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ジャズ

じゃず

『トランスフォーマー』シリーズの登場人物。もしくは音楽のジャンルの一つ。
目次 [非表示]

音楽のジャンルの一つはJAZZを参照。


概要

トランスフォーマー』シリーズの初代アニメが、『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』と改題されて日本で放送されたときにマイスターと改名されたキャラクター。日本のファンの中には、そちらの方に馴染みがある人もいる。


初代アニメの人気キャラクターだが、意外にも映像作品としては、2007年の実写映画まで再登用は無かった。

総じて白いボディに、水色のバイザーを身に着けたデザインになる傾向。


実写映画版

ジャズ

CV:/吹:楠大典

実写版ではポンティアック・ソルスティスに変形する。初代アニメでは日本版のみの設定であった「副官(将校)」が日米共通となった。


踊りながら変形したり、音楽に精通している面では先代の副官の血を受け継いでいるが、覚えた言葉がスラング系な言葉ばかりなので、先の日本版マイスターとは比べ物にならないくらい言葉遣いが汚い。だが、その気さくな言動や仕草からはあの頃の副官の姿がハッキリと見えてくるだろう。


実は要所要所で、バイザーを上げ下げしている姿が見受けられる。特に庭コントでは、アイアンハイドが主人公の父を殺そうとする際、すかさずこっそりとバイザーを下げている。

また、ポスターやコンセプトアートでは、遠目でしか確認できなかったバイザーオフの顔がじっくりと拝める。

トイではバイザーの上げ下げ機能がついたものもある。


武装は、複合装備「クレッセントキャノン」と特殊磁力を発するクロー、映画未使用のデュアル・プラズママシンガン。

クレッセントキャノンは、シールドの他、本来なら近接武器に変形する閲覧できない場合はこちら)予定であった。また、大型のエネルギーキャノンや望遠刀なる謎の刀も予定されていた。


吹替を担当した楠は、『カーロボット』でブラックコンボイを、『ギャラクシーフォース』でギャラクシーコンボイも演じていた。


有名すぎる戦死

ネットでは、彼の死に悲しむオプティマスの「オォゥ…ジャァズ…」という台詞が有名で、キャラクターが酷い目に遭った際は「オォゥ…●●●」と嘆き悲しむのがファンの間での通例になっている。


実写映画1作目におけるオートボット側唯一の戦死者となったその理由についてマイケル・ベイ監督「一番死にそうにないから」と述べている。なんて理不尽な…。


前日譚小説

邦訳版がハヤカワ文庫SFより出版の『GHOSTS OF YESTERDAY(ゴースト・オブ・イエスタデイ)』では、実写映画より以前の姿が描かれた。相手が喋る隙を与えない程のマシンガントークが特徴で、全て言い切るまで止まらない。戦闘だけでなく、人間の優秀なエンジニア十人以上の働きもこなす文武両道。

オプティマスの親友と言われている通り、親しげなシーンが垣間見える。


他のクルーとの関係も良好だが、もっぱらイジられ役。「(ジャズはひどくお喋りなので)さぞかし立派な斥侯になるだろうよ」と言われたり、「(斥侯云々が)聞こえているから(敢えて)言ってるんだ」とからかわれたりしている。ちょっぴりスネたりもする。

終いには、腕を掴まれて、ズルズルと引きずられながら回収される。


本編よりお茶目度マシマシだが、負けず劣らずの見せ場もある。


アニメイテッド

ジャズ

CV:原:/吹:石川英郎

アニメイテッド』では、オートボットのエリート部隊・エリートガードの将校で、サイバー忍者の一人。武器はレーザーヌンチャク

日本語版の吹き替えは『ギャラクシーフォース』で副司令官ドレッドロックの声を当てた石川英郎。


地球の文明にはかなり興味を持っており、終盤では地球人を下等生物としか見ていないセンチネルに反発し、オプティマス・プライムの下へ行き、最終決戦で彼らと共闘した。同じサイバー忍者のプロールにも言える事だが、オプティマスとのコンビネーションは良く、互いに協力し合ってブリッツウィングを捕まえる事が出来た。

