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概要

  • ランク:E~A++
  • 種別:???
  • レンジ:???
  • 最大捕捉:???

Fateシリーズに登場するキャラクター、アーチャーおよび衛宮士郎固有結界の名称。

彼らに唯一許された錬鉄の魔術。剣の丘。アーチャーにとっては宝具とも呼べる世界。


この固有結界が発動している際に流れるBGM「エミヤ」は、公式が認める処刑用BGMである。

アーチャーはこの固有結界を何のペナルティもなく使いこなすとステータスの詳細に書かれているが、どんなペナルティから免れているかは不明。


性能

内部は果てなき荒野に無数の剣が突き刺さっている心象風景が広がる。ただ、空の様子など細かい部分は2人で異なる。第五次聖杯戦争時点の士郎が使用するには凛の魔力のバックアップと自身の魔力回路全てをフル稼働させる必要がある。

結界内には、あらゆる「を形成する要素」が満たされており、視認した武器起源弾なども可能とのことなので例外もあるが基本的には白兵武器に限る)や防具を複製し、結界内の荒野に突き立つ無数の剣の一振りとしてストックしておく。

剣製という名から刀・剣しか投影できないと勘違いされがちだが、剣以外の槍や盾、キビシスの袋といった特殊なものも含め、様々なものを投影している。日常シーンでは高性能な釣具を投影したり、『FGO』では高性能な調理器具や玩具の製造に応用したりと戦闘シーン以外でもかなり重宝する。ただしあくまで剣、というより白兵戦武器の投影が主な仕様である。

大本はあくまで『投影魔術』というマイナーながら使おうと思えば誰でも使えるコモンマジックのなのでこれは別段おかしくはない、ただこの固有結界の持ち主がそれに特化した性質を持っているが故に本来起きる劣化が異様に少ない事と、剣を造るのが一番魔力効率がいいというだけの話である。


一度この心象世界に複製かつ記録された武器や防具は、固有結界を発動せずとも、

  1. 創造理念の鑑定
  2. 基本骨子の想定
  3. 構成材質の複製
  4. 製作技術の模倣
  5. 成長経験の共感
  6. 蓄積年月の再現

この”投影六拍”を始まりと終わりの詠唱で挟むことで、投影魔術として外界に引き出すこと(防具の場合は2~3倍の魔力がかかる)ができる。

この投影は一般的な魔術のそれとは異なり、この固有結界から零れたもので、ただ複製するだけでなく、自分好みにアレンジを加えたり、形状を変えるなどいった独自の改造を加えることも可能。

例えば、使用者が好んで使用する干将・莫耶という一対の剣は大型化したオーバーエッジ形態(これの場合厳密には改造ではなく強化との併用によるもの)、二丁拳銃型や持ち手を連結させた双刃型など様々な形に可変できる上、カラドボルグは矢として使用できるように原典の大型掘削ドリルのような見た目とは異なる形に改造、おまけに弓を引きしぼる際にも変形するというギミックが加わっている。


また、一般的な投影魔術とは異なり、内界から引っ張り出しているに過ぎないため、投影にかかる魔力も格段に少なく済み、維持にも魔力を必要とせず、術者本人が消そうという意思を持つか、決定的な破損がない限りは残り続ける。決定的な破損による霧散については、術者のイメージと現実の乖離が原因であり、この点は、通常の投影魔術においても同じである。

急ぎの場合はいくつかの手順を省略することもできるが、当然ながら省略した手順の数だけ完成度は低下する。


さらに物品としての刀剣を魔術で作り出しているのに止まらず、長年使用された刀剣に宿る意思や「使い手の経験・記憶」ごと解析・複製している(前述の憑依経験の共感と蓄積年月の再現がこれにあたる)。

このため、仮に初見の武器の複製であっても、オリジナルの英霊ほどではないがある程度扱いこなすことが可能。本来の使い手の剣技を必要であれば再現し、「真名解放」も力が及ぶ範囲内なら使いこなせる。

