡したが、鬼鮫が八尾襲撃時に何事もなかったかのように姿を見せており、別個体の白ゼツが成り代わりの術で鬼鮫に化け、彼の死を偽装して鬼鮫本人が連合軍の情報を盗む任務をサポート。


第四忍界大戦編

暁の主戦力として魔像から造り上げた約10万体の白ゼツが登場。

協力を持ち掛けた薬師カブトで以前より強くなり、成り代わりの術で連合軍内で闇討ちを行うも、ある個体がサクラによって成り代わりの術を見破られてしまう。

更に尾獣チャクラモードのナルトの悪意感知能力で各戦場に化けていた白ゼツも退治されてしまい、ほぼ駆逐された。


オリジナルは永遠の万華鏡を得たサスケから試し打ちという名目で殺される。

黒ゼツは避難していた大名を捕まえようとするが、トラップや護衛の忍による妨害でうまくいかず、遅れて駆け付けた分身ナルトと交戦し、木遁の術によるツタ攻撃で戦う。

しかし隙をつかれ、長十郎の双刀ヒラメガレイで上半身と下半身を両断されて身動きを封じられた。


トビの正体がうちはオビトと判明後は、彼の回想から白と黒ゼツの正体が明らかになった。


そのまま出番が無いままかと思いきや、ナルトに敗北して心を入れ替えたオビトの輪廻天生発動に割り込む形で黒ゼツが再登場。

月の眼計画による無限月読を完遂させる為に、オビトの半身を乗っ取た状態でマダラを輪廻天生で蘇生。

そして寄生したオビトの左目の輪廻眼まで奪おうとするが、彼の抵抗とカカシとミナトがいたので膠着状態になる。

隙を見てミナトの陰九尾を奪ったりしたが、オビトに体を奪い返され、延命のために利用されてしまう。

隙をみたオビトはマダラの介入されないように神威でナルトとサクラを自身と共に神威空間に転送された。

白ゼツはオビトが隠した右眼の輪廻眼をマダラに届ける係として登場し、右眼の献上後は用が済んだのか地面に潜りそのまま消え去る。

オビトの回想で出たグルグルの個体が、ヤマトに取り込む形で登場し、小型とはいえ数十メートルサイズの真数千手で連合軍を圧倒する。


そしてマダラがカカシの左眼の写輪眼奪って神威空間に侵入した頃に黒ゼツは再度オビトの体を完全に乗っ取る事に成功し、神威で現実空間からマダラと共に転送。

マダラVSナルト&サスケの戦いを観察し、無限月読発動後はマダラと共に第七班を始末しようと行動する。


個体ごとの特徴


白ゼツ

左半身のゼツ。優しげでお喋りなやや子供っぽい性格。黒ゼツよりも先に作られた。自身いわく別名『饒舌』。


黒ゼツ

右半身のゼツ。スライムのような軟体の姿をしており、他者に寄生して操ることができる(そのため戦争終盤までは白ゼツの半身を寄生していた)。

白ゼツとは対照的に口が悪く厳格で大人っぽい性格。白ゼツいわく別名『毒舌』。オビトがマダラの代理として活動するに当たり、劣化してはいるがマダラの記憶や人格をコピーされている。


グルグル

フレンチクルーラーのような見た目の特徴的な顔が特徴。

ちなみにグルグルという名前は、自身が名乗ったものではなくオビトがつけたあだ名。

初期時に被っていた仮面も、グルグルの顔を模したデザインとなっている。

性格や口調はオビトがトビを演じていた時のものに近く重傷を負って運び込まれたオビトのリハビリに進んで協力する等、根は優しい性格。

また自身は食事排泄が必要ないらしく、作中では便意に対して強い興味を示している。「う○こう○こ」と連発し、オビトにキレられたこともあった。

前述の通りに第4次忍界大戦終盤で突如出現し、木遁の真数千手で忍連合を蹂躙させた。

この仏像は頭部にある5つの像から「火」、「風」、「雷」、「土」、「水」の性質変化による攻撃をしてくる。


白ゼツ(量産型

第4次忍界大戦においてトビにより7体の尾獣のチャクラを使って量産された10万体の白ゼツ。連合の忍達に化けることができ、胞子の術、成り代わりの術で潜入や闇討ちを行うなどして連合軍側を疑心暗鬼にさせ混乱させた。

サスケにも監視用に数体を寄生させたが、大蛇丸に見破られており、火影前任者を穢土転生する生贄に利用された。


能力

分離能力の他、地面などに同化して身を潜めることができ、移動することが可能。それを生かして監視・記録などの諜報活動担当することが多い。また人を食べる事でチャクラを得ることができる。

一方で白ゼツの単純な戦闘能力は低く、アニメでデイダラから「相変わらずよえーな」と言われている。

黒ゼツも純粋な戦闘能力こそは高くないが、他者に寄生する能力で相手の技をいいように利用していた。


・胞子の術:胞子状態に相手の体にしのばせてチャクラを奪う


・成り代わりの術:接触した相手のチャクラをコピーし、その相手に成り代わる術だが、その精度は戦闘能力以外では本人とそっくりそのまま(感知タイプどころか、白眼も見破れない程)


