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メローピー・ゴーントの編集履歴

2020-05-03 14:21:05 バージョン

メローピー・ゴーント

めろーぴーごーんと

闇の帝王ヴォルデモート卿を産んだ女性。

概要


メローピー・ゴーントとは、後のヴォルデモートことトム・リドルの母親である。

本編開始よりとうの昔に死亡している人物であり、第6巻の過去編のみに登場する。

最後は生活に困窮しやつれ果てており、トムを産むと彼を孤児院に預けてすぐ死亡した。


容姿はお世辞にも美しいとは言えない。


人生


純血聖28族の中でも、サラザール・スリザリンの末裔であることで有名なゴーント家の出身。

ただしかつては栄華を誇った名族も、家財を使い果たしたこと、そして純血を守るための近親婚の繰り返しにより遺伝子異常による情緒不安定により、見る影もなくなっていた。

ゴーント家の最後の三人である、父マールヴォロと息子のモーフィン、娘のメーロピーは三人であばら屋のような劣悪な環境で生活していた。


暴力的な父と兄に虐待を受けながら育った彼女は、ある日近所に住むハンサムなマグルトム・リドル・シニアに恋を落ち、父と兄がマグルへの暴行で収監された後、彼に何らかの魔法をかけて自分のものと、彼の子供を孕んだ。


この事実からは、メローピーは家族からスクイブであると思われホグワーツにも通っていなかったが、精神的な圧迫により魔力が発揮できていなかっただけであることが分かる。よって、彼女がオブスキュラスであった可能性も存在する。


彼女はトム・リドル・シニアが自分を本当に愛しているのか信じていたのか、はたまた試したかったのかは不明だが、ある時から彼を魔法で操るのをやめる。当然ながら、彼は自分が近所の見ず知らずの女と結婚し妊娠させていたことにショックを受け、彼女を捨て実家に逃げ戻った。そのことにメローピーもまたショックを受け、彼女は以後魔法を使うことをやめたか、出来なくなった。


結果、金も職も魔力もない彼女は困窮し、ゴーント家の家宝であるスリザリンのロケットをボージンアンドバークスで売るも、二束三文で買い叩かられる。彼女はロンドンのウール孤児院に辿り着くと、息子を

出産してほどなく死亡した。


その際、息子に「トム・マールヴォロ・リドル」と名付けた。夫の名前トム・リドルに、ミドルネームとして父マールヴォロの名を組み合わせたものである。これが息子に彼女が残した唯一の贈り物であった。


また、息子の外見が自分ではなく夫の方に似るように願っており、これは叶うこととなる。(もっとも、トム・リドルは闇の魔術の実践により端正な顔立ちを自分から放棄していくのだが)


人物


アルバス・ダンブルドアは、メローピーは打ちのめされた弱い女性で、ハリーの母リリーのように息子に愛情を注ぎ何かに立ち向かう強さがなかったと評価している。故に、あまり責められるべきでもないとも言っている。


魔力を手に入れてからの行動が自立への試みではなく男への依存(それも、顔だけで惚れた相手であることが描写から読み取れる。トム・リドル・シニアは地主の息子で、高慢で礼儀知らずで皆から嫌われていた)であったり、今際の際ですら息子にハンサムな容姿を期待したり、自分を傷つけた男二人の名前を付けようとするなど、極めて被虐的・自傷的で男性に左右される気質の人間であることが分かる。


息子

息子トム・リドルは開闢以来最も危険な魔法使いヴォルデモートとなった。


母親が魔女であるなら自分の身を守れたはずという理屈で、ずっと父親が魔法使いだと思っていたようだが、ホグワーツのどこにもトム・リドルという名前の生徒の記録がないこと、そしてゴーント家の最後の生き残りでありメローピーの兄モーフィンとの対峙により、自分を産んだ後死んだ母メローピーこそが魔女であり、スリザリンの血を引いていたことを知る。


これがトム・リドルが自分の名前を捨てる契機となった。

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