ただし、複製品の能力は本来のものよりランクが一つ落ちる。このランクが落ちるという表現が、宝具としてのランクが落ちるといってるのかは不明。原作ではギルガメッシュの宝具と相打ちに持っていき、十二の試練をもつバーサーカーを7回殺すなど、本当にランクが落ちているのかという性能を誇るため、現在は「武器としての性能はほぼ本物と同一だが、複製品である事実は覆せない以上、内包する神秘で劣る」との解釈が一般的。

実際にバーサーカーの斧剣を投影する事で「是・射殺す百頭」を使用して見せたが、同じように加州清光物干し竿薄緑などを投影して彼らの対人魔剣、対人奥義の再現や、英霊が触れた事で宝具化した近接武器の投影の是非も不明。


神造兵装は原則投影出来ない。HFルートで投影した剣やアーチャーの発言の真偽はわからないが、現在は劣化品なら神造兵装も複製可能ということになっており、『Fate/EXTRA』と『Fate/Grand Order』では無銘とシャドウアーチャーがエクスカリバーを投影し、『Fate/EXTELLA』では無銘がエクスカリバー・ガラティーンを複製している。無銘の場合は錬鉄可能条件の上昇によって可能となっている。


模倣できないと明らかになっているものとしてはセイバーの約束された勝利の剣ギルガメッシュ天地乖離す開闢の星マシュなどが該当する。特に乖離剣エアは投影できない理由が他の武装よりも厳密に設定されており、乖離剣エアは剣という概念が存在する以前に作られたものであり、剣と付いているが剣ではなく、そもそも武器ですらないからである。

第1作の時点で士郎が解析しようとしても不可能だったと結論付けており、どのメディアでも徹底して投影される事はない。

ただし、「約束された勝利の剣」に関しては上述の通り、条件が揃えば完全な複製ではないが真に迫るものを投影できるとされる事があるので、投影されてもあまり突っ込まれる事はない。


ちなみにクンドリーが投影魔術(通常の物か不明)で聖槍(聖遺物の方)を投影していたが、無限の剣製で投影可能かについては不明。


外界に引き出した武器はギルガメッシュの「王の財宝」のように矢として射出することができるほか、魔力の詰まったそれ自体を相手にぶつけ、崩壊させることで使い捨ての爆弾として扱う技「壊れた幻想(ブロークン・ファンタズム)」として使うことも可能。(「爆破された宝具の原典を持っている本人が見たら怒り狂うであろう鬼畜の所業」と評される)


ただし、UBWにおけるギルガメッシュ戦、アニメ『Fate/stay night』のバーサーカー戦のように、主となるのは射出を補助としつつの複製した武器を使っての白兵戦である(というのも、前者の場合は「王の財宝」で迎撃もしくは制圧、後者の場合は全て撃ち落とされる可能性がある為)。

もっとも、『FGO』では完全に射出技として使用されているが。


結界を展開した場合は既に貯蔵されている物なら、投影魔術を使用せずとも即座に使用することが可能となる。

UBWルートのギルガメッシュ戦において当初、士郎は自分の魔術適性を「視認した武器を正確に複製できるだけ」だと勘違いしていたため、ギルガメッシュの『王の財宝』による波状攻撃に宝具の複製が間に合わずに苦戦を強いられたが、その本質が「複製した武器を内包する空間を作る」ものであったことに気づき、固有結界『無限の剣製』として完全展開することで即座に武器を使用することが可能となり、形勢を逆転させた。


なお展開時に既に貯蔵されている物なら魔力は消費しないが、結界の形成から維持まで消費し続ける上に、展開時に無かった物を作る、破壊された物を再び作るといった事をした場合は激しく消費する(更に真名解放を行うと加速する)。


展開時でなくとも原作の文を見る限り武器のランクや熟練度にもよるが投影時間は一瞬で済む模様。ある戦闘では「内部を総加速」といった表現(おそらく思考の加速?)もあり、宝具発動から被弾するまでの一瞬で割り込んで投影している。


