曖昧さ回避
- アトラスのRPG『世界樹の迷宮』シリーズに登場する職業の一つ。本項で解説。
- Valve SoftwareのFPS『TeamFortress2』に登場する職業の一つ。
- 東映の特撮作品『仮面ライダードライブ』の登場人物の一人。→メディック(仮面ライダードライブ)
- ゲームMGSVの登場人物一人。→メディック(MGSV)
pixivでは1.に関連したイラストが大半を占める。
概要
『世界樹の迷宮』と『世界樹の迷宮2』(および前者のリメイクである『新・世界樹の迷宮』・『新・世界樹の迷宮2』)、そして『世界樹の迷宮4』に登場する職業および、そのキャラクター。
医術を用いて傷ついた仲間を治療する衛生士。シリーズを通してパーティに1人は欲しい職業である。
役割から言えば、他のゲームで言うところの僧侶などに相当する。
『世界樹の迷宮3』では、回復役のポジションはモンクに受け継がれている。
また、ソードマンと共に復活した『世界樹の迷宮4』ではデザインが一新されている。
職業特性
様々な回復スキルを備えた回復のエキスパート。味方のHPの回復、状態異常や部位封じの治療、戦闘不能に陥った味方の蘇生を一通りこなす。
HPを回復するスキルは他の職業にも幾つかあるが、治療や蘇生のスキルも同時に習得できるのはこのメディックだけである。
ステータスは基本的に後衛型。アルケミストほど極端ではないものの、TPとTEC(知力)が高く、HPとSTR(腕力)、VIT(体力)が低く設定されている。
ただし武器である杖を使用した強力な物理攻撃スキル「ヘヴィストライク」も習得させることもでき、前衛アタッカー(殴りメディ)として運用することも可能。
『世界樹の迷宮4』ではTPやTECの高さはそのままに、他の能力値も比較的バランス良く伸びるようになったことで前衛に立ちやすくなった。
『新・世界樹の迷宮』では『4』と同様のバランス型のステータスで、状態異常を付与するスキルなどの追加により戦術の幅が広がった。
『新・世界樹の迷宮2』では新1とはそれほどステータスは変わっていないが、状態異常スキルと味方への補助スキルがなくなり無駄をなくす回復スキル(チャージ系)が加わり、元々そうであるが、
回復に専念する職業というイメージが強くなった。
回復以外では「杖マスタリー」のが加わったことによりTPアップやそれに派生するスキル、
伝家の宝刀ヘヴィストライクはもちろん。相手の属性防御を落とすメディカルロッドや味方のHPを
力に変えるバイタルヒットが加わり、新2も前衛でも十分戦っていけるようになっている。
世界樹の迷宮Xでも登場
前作のVでTECが攻(INT)に守(WIS)に分離した(ついでに俗にいうHPを回復させるスキルの依存ステータスもWISが主となった)ことで
回復専門であるメディックは歴代19職で最高のWISという尖った部分を持つようになった
他の能力も下がってはおらず、潤沢なTPやINTもそのままにSTRやVITも後衛としては悪くない数値。
ノービスから主要な回復スキルが一通り揃えられベテラン、マスターになるにつれて
およそ回復と言える技能に関してはすべて持ちあらゆる種類の回復が可能で、反応回復の「チェイスヒール」や、回復スキルを反復する「ヒールデジャヴ」、上限を超えて回復できる「オーバーヒール」など度を越えた回復能力を保持している。
半面、攻撃は杖スキルのみで味方へのバフスキルも保持していないため、事実上回復しかできない。
(それでもデバフ付き杖スキルの効果の関係で通常なら回復は不要であろう戦闘開始時が手持ち無沙汰にという自体はあんまり起きない。)
メディックの立場を脅かしているのは条件はどうあれ回復スキルを持つ他クラスの存在で
・ターン開始と終わりに回復させる巫術を持ち状態異常中の敵に更なる痛手を与えられるスキルを持つ「ドクトルマグス」
・障気兵装を解除するという難点こそあるが実質味方全体を回復させる上にデバフを撒くと一定確率で再び障気兵装がかかり素で状態異常付きの攻撃スキルの鎌で戦える「リーパー」