エリートガードの将校ではあるものの、センチネルと違って驕りを持たない良心派にして彼の諌め役。


最終決戦ではサイバー忍者の後輩であるプロールの犠牲を見届けなければならなくなる。

それ故に「いや、(無事なのは)みんなじゃない…(プロールが)命を懸けて、みんなを守った…」という台詞が哀愁を漂う。


シャッタード・グラス

SGリコシェ&SGジャズ

善悪が反転した世界を描く『シャッタード・グラス』では悪の心を持ち、リコシェ(上記イラスト左)と同一のスパークを分割して生まれた双子という設定。ブガッティ・ヴェイロン風のスポーツカーに変形する。

リコシェとは、ジャズの玩具を流用して発売されたキャラクターで、日本ではステッパーと命名された。


鏡写しの反転世界という事もあり、理性的な性格の持ち主として描かれていた本来のジャズ(マイスター)に対し、こちらは知性の低い(ときどき一人称が「J」になるほど)オプティマスの腰巾着のような存在となっているが、地球の文化を好むという点は共通している。

オートボット内での扱いはぞんざいだが、野心的なロディマスらとは違い、オプティマスに気に入られている。


玩具は『ギャラクシーフォース』のオートボルトの仕様変更品で、2008年にボットコンにて他のメンバーと共に限定販売された。

頭部が新規造型となり、車体のスポンサーロゴやマーキングにはKill to win(Pole to winをモジったものと思われる)やMassacure(虐殺・皆殺し) といった物騒な言葉が並ぶ。


『War for cybertron』シリーズ

FOCジャズ

CV:トロイ・ベイカー

日本未発売のゲーム『War for cybertron』ではサイバトロン星(G1の日本版でいうセイバートロン星)が舞台なので架空の自動車に変形。

捕縛されているオートボットの1体として背景に登場。ウィットに富んだジョークを飛ばす陽気なナイスガイ。


続編『Transformer Fall of cybertron』ではプレイアブルキャラとして大活躍。クリフジャンパーとともに行方不明となったグリムロック率いる電撃同盟の捜索任務に就く。最終決戦ではなんとあのブルーティカスに挑むパートがあるなど、ある意味初代以上に見せ場がある。


アドベンチャー

RID: ジャズ

CV:高木渉

アドベンチャー』ではエリートガードの戦士で、バンブルビーとは旧知の中。初代アニメに似たデザインの白いスポーツカーに変形。肩から強力な音波を放つ他、格闘にも長けている。


憧れの視線を向けるサイドスワイプに対して「もっと気楽にやれ」「周囲の評価なんか気にするな、君には君のいいところがある」と激励するなど、本作のジャズはちょい悪アニキ。

ノリの軽い性格であるが〆るところはきちんとシメ、仲間の為なら体も張るというまさにイカすアニキである。


評議会の命令で、行方不明となった監獄船アルケモア号と、無断でスペースブリッジを使用したバンブルビーたちの捜索のために地球へ赴いた。脱獄囚の一人ペッドを捕える為チームバンブルビーと共闘した。ペッド拘束後は、ビーたちの活躍を伝えるためにサイバトロン星へと帰還していった


…はずなのだが、その後のエピソードとなるはずの第12話ではバンブルビー目当ての賞金稼ぎも飛来しており、「ジャズさん何しに帰ったの」と視聴者からツッコまれてしまっている。後に最終シーズンにて、評議会にディセプティコンの残党が入り込んで情報操作を行っていたことが明かされたためジャズ一人が頑張ったところでどうしようもなかったのであるが、日本では未放送に終わったので…

玩具限定の設定では、帰還直後に別世界からの旅の剣士の対決を受けるはめになった事がほのめかされている。


ちなみに本作は『プライム』の続編なのだが、その時はどこで何をしてたのかは不明。


吹替えの高木渉は、『ビーストウォーズ』シリーズでチータスを、『アニメイテッド』でジェットストームを演じた。例によって御茶目なアドリブが多い。


サイバーバース

日本未公開のシーズン3に名前のみ登場している。

アークの乗組員の1人で、エネルギー節約のためにポッドに入る直前には同じく乗組員のワイルドホイールと仲良く会話していた模様。

その後のストーリーには一切登場しないため、地球のどこかに置き去りにされていると思われる。

玩具では『ターボチェンジ』シリーズで「オートボットジャズ」の名前で販売された。


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