基本的には「武具と能力を模倣する能力」といえるが、単純に目の前の敵の宝具や技量を複製した場合は、それを極限まで使いこなす本来の担い手には遠く及ばない。そのため、複数の英霊の宝具をいくつも記憶した上で、それらを効果的に運用し、相手の弱点を衝くことで初めて他のサーヴァントに対抗し得る能力となる(士郎曰く、「ただ無限の剣を持ったところで、究極の一を持つ相手には対抗できない」。ただしギルガメッシュにはあるのだろうが自分にはそれだけの身体能力がないとも言っているので武器だけの問題でもなく、やはりサーヴァントと人間のスペック差なども理由の一つの模様)。


主な登場作品

Fate/EXTRAシリーズ

  • ランク:E-~A++
  • 種別:対人宝具
  • レンジ:30~60
  • 最大捕捉:????

こちらでもアーチャー宝具となっており、ストーリーを進めると解禁される。


今シリーズのアーチャーには「投影レベル」という独自のゲージがある。

これは特定のスキルを使うか、その効果中特定の行動を成功させた場合でのみ上昇し、レベルが上昇することで上位スキルが発動可能になり、さらにスキル攻撃のダメージが上昇する。この「投影レベル」がレベル5の時さらに上昇させることで、数字から双剣のマークに代わり次のターンから使用可能になる。


発動すると3ターンの間固有結界を展開、その間「投影レベル」が限界突破状態となり、スキル攻撃の威力がさらに上昇する。

さらに『Fate/EXTRA CCC』では「約束された勝利の剣」のコピー品である「永久に遥か黄金の剣(エクスカリバー・イマージュ)」(こちらは前述の通り本編より錬鉄可能条件がアップしているため可能とのこと)を放つことが可能になる。


詠唱はフルバージョンとなっているが、演出のテンポを良くするために所々台詞を被せながら字幕の挿入と共に詠唱される。CCCではしゃがみながら目を閉じて詠唱を開始し、途中で立ち上がると同時に周囲に剣が投影されていく。最後は目を見開き腕を振るいながら最後の詠唱を行い、それと同時に固有結界が完全に展開される。


リメイク版のPVでは電子回路が固有結界を作り上げるようなエフェクトになっているのが特徴。


プリズマ☆イリヤ

原作での登場は無いが、アニメ版1期にてアーチャー夢幻召喚イリヤの精神状況(クラスカード・アーチャーの心象風景を意識上に呼び出している状態)を表現する映像効果として使用された(結界ではないので実際の場への影響は無い)。


以降の登場は無かったが原作3期『ドライ!!』過去編にて美遊兄がアンジェリカに対抗するために使用。

辿って来た人生や選んだ生き方の違いから、呪文、心象風景がエミヤのものとも士郎のものとも大きく異なっている。

呪文の後半部が変わり、ある意味では「自分自身の生存どころか、生まれてきた事、存在している事そのものを自ら否定して、それを自分で責める」という、自らが生きている事を否定する自虐にあふれたエミヤのもの以上に悲壮かつ救いの欠片も無い内容に、結界内の風景は「無数の剣の突き立った、月も星も見えない吹雪の舞う闇夜の雪原」となっている。


また、サクランスロット騎士は徒手にて死せずの効果により、矢を投げ返す、武器を奪うなど本作における無限の剣製メタとして機能している。

これに対して、美遊兄は手榴弾、キャリコM950A、地雷などの近代兵器を投影して対抗。銃弾は奪えない(仮に弾を掴んで奪っても発射する銃がない、更に仮に銃があっても放たれた銃弾には火薬も薬莢もない以上小石にも劣る)という特性を利用して、地雷源に誘導するという戦術を見せた。


Fate/Grand Order



「エミヤ(アーチャー)」の宝具として実装されている。

他のシリーズと異なりランクがE~Aで表記されている。(マテリアルではE~A++)

カード種別は通常はBusterで、効果は【敵全体に強力な防御無視攻撃(Lvで強化)&攻撃力ダウン(3ターン)(OCで変動)】となっている。

幕間の物語2をクリアすることで威力が上昇する。

デバフはオマケ程度の扱いで、「鷹の瞳(B+)」によってクリティカルとスター発生率を上げておく事でクリティカルスターを大量生産し、次ターンでの超火力のクリティカルヒットへ繋げるのが主な役割である。

