「やりました…!!やりましたぞ、おやかたさあああ'まぁぁぁあああああ!!」
プロフィール
概要
甲斐の虎・武田信玄に仕えており、武田軍の次世代を担うと目される若き闘将。『虎の意思を継ぎし者』。
燃えるような熱血漢であり、また愚直なまでに誠実で真面目。年齢は17歳。
「~ござる」口調で相手への礼節を重んじた話し方をする。
日の本一の兵(つわもの)となって主・信玄の天下統一に全力を尽くさんと、日々研鑽に明け暮れている。生真面目ゆえに艶やかな女性は苦手で、「破廉恥でござるっ!」と顔を真っ赤にする。
暑苦しい武田軍
信玄を『お館様』と呼び慕い、師弟のような深い絆を築いている。
ただ、お互い討論などでヒートしてくると殴り合いとなる。
そして大体は、その後に信玄が持論の真意を語ったところで幸村が感銘して…
(幸)「お館様っ!」
(信)「幸村っ!」
(幸)「お館様ぁっ!!」
(信)「幸村ぁっ!!!」 (以下エンドレス)
……と、お互いを呼び合うという寸劇に発展する。
この寸劇は、BASARAファン曰く「殴り愛」と呼ばれる。
なお、この寸劇を止めに入るのは、往々にして幸村の補佐である猿飛佐助である。また、佐助とは強い信頼関係で結ばれている。
この師弟愛による寸劇はもはや武田軍の名物であり、出兵先であろうが何のためらいもなく展開される。ファンの間でも「寸劇がないと武田主従じゃない」という者もおり、特に『戦国BASARA3』になって信玄が病床に伏せってからはストーリーにやや不満を持つファンもいる。
しかし『戦国BASARA4』では武田信玄が壮健な為、元気に茶番を繰り広げる武田主従が見られる。
終始いつもの明るい熱血武田軍であり、信玄から文が来た時も
幸村「まさかお館様がご病気……」
佐助「無い無い。それはない」
といったように速攻で佐助が否定した。
幸村伝では、基本的に実際の歴史通りに進む為、信玄との交流は今までと違い全くおらず、最初は「信玄公」と呼んでいた。第七章で幸村の父である昌幸の力で一時的に呼び出し、幸村に立ちはだかる。その後は幾分か今までどおりの展開も用意されている
竜虎の好敵手
伊達政宗は戦場で出会って以来、目指すべき終生のライバルであり、尊敬の念と対抗心を抱いている。
これは幸村が若虎と言う虎の立場において政宗が竜と言う立場であある事からして、色も蒼と紅と言う感じである。
『2』では徳川家康と同盟を結んだ伊達政宗がラスボスとして現れ、『3』でもあるルートに進めば『2』と同じように家康と共に立ちはだかる。
特に劇場版では大きく目立っていて、政宗が誰よりも幸村との決着を強く願っていた。
シリーズ毎での活躍
戦国BASARA
従者の猿飛佐助と共に大将である武田信玄のために天下統一の手伝いをする。
戦国BASARA2・戦国BASARA2英雄外伝
2に関しては無印と同様。
2英雄外伝ではお館様から課せられた武田式の修業として武田道場クリアを目指して挑む。
戦国BASARA3
『3』では徳川軍との戦途中で武田信玄が病に倒れてしまった事で、総大将としての座と甲斐の未来を託されるが、総大将としての器の重さに悩まされて弱体化してしまう。
徳川の打倒の為に西軍の総大将である石田三成との同盟を目指す。
戦国BASARA4
『4』では武田信玄は病になってはいないが、信玄から幸村なりの風林火山を探せと言われたり、甲斐の未来を託されて武田の天下を目指す事や、武田信玄に挑戦すると言う強い意志が現われているなど、『3』の総大将になった事に対する不安感が嘘の様に全くない。
戦国BASARA真田幸村伝
2016年の大河ドラマ『真田丸』の主人公として選ばれた影響なのか、なんと2016年の夏発売予定のゲーム『戦国BASARA真田幸村伝』では時代が求めた真の武士物語として彼を中心としたストーリーの為、主人公に復活した。
衣装も劇場版『戦国BASARA -The Last Party-』で武田軍総大将として選ばれたときに纏った紅いコートらしいものに似ている衣を着ていて、槍も三叉槍ではなくスピアに近い斬撃系の高い物となっていて、不死鳥の翼らしい鍔も付いている。
様々な武将との出会いと別れを経験し、今まで以上に強く成長していく姿は、それは真の強さを持った武士の姿でもあった。
戦国BASARAバトルパーティー
戦国BASARAシリーズ初のアプリゲーム。通常の真田幸村も登場するが、なんと虎王・真田幸村バージョンも登場。しかも初期実装である!「虎王」とかいて「こおう」と読む。
我は王なり! 虎王なり!!
伊達政宗の「竜王」に対抗したのだろうか……?
