概要
アニメは『レジェンズ 甦る竜王伝説』というタイトルで2004年に放送された。
どのメディアでも共通している設定として、昔、地球上に「レジェンズ」と呼ばれる伝説のモンスターが存在。ただし「レジェンズウォー」という戦争の末、「ソウルドール」という結晶体に姿を変え長い眠りについた。そして現在、レジェンズは伝説の魔道具「タリスポッド」を使って復活させることが出来る。各レジェンズはトルネード(風)、ヴォルケーノ(火)、ストーム(水)、アースクエイク(土)、スピリチャル(光)、ネクロム(闇)の六つの属性を持っている。
なお、DVDで1巻から13巻まで発売(1巻以外、各4話収録 全50話)
漫画版「レジェンズ」は、『月刊少年ジャンプ』にて2003年11月号から2005年4月号まで連載された。平井隣原作、春野まこと作画。
アニメ版の概要、ストーリー、登場人物等
アニメの概要
デフォルメの利いたキャラクターデザインが特徴。
シュウ達人間キャラはコメディタッチだが、レジェンズの方はデフォルメされつつも原作寄りにデザインされている。
基本はアメリカのカートゥーンネットワークを思わせるドタバタ劇で、大地丙太郎のスピード感に富んだギャグセンスが遺憾なく発揮されている。が、物語が進むにつれレジェンズたちの戦いに巻き込まれる子供たちを中心として、その親や友人、そしてレジェンズの心理描写は極めてリアルに描かれており、キャラクターデザインとのギャップが激しい。また、BGMも軽快なジャズ音楽と、アニメでは珍しいものもある。
(ちなみにこのBGMは大地監督の要望で、ニューヨークのマンハッタン・クインテット・ジャズで収録したものである)。
(ウィキペディア参照)
各話のサブタイトルもほぼコミカルなもので統一されており、英文が付加されている。
ストーリー
あらすじ
舞台は北アメリカ、ニューヨークのブルックリン。シュウことシュウゾウ・マツタニは、父(サスケ・マツタニ)から貰ったおもちゃの「白いタリスポッド」(実は失敗作)で、本物のレジェンズ「ウインドラゴン」のシロンを甦らせてしまう。そして、次第にレジェンズ達の戦いに巻き込まれていく。
前半のストーリー
ダークウィズカンパニー(以下「DWC」という)はレジェンズのソウルドールを発見するがシロン、グリードー、ガリオン、ズオウの4大レジェンズソウルドールだけは手に入れることができなかった。
その1年後の4月4日にシュウは白いタリスポットからシロンをリボーン(復活)させてしまう。
DWCはそのタリスポットの奪還に躍起になってさまざまなレジェンズを駆使し襲いかかってくる。
登場人物
サーガとなった子供
シュウゾウ・マツタニ(CV:岡村明美)
マイク・マクフィールド(CV:鈴木真仁)
ディーノ・スパークス(CV:南央美)
その他
ハルカ・ヘップバーン(CV:渕崎ゆり子)
ブルーノ・スパークス(CV:石井康嗣)
メリッサ・スパークス(CV:安原麗子)
レジェンズ
ランシーン(CV:?)
カネルドウインドラゴン(CV:井上和彦)
ファイアジャイアント(CV:松本吉朗)
登場する団体、クラブなど
詳しくはレジェンズクラブのタグへ。
DWC
幾度もシュウ達に襲いかかってくる謎の玩具会社。
DMC(ダックマインドカンパニー)
ディーノ・スパークスの父のブルーノ・スパークスが経営する玩具会社で模造品を売って儲けている。
スピリチュアルレジェンズクラブ
話の後半に登場する光属性のレジェンズ達のクラブ、シロンに「クラブ好きだなこのアニメと突っ込まれる」
主題歌
オープニングテーマ
「風のレジェンズ」(1話-49話)
作詞 - 大地丙太郎 / 作曲 - 太田美知彦 / 編曲 - 太田美知彦 / 歌 - KYOKO
エンディングテーマ
「どうにもとまらない~ノンストップ~」
作詞 - 阿久悠 / 作曲 - 都倉俊一 / 編曲 - 武藤星児 / 歌 - Brenda Vaughn(1話-37話)、山本リンダ(38話-49話)
「空色の指先」(50話)
作詞・歌 - 国分友里恵 / 作曲・編曲 - 岩本正樹