・蜻蛉:樹木を媒介に大地と同化して移動ができる。


・木遁:黒ゼツの場合は体から木の枝を伸ばして打撃、拘束を行っていた。グルグルは柱間細胞適合者のヤマトを取り込む形で真数千手を発動させた。





関連タグ

NARUTO  センターマン


















ネタバレ


第七班を消そうとしたマダラだったが、背後にいた黒ゼツが彼の左胸を貫いた。

自身の意思だったはずの黒ゼツの突如の裏切りに困惑するマダラだったが、彼は「マダラの意思ではなく俺の意思はカグヤだ」と言う。


マダラを触媒にして神・樹界降誕に捕らわれた人間達の膨大なチャクラを取り込む形で大筒木カグヤを復活させた。

黒ゼツの正体はマダラが陰陽遁で造ったものではなく、大筒木カグヤがハゴロモ、ハムラに封印される寸前に産み落とした存在。カグヤ第三の息子だった。

なお、白ゼツはカグヤが過去に行った無限月読に取り込まれた人々の成れの果てであり、自身の兵団として量産していた。

グルグルは更に後述の理由で一部の白ゼツを改良させたものだと思われる。


カグヤ復活の物語

母の復活には封印されている十尾の本体である外道魔像を解放させる輪廻眼、十尾のチャクラを分散させた9体の尾獣の回収をしなければいけないが、黒ゼツ本人は力は無いので闇の中で暗躍。

六道仙人の息子であるインドラに接触し、跡目争いに敗れたインドラを唆して弟アシュラと対立させる。

そして両者が子孫に転生する度に争いを起こすようした後は、インドラの子孫うちは一族を物語のキャストと称して徹底的に利用。

ハゴロモが道を違えたインドラとその末裔に正すようにと書き遺していた碑文を「無限月読こそがうちは一族を救う唯一の手段」と改竄。

それ以降はインドラの転生者とアシュラの転生者に幾度なくアプローチしては輪廻眼の開眼を試みるが、誰もその段階までいかず、それだけでも千年以上は過ぎていた。


しかし転生者が千手柱間・うちはマダラの代になった時、マダラならばそれが出来ると確信。

終末の谷での死闘を見届けた後は、扉間が写輪眼研究の為にマダラの遺体を処理せずに山奥の石室に保管、マダラもそれを見越した上でイザナギで柱間との戦いの死を偽装するのを知っていたので、イザナギで蘇生する直前にマダラの体の中に潜入。

マダラが輪廻眼を開眼し、外道魔像を口寄せした後、柱間のクローンと見せかせて魔像から白ゼツを抽出させた。

オビトがマダラの代わりにサポートを付けようとした時、陰陽遁でマダラから生み出されたように見せかけて白ゼツの一体と融合。

マダラの意志の代行者として、オビトの協力者として、暁内で暗躍。


忍界大戦直前にマダラの死体をわざと発見させ穢土転生するよう仕向ける形でカブトを利用。

見事に引っかかったカブトを戦争における暁側の戦力増強として引き入れる事に成功。


オビトの裏切りという予想外の事態こそあったが、マダラを輪廻天生の術の蘇生後は、尾獣9体を外道魔像に封印、十尾の人柱力、無限月読をマダラ1人がやってのけ、仕上げであるマダラの肉体を利用して母のカグヤを復活に成功させた。


第七班&オビトとの戦い

カグヤが復活後は、彼女の左袖に寄り添う形で一体化。

これ以降は片言をやめて白ゼツ同様な言葉遣いになる。

カグヤに助言を与え、一度はサスケを別空間にとばしたが、ナルトの奇策の数々を前にカグヤ共々翻弄されてしまい、サスケもオビトとサクラの手で救出されて合流を許してしまう。

超重力空間でナルトとサスケを共殺の灰骨で始末しようとしたが、身を挺したオビトの邪魔がはいり殺し損ねる。

塵芥となって死んだオビトを持ち前の毒舌で「しぶとさはゴキブリ以上」、「どっちつかずのクズ」、「裏切り者の虫けら」と吐き捨てまくったが、その言葉にブチ切れたナルトの攻撃で同化していた左腕ごと切り落とされた上、求道玉で形成した黒棒数本を刺されて身動きを封じられる。

その状態でも黄泉比良坂、共殺の灰骨の技でカグヤをサポートするが、六道・地爆天星でカグヤは再度封印される。

母復活を再度企み逃げようとしたが、ナルトは見逃されることなく、地爆天星に投げ入れられ母と同じ最期を遂げた。



BORUTO編

サスケがカグヤがゼツを量産した理由を「カグヤをも脅かす存在に対抗するため」と仮説をたて独自に調査をしていた。

そして地上に幾つかあったカグヤの遺跡に保管された白ゼツが活動を再開。

アニメ51話で炭坑調査をしていたボルト達の前に数体に合体した大型の白ゼツ個体が登場。

「腕を刃に変形、風遁、火遁、雷遁をベースにした攻撃を行う」と戦闘能力は高くなったが、代わりに知性は獣とほぼ同然に叫び声しかあげなかった。

ボルト達を苦戦させたが、木の葉丸の螺旋丸で跡形もなく消滅した。

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