また、2020年8月に強化されたスキル「回路接続(EX)」を使用する事でカード種別をArtsに変えられるようになった。その場合はスター発生率が若干下がる代わりに大量のNPのリチャージが行え、上述のクリティカルスターを大量生産を2ターン続けて行うことも可能となった。


演出では簡略化した詠唱(I am~の部分とSo as I~の2つの部分だけを詠唱する)を行い固有結界を展開、その後敵の全周囲に無数の剣を投影して敵陣に一斉投射して炸裂させる『壊れた幻想』仕様となっている。

また、エミヤのセイントグラフの背景にもこの固有結界が描かれている。


エミヤ・オルタ

Fate/Grand Order』のエミヤ・オルタが同一の字の宝具を使用。

ただし、読みが違い、「アンリミテッド・ロストワークス」となっている。

詠唱と共に銃剣から敵へ向けて銃弾を放ち、敵へと穿たれた瞬間、敵の内部で固有結界が展開・暴走し剣が無数に串刺しするかのように飛び散り、相手を破裂させるビジュアルとなっている。

また宝具カードの文字のうち『限』の文字に削り傷のような斜線が入っており『無の剣製』とも読めるような仕様となっている。


投影したものの一覧

アーチャー

(なおいつも戦闘で使用している洋弓もまた彼自身が作り出した複製品である。)

Unlimited Codeではヴァジュラ、方天戟、ダインスレイブ、グラムのようなものも投影している。


エミヤ・オルタ


衛宮士郎


(他に、HFルートのノーマルエンドでは聖杯を破壊するための最後の投影で「知り得る限りの最強の剣」を投影している。

この際にセイバー・オルタ約束された勝利の剣のCGが映し出されているが、恐らくはアーチャーの語っていた「真に迫るもの」と思われる。UBWルートのイメージでは方天戟約束された勝利の剣が登場している。)


無銘


※1:ネロの剣『原初の火』の投影品。名称がオリジナルと変化しているのは投影品であることを示しているのか、単なる誤記であるかは不明。

※2:アクティブスキル「月海至剣(エクストラ・リンク)」で投影し使用する3振り。


クラスカード・アーチャー(クロイリヤ

(プリズマ☆イリヤは本編とは違う独自の設定のため本編に反映されているかは不明)


※1:『FGO』コラボイベント魔法少女紀行〜プリズマ・コーズ〜』で使用。

※2:無印の一回のみで、それ以外は真名解放の機能すら持たないハリボテである。


美遊の兄


(※)オリジナル(千山斬り拓く翠の地平万海灼き祓う暁の水平)は神造兵装で本来は投影できないが、工程をキャンセルして外側だけの中身のないハリボテとして投影している。


おまけ

  • 99%カーボンの高級ロッド
  • ボールベアリング
  • フ○セスーパーオートメーション
  • 釣り竿(203,000円)
  • アニメでは赤いコートなど
  • 石窯


・・・などの一般道具も投影可能。士郎も本編以前は魔術鍛錬の息抜きとしてガラクタを投影している。またhollow ataraxiaにて凛が芸術品を投影させて儲けようと画策したことも。

Grand Order』ではなんとステーキ用の鉄板わたあめ製造機更には釣具一式まで投影している。更には対魔眼用の魔鏡や実際に用意はしてないが徐福が所持する『不死殺し<未達>』に対する防御礼装(ただし効果は自分一人のみ)も作れる模様。燦然と輝く王剣(クラレント)を改造して銃にしたりなどの離れ技もしている。彼は一体どこへ向かおうとしているのか。

詠唱

アーチャーと士郎では詠唱がそれぞれ異なっており、アーチャーが英語であるのに対し、士郎は日本語(どちらにも英語と日本語が設定されている)。

また、アーチャーの詠唱は内容に悲壮感が漂う一方で、士郎のものは幾分か前向きである。


なお、原作のPC版だと「体は剣で出来ている」の「剣」に声もふりがなもない為、読み方が不明となっていた。

一応原作者の奈須きのこの解答(2006年2月号のコンプティークのFate道場のQ&A)では「つるぎ」が正解とされているがメディア媒体やキャラクターごとに異なっている。