・新世界樹の迷宮Ⅱより比較されかなりマイルドにされたもののバフと同時にHPを回復させる上にかつてメディックが担当してた発動率が異様に高い食い縛りを付与するバフで味方を補助する「プリンス/プリンセス」
・本来回復とは正反対の「切腹」での自らの戦闘不能と引き換えに味方全体を回復する…のだが「仮死再生」により自力で復活出来る等今作の色物が多めな「ショーグン」
等。
他にもあるのだが「単にHPを回復させるだけなら他クラスでも可能」さがより顕著になった。
つまり今作の場合ドクトルマグスやリーパーなど㏋回復もできる職やついでで回復できる職が結構多い上に本来の役割もあるため、いなくても何とかなる場合も結構ある。
ただし、純粋な回復量はもとより封じや異常の回復力や蘇生能力は依然としてメディックが最強であり、特に封じと異常回復はメインメディックでないと列回復がきないという理由からサブでいいやというわけにもいかない。
上記に挙げたクラスはあくまでも扱い方をよく理解していれば上記の運用も可能であるという話で当然だが探索やボス戦で何が原因で一気に追い込まれるか分からない初心者からすれば素直に回復の要としてパーティーに入れておいた方が堅実でもある。
他の味方が攻撃に専念できるので、パーティと応相談である。
サブクラスを取得すると手が空いた時も活躍できる、原則として武器が不要、TPが豊富、全ステータスそこそこ以上と揃っているので色々なクラスを使用できる。
一応頭封じ等で回復系スキルが使えない…なんてことがないように自己回復スキルが使えるセスタスかヒーローをサブクラスに指定するのも悪い選択肢ではないかもしれない。前者は封じ関係に後者は該当記事を見た方が早いが盾持って残像出すだけでパーティーの全滅は大きく遠のくかもしれない。
逆に、サブクラスとしても持っていると役立つことも多い、特に今作ではWISはほかのゲームの『魔法防御』であるため意外な職が高WISの場合があり回復力が期待できる時もある。
フォーススキルは「集中治療」
説明をそのまま読むと「医療スキルの効果と発動速度を上げる」と読めるが
実際は「自分の行動速度自体を上げ、医療スキルの効果を上げる」ため、多少だが悪用もできる。
フォースブレイクは「超医術」
味方全体をTP以外完全回復するという大変解りやすいスキル。
ただし、頭依存技なので頭が封じられていると使用できない、注意。
キャラクター
世界樹の迷宮1&2&X
♀1 | アホ毛が特徴のオレンジ髪の少女。ピンクと水色の縞模様が入った[ニーソックス>縞ニーソ]]を穿いている。通称「メディ子」。公式のおまけ漫画ではパラディンの女性(ししょー)と共に度々登場しており、ほんのりドス黒いキャラになっている。 | |
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♀2 | 優しげな笑みをたたえた金髪ロングの女性。脚にはタイツを着用。通称「メディ姉」。 | |
♂1 | 眼鏡をかけた赤毛の青年。通称「眼鏡メディ」。 | |
♂2 | オレンジ髪の青年。金色のイヤリングや指輪など様々なアクセサリーを身に着けており、チャラ男っぽい雰囲気。4人の中では唯一、鞄の色が赤いのも特徴。通称「触角メディ」。 |
世界樹の迷宮4
♀1 | 眼鏡をかけた紫髪の少女。通称「眼鏡メディ子」。アナザーカラーは髪や目が青緑色に変化。 | ||
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♀2 | オリーブ色の髪をツインテールにした少女。太眉が特徴で、公式イラストではやや眠たげな表情を浮かべている。アナザーカラーはピンク髪。 | ||
♂1 | 灰色の髪を後ろで括った男性。短い顎髭を生やしている。通称「髭メディ」。アナザーカラーは赤毛で、白衣がベージュ色になる。 | ||
♂2 | 紫がかった髪の少年。前作のアーマンの宿の少年に似た風貌。通称「ショタメディ」。アナザーカラーは銀髪で、白衣が黒くなってダークな雰囲気に。 |
新・世界樹の迷宮
ストーリーモードでは、サイモン・ヨークがプレイヤーキャラクターとして登場する。
イラスト
関連タグ
世界樹の迷宮 世界樹の迷宮2 世界樹の迷宮4 新・世界樹の迷宮