概要
スーパー戦隊において、レッドがメンバーから省かれ余っている状態のことをいう。
タグ名は、『侍戦隊シンケンジャー』第二幕「極付粋合体」での、シンケンオー初合体時(失敗)のシンケンレッドの台詞による。
また、シンケンダイゴヨウが登場した回でも同様の台詞があった。
なお、このセリフはバンダイにより発売された「プロッププラスプチ(PPP)侍戦隊シンケンジャー 」シンケンレッドの台座にもプリントされている。
余談
『電磁戦隊メガレンジャー』では、ブラックとイエロー、ブルーとピンクがそれぞれカップルなため、レッドが余ってしまっている。また等身大怪人へのトドメも、四人が合体武器「マルチアタックライフル」を使うのに対しレッドのみ「ドリルスナイパーカスタム」を使用する。
『救急戦隊ゴーゴーファイブ』第13話ではレストランの優待券をもらったナガレ以下4人が長兄のマトイを置いて食べに行ってしまい、「俺余ってる」レッドになってしまった。奇しくもこの回の脚本家は『シンケンジャー』でもメイン脚本を担当する小林靖子である。
『超新星フラッシュマン』は、物語後半は敵のサー・カウラーや(時村博士の本当の子供が女の子かもしれないという疑惑で)女性戦士が主役になりがちであった。
『海賊戦隊ゴーカイジャー』では、ゴーカイレッドが一度も黒の戦士になったことがない。参考に、ブルーはアバレブラック、イエローはニンジャブラックとキョウリュウブラック、グリーンはゴセイブラックやファイブブラック等、ピンクはブラックバイソンとゴーオンブラック、シルバーはキングレンジャーと黒騎士ヒュウガ。
『魔進戦隊キラメイジャー』第1話では、巨大戦力であるキラメイ魔進が宝石の姿でレッドのもの以外が重なり、それをレッドの魔進ファイヤがはしごで弾き飛ばすという技を見せた。この重なった宝石の色の組み合わせと順番まで「俺余ってるだろ!」の時と同じである。
さらに5人全員揃っての変身ではイエローとグリーン、ブルーとピンクがペアでフィギュアスケートのようなポーズを決めるため必然的にレッドが余っている。
さらに余談
スーパー戦隊シリーズでは、ストーリーの都合で3組に分かれる場合レッドが単独行動になることが多いが、これは余っているわけではなく戦力の均衡化やシナリオの都合によるもの。
レッド戦士はリーダーとして優遇される事が多く(リーダーではない場合も、カクレンジャーのニンジャレッドのように主人公ポジションにおかれる場合が殆ど)、一人でも十分戦えるような状態が多い。
関連タグ
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