例えば劇場版『Unlimited Blade Works』や『フェイト/タイガーころしあむ』等では「けん」と呼んでおり、テレビアニメ版、[Realta Nua]等では「つるぎ」と呼んでいる。もっとも、どちらでも意味は同じなのでさしたる問題ではないが。

とはいえ、型月が深く関わるようなメインのメディア媒体では基本的に「つるぎ」である事が多かったため、後述のエクストラリメイクのPVで無銘の新詠唱披露の際に「けん」呼びであったことはファンの多くを驚かせた。


英霊エミヤ

I am the bone of my sword.

――― 体は剣で出来ている。


Steel is my body, and fire is my blood.

血潮は鉄で 心は硝子。


I have created over a thousand blades.

幾たびの戦場を越えて不敗。


Unknown to Death.

ただの一度も敗走はなく、


Nor known to Life.

ただの一度も理解されない。


Have withstood pain to create many weapons.

彼の者は常に独り 剣の丘で勝利に酔う。


Yet, those hands will never hold anything.

故に、生涯に意味はなく。


So as I pray, UNLIMITED BLADE WORKS.

その体は、きっと剣で出来ていた。


衛宮士郎(Fate/Stay night)

体は剣で出来ている

I am the bone of my sword.


血潮は鉄で心は硝子

Steel is my body,and fire is my blood.


幾たびの戦場を越えて不敗

I have created over a thousand blades.


ただ一度の敗走もなく、

Unaware of loss.


ただ一度の勝利もなし

Nor aware of gain.


担い手はここに独り、

Withstood pain to create weapons,


剣の丘で鉄を鍛つ。

waiting for one's arrival.


ならば、我が生涯に意味は不要ず、

I have no regrets.This is the only path.


この体は

My whole life was


無限の剣で出来ていた

"unlimited blade works"


衛宮士郎(美遊の兄)

I am the bone of my sword.

体は剣で出来ている


Steel is my body, and fire is my blood.

血潮は鉄で、心は硝子


I have created over a thousand blades.

幾たびの戦場を越えて不敗


Unaware of beginning.

たった一度の敗北(※劇場版アニメは敗走)もなく


Nor aware of the end.

たった一度の勝利もなし


Stood pain with inconsistent weapons.

遺子はまた独り


My hands will never hold anything.

剣の丘で細氷を砕く。


――――yet,

けれど、


my flame never ends.

この生涯はいまだ果てず


My whole body was

偽りの体は、


still

それでも


“unlimited blade works”

剣で出来ていた――――!!


無銘(Fate/extra)

I am the bone of my sword.

体は剣でできている


Steel is my body, and fire is my blood.

その体は鉄と炎


I have created over a thousand blades.

戦場を選ばず


Unknown to Death.

折れることはなく


Nor known to Life.

築くことはなく


Have withstood pain to create many weapons.

勝利を分かつこともなく


Yet, those hands will never hold anything.

故に、生涯に意味はなく


So as I pray, UNLIMITED BLADE WORKS.

その体は、きっと剣で出来ていた


英霊エミヤ(英語吹き替えバージョン)

DEEN版『Fate/Staynight』が海外で放送されるにあたり、原文では意味が通らないと見なされたのか、詠唱がかなり改変されている。ちなみに韓国版は日本と変わらない模様。


I am the flesh bone of my own sword.


Steel flows through my body, and fire is what courses through my blood.


I have created over thousand blades.


Unknown to Death.


Nor known to Life.


Many times have withstood enormous pain to create thousands of weapons.


And yet, those hands that are brave so much never hold anything.


So as I pray now, I call for "UNLIMITED BLADE WORKS."



