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NDCシリーズの編集履歴

2021-04-23 17:43:06 バージョン

NDCシリーズ

えぬでぃーしーしりーず

NDCシリーズとは、新潟鐵工所が製造した鉄道車両の一種(メイン画像はそのシリーズの一つである、のと鉄道NT300形気動車)

概要

NDCシリーズとは、新潟鐵工所が製造した、鉄道用の軽快気動車(ディーゼルカー)のシリーズ名である。

ローカル線向けに製造され、全国のJR地方路線や第三セクター線で導入された。

新潟鐵工所の鉄道車両部門は、新潟トランシスとなり、現在はこの名称は使用されていないが、鉄道ファンに同一規格の車両を示す言葉として使われている。


特徴

1980年代後半の国鉄の分割民営化の際に誕生した非電化路線の第三セクターに多く導入され、富士重工業のLE-Car・LE-DCシリーズと共に主力車両となった。

富士重工業の車両は、車体の一部やエンジンにもバスの部品を多用したいわゆるレールバスだったが、こちらはバスの部品も使いつつ通常の鉄道車両に近い車体をしていた。

新潟トランシスに事業移管後は、富士重工業も同社に事業移管されたこともあり、LE-DCの技術を取り込んだ両者の特徴を持つ車両も登場している。


車両

大きく分けて三世代に区別される。

各世代ともベースは同じながら、ライトの位置、トイレの有無、車両の長さなどが鉄道会社によって異なるため、 バリエーションが豊富である。


第一世代

由利高原鉄道へようこそ

1985年由利高原鉄道YR-1000形より製造開始。

車体長14.8m~18m、車体幅2.7m、軸距1800mmが標準仕様。

由利高原鉄道YR-1000形南阿蘇鉄道MT-2000形会津鉄道AT-100形・AT-150形・AT-200形
若桜鉄道WT2500形錦川鉄道NT2000形JR北海道キハ130形
JR東海キハ11形秋田内陸縦貫鉄道AN-8800形・AN-8900形山形鉄道YR-880形
北海道ちほく高原鉄道CR70形・CR75形松浦鉄道MR-100形・MR-200形・MR-300形鹿島鉄道KR-500形
くま川鉄道KT-100形・KT-200形高千穂鉄道TR-100形・TR-200形三陸鉄道36-300形・36-400形
JR西日本 キハ120形

第二世代

正面画 JR九州キハ125形

1992年JR九州キハ125形から製造開始。

車体長16m~20.8m、車体幅2.7m~2.8m、軸距1900mmが標準仕様。

後期はボルスタレス台車を装備するようになった。

JR九州キハ125形三陸鉄道36-500形島原鉄道キハ2500形
水島臨海鉄道MRT300形茨城交通キハ3710形津軽鉄道津軽21形
井原鉄道IRT355形松浦鉄道MR-400形・MR-500形由利高原鉄道YR-2000形
秋田内陸縦貫鉄道AN-8800形・AN-8900形山形鉄道YR-880形

第三世代

2001年天竜浜名湖鉄道TH2100形から製造開始。

車体長18m、車体幅2.8m、軸距2100mmが標準仕様。

運転台に車両管理用モニター(TICS)を装備し、旅客用ドアの位置も左右で揃えられたのが特徴。

近年でも製造されており、バリアフリー対応車両もある。

天竜浜名湖鉄道TH2100形若桜鉄道WT3300形肥薩おれんじ鉄道HSOR-100形
次発は1時間後鉄面画 若桜鉄道WT3300形肥薩おれんじ鉄道 HSOR-100形
会津鉄道AT-500形・AT-600形三陸鉄道36-600形のと鉄道NT200形
みーやのたびてつ17のと鉄道のNT200形気動車
錦川鉄道NT3000形平成筑豊鉄道400形・500形会津鉄道AT-700形
樽見鉄道ハイモ330-700形わたらせ渓谷鐵道WKT-500形・WKT-510形・WKT-550形いすみ鉄道いすみ300型・いすみ350型(キハ20)
三陸鉄道36-700形のと鉄道NT300形信楽高原鐵道SKR400形・SKR500形
三陸鉄道36-Z1形・36-R3形鹿島臨海鉄道8000形明知鉄道アケチ100形
北近畿タンゴ鉄道KTR300形由利高原鉄道YR-2000形

模型など

トミーテックよりNゲージが製品化されており、第一世代、第二世代の車両は鉄道コレクション、第三世代の車両はTOMIXブランドから発売されている。



関連タグ

鉄道 気動車 ディーゼルカー

第三セクター

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