…………とおもったら、7月25日のアップデートにより竜王・伊達政宗が実装された。
レアリティが高いのでかなり大変だと思うが、竜王と虎王を是非手に入れてみよう。
バトルスタイル
両手に持った2振りの三叉槍を武器とする。公式には『二槍』と紹介される。
主人公らしくスタンダードな攻撃性能をもち、連続突きの「烈火」をはじめ打ち上げ技・吹き飛ばし技・突進技など一通りの技が揃う。唯一飛び道具技はない。
二槍の柄尻同士を連結させることにより、1振りの長大な両刃槍として扱うこともできる。
その他、炎をまとった拳による打撃や『戦国BASARAX』では相手を即死させる跳び蹴りを放つことも。
真田タイフーン
『戦国BASARA3』では固有技である「烈火」および「紅蓮脚」を「大烈火」・「大紅蓮脚」に派生できる。この技は連射パットさえあれば無限に続ける事ができ、物凄い勢いで回転し続ける。
さらに、回転中でも移動する事が可能でその時の移動速度は馬よりも速い。
別名「戦国ベイブレード」とも呼ばれるこの状態で戦場を超高速で回転しながら移動する彼の姿はかなりシュールであり、腹筋にもかなり悪い。
戦国大戦にて
「燃えよ、我が魂!真田幸村、見参!」
セガのATCG『戦国大戦』にPSPソフト『戦国BASARA CHRONICLE HEROES』の封入特典のEXカードとして戦国数奇枠で参戦した。キャストは本編の声優と同じ保志総一朗氏を起用し、ポリゴンモデルの再現度はかなり忠実である。
能力は、コスト3 武力9 統率6 気合魅力持ちの槍足軽。
計略は「熱血大車輪」。織田家の前田利家の「又左無双槍」と同様の計略で、
発動すると、カードにタッチしている間無敵の槍攻撃を回すように展開する。
無双槍との違いとしては必要士気が1重い7であることと、武力上昇値が+6と高く、槍の旋回力が無双槍よりもかなり早いのが特徴。槍の当たる回数が無双槍に比べかなり多くなるため、武力上昇値の高さも合わせて殲滅力は一段上である。
また無双槍と違い、槍の旋回速度が速いので旋回の合間に突撃するのはほぼ不可能である。
ただし、必要士気が重いのと、移動力のない槍足軽であるが故、鉄砲の集中砲火にはめっぽう弱い。
だが、それを持ってしても強力な一撃を見舞いする事ができる可能性を秘めたカードである。
アニメでの活躍
『戦国BASARA』
川中島の闘いで武田軍と上杉軍の奇襲攻めをする中で出会った伊達政宗と互角の戦いを繰り返し、互いに好敵手関係となる。
今川義元の首をかけて真剣勝負をしている所で逃げられて追いかけるが、そこで第六天魔王として天下に最も近い織田信長と遭遇・魔王の打倒を誓う。
その後幾多の苦難を乗り越え、打倒織田軍の下一つになった武将達の援護を受けつつ政宗と共に織田信長を打ち倒す。
『戦国BASARA弐』
織田の崩壊から半年後、再び川中島で武田軍と上杉軍の激突時に再び奇襲攻めをして来た政宗を迎え撃つ為に立ちはだかる。
しかしそこに突如現われた豊臣秀吉率いる豊臣軍の奇襲により勝負は中断、打倒豊臣に奔走する事となる。
自身の未熟を苦しみ悔やみながらも多くの支えを受けて成長し、豊臣との同盟を破棄して天下を狙い進軍する毛利元就を打倒する。
『戦国BASARA Judge End』
豊臣秀吉率いる豊臣軍が天下掌握寸前になっていた頃、徳川家康の謀反によって大将の秀吉が亡くなる。武田軍も大将である信玄が倒れたことによって幸村が新大将を務めることに…。
自分の大将としての在り方が分からない幸村はもがき、その後軍神上杉謙信に進軍して負ける。
しかし、謙信はそんな幸村に進むべき道を示し、仲間に加わる。
このことや佐助の叱咤によって自分なりの答えを見つけた幸村は、武田軍総大将として石田三成率いる西軍に加わることを決意する。
コラボレーション
2014年9月発売のガイストクラッシャーゴッドに於いてジェット・マサムネと対になる炎属性の虎型ガイストネッケツ・ユキムラとして登場する。メイルフォームの背中には六文銭があしらわれ、ウェポンフォームもまた二振りの槍になっている(但し、双槍のカテゴリーは存在しないためランスではなくブレイド扱いになる)。
アルファガイストも存在し、アルファ・ユキムラの名称で出現しているが、氷属性にも関わらず基と同じく熱血な為に他の氷属性ガイストには嫌われていると言う。
また、2015年夏アニメ「キュートランスフォーマー」にてゲスト出演。
関連イラスト
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真田幸村(史実)
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蒼紅 真田主従 武田主従 紅翠 西軍大騒音コンビ 若虎組 蒼紅虎コンビ 熱血ライバル
武田軍 蒼紅主従 蒼紅紫翠 団子色トリオ 西軍爆走トリオ 若虎トリオ 西軍