余談

ファンタシースターポータブル2インフィニティのダウンロードコンテンツの中に「無限の剣製」という名称のインフィニティミッションが存在する。

そのミッションのボスのシズル・シュウ(太陽王カムハーン)が「抗うか、この太陽王に!!」の掛け声とともに彼の所持する刀系の武器を一斉に背中周りに展開する姿がこの「無限の剣製」を彷彿とするためのネーミングと思われる。もっとそれっぽいものはあるが

なお、このゲームにはコラボレーションとしてFateシリーズのキャラクターの服装や宝具が装備品として登場するため、意味も無く「無限の剣製」の名を出したわけではないという事は想像に難くない。


2020年7月24日に突如として『#体は_で出来ている』のハッシュタグがツイッターでトレンド入りしており、無限の剣製の詠唱改変ネタで大喜利祭りと化した。


また、来たる2021年元旦、待望のサーヴァントとして千子村正が実装、その宝具は「無元の剣製(つむかりむらまさ)」

無限の剣製と似た演出で炎と共に大量の刀剣(恐らく村正一派)が突き立つ燃え盛る野原が現れ、刀剣が全て砕け、破片が炎となり手元に集まり一本の刀となり、その一閃により炎が吹き上がる。

数多の刀剣を作り出しそれを射出したり手に取って戦う「無限の剣製」と異なり、これまで作ってきた刀の全てを載せた極限の一振りのみを作り、それで叩き斬るのが「無元の剣製」である。(なお、この時出来る刀は刀身のみであり、柄も何もないとても使えそうもないモノである。村正曰く「お試斬りだ?阿呆。一夜の刀に、銘なんざ入れねえぞ?」)


また、名称がパロディされる事もあり、TCG『WIXOSS』における「中装 カンショウ・バクヤ」のフレーバーテキストでは『無限の剣進化』(アンリミテッド・ブレイドライズ)として、『オトギフロンティア』では『アンリミテッドネクロマンス』としてパロディされた。後者には発動詠唱があり、『I am the born of my rose

So as it praying for…』となっている。


関連イラスト

『無限の剣製』を描いたイラスト、

または『無限の剣製』を思わせる「無数の剣(武器)に囲まれた中にキャラが居る」イラストに本タグが使われている。

そのため、このタグで検索すると士郎やアーチャー以外のイラストもヒットする。


stay night(士郎&アーチャー)版

Unlimited Blade Worksセンシティブな作品

NineBulletRevolver最喜欢的动漫场景之——无限剑制


美遊兄版

剣の遺志


関連タグ

Fateシリーズ Fate/staynight Fate/EXTRAシリーズ プリズマ☆イリヤ

衛宮士郎 アーチャー(Fate/staynight) エミヤ(アーチャー) 無銘 美遊兄 千子村正(Fate)

エミヤ UBW 固有結界 体は剣で出来ている 無元の剣製


足利義輝:最期の戦いで、名刀多数を畳に突き立て、刃こぼれするたびに刀を替えて敵兵を切り伏せた、という伝説がある。


千子村正:彼の宝具名は「無元の剣製」と表記。ただし、ルビは異なり、本質は対極と言っていいものとなっている。


リンク先FGO二部六章ネタバレ注意!!:アーチャー版の無限の剣製は自分自身に対するこれとも言えなくも無い


千本槍の古戦場:こちらは千本の槍が刺さっている。リメイク版はより無限の剣製に近付いた。


時透の父:刀鍛冶の里編のEDで刀が刺さる光景で思い出す視聴者が多発したエピソードでの中の人繋がり。剣を作ることとは無縁な役である。


スピンオフタグ

無限の銃製巴マミ) - 項目としてはこちらが先に執筆されている。

無限の氷製青木れいか/キュアビューティ) - 公式で披露した似たような戦法。

アークスコーピオン - 同じくニチアサ枠で似たスキルを発動。但し弓を使って放つケースはむしろこれが近い。

真贋相愛乙骨憂太) - 呪術廻戦で披露した乙骨憂太の領域展開。地面に刺さっている刀に宿る呪術は手にするまでわからないというランダム性を持つという点を除けば原典ほぼそのまま。

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