1.実在する機関砲の形式
2.『機動警察パトレイバー』に搭乗する架空の兵器→リボルバーカノン(機動警察パトレイバー)
3.『サクラ大戦』シリーズに登場する巴里華撃団の最終兵器→リボルバーカノン(サクラ大戦)
ここでは実在する兵器としてのリボルバーカノンを解説する。
概要
拳銃のリボルバーのようにチャンバーが円形に複数並ぶシリンダーを持ち、これを回転させて装填・発射・排莢を行う機関砲。ガトリングガンを薬室だけ回転するようにしたものと考えてもいい。
立ち上がりが早く、発射レートもガトリングガンには及ばないものの、チェーンガンよりは高い。また多くは外部動力に頼らない自立駆動型(この場合不発や遅発のときに動作不良におちいる)だが、構造的には外部動力式も容易に開発でき、また前装型も後装型にも設計でき、様々なレイアウトに出来るため、航空機関砲としてかなり優秀である。
ロシアや欧州の戦闘機にはガトリングガンを積まず、ガス圧駆動のものかこれを積んでいるものが多い。
ちなみに国家権力の人型作業機械の武器や凱旋門からせり出してくる炸薬式カタパルトとは関係ない、と思う。