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アパシーの編集履歴

2021-08-16 18:57:54 バージョン

アパシー

あぱしー

同人サークル『七転がり八転がり』および株式会社シャノンから製作・販売されたゲームシリーズ。

アパシーApathyとは、

  1. 無気力・無関心の精神病理などを意味し、精神分析学などで用いられる単語である。また、政治的無関心などの意にも用いられる。
  2. ノベルゲーム・アパシーシリーズの略称として使われ、同作品に関するイラストにつけられるタグ。

アパシー版「学校であった怖い話」関係のイラストにつけられることが多い。


ここではゲーム作品のアパシーシリーズとそれに関連する作品について述べる。

概要

飯島多紀哉(旧名:飯島健男)主催の同人サークル「七転がり八転がり」および株式会社シャノンから製作・販売された一連のシリーズ作品の通称で、主に「鳴神学園」を中心とした一連の作品群となっている。

シャノンの前身であるパンドラボックスにより開発され、バンプレストより発売された「学校であった怖い話」が新たな設定を付与して組み込まれている。

シリーズ作品

鳴神学園1995

暑中見舞いだよ!全員集合

アパシー版の「学校であった怖い話」。

「学校であった怖い話」をベースに設定を再構成して展開されている。

舞台は1995年の鳴神学園に固定で、登場人物の性格なども新しい面が取り入れられている。

七不思議の集会も一つのジャンルとして扱われており、アドベンチャー形式の作品などもある。

VNV 特別編 ミッドナイトコレクション 新生学怖

鳴神学園2008

岡沢さん

1995シリーズの13年後を舞台とした世界観で、

「学校であった怖い話」における七不思議の集会などの形式を受け継ぐ続編的作品として発表されている。

登場人物は探偵局シリーズに予告編的に登場している。

未完だったものの同人ゲームとして復活しそう。

鳴神学園都市伝説探偵局

★☆★☆

鳴神学園都市伝説探偵局

2007年の鳴神学園を舞台としており、2008の前日譚的な位置づけ。

DS版に加えて同人では番外編的な話やコラボ作品が発売されたものの、未完。

学恋

バレンタインホモイトデー

学校であった恋い話」を一作目とし、二作目以降ではシリーズ展開の為「学恋」が正式名称となる。


小学校であった怖い話

学怖の小学生組み好きです

通称小学怖。年代を明記してないが、上記作品の未来における鳴神学園小等部を舞台としている。学校であった怖い話の語り部の子どもたちも出演している。

月~金の水曜日で打ち切られてしまったが同人ゲームとして復活しそう。

コラボ作品

鳴神学園卒業生

アパシー流行り神 日本一ソフトウェアの流行り神とのコラボレート作品。

鳴神学園都市伝説探偵局シリーズ。学校であった怖い話の語り部が成人後の姿で登場する。

コミカライズ

20年目の殺人クラブ学校であった怖い話+殺人クラブリベンジ絵つめあわせ

殺人クラブリベンジ 殺人クラブがメインのオリジナルストーリー。設定はアパシー版独自のもの。

単行本は出ているものの打ち切りで未完。

単独作品

送り犬男子校であった怖い話

送り犬

レンタル家族

男子校であった怖い話

どの作品からはじめるべきか

全てのシリーズを買うのが望ましいのだろうが、絶版から高騰している、買ったはいいが未完で続きが気になる、そもそも作品が多く何が何だか分からない、と敷居が高いようなので紹介。


旧作ネタはあるもののアパシーから入っても全く問題無い。

キャラクターのアクが強いので一作品買うだけでもどんなキャラかは分かるはずだ。

中には名前以外別人になっているキャラクターもいるので、旧作は後からプレイするぐらいでちょうどいいかも知れない。


『アパシー ミッドナイト・コレクション vol.01 恵美ちゃんの殺人クラブ観察日記』

乗っ取るしかないわね!

一番最初に発売された『アパシー 学校であった怖い話~Visual Novel Version~』は95年発売の小説に絵と音楽を付けてゲームとして発売しただけなのでリメイクに近い、この『ミッコレ1』こそアパシーシリーズ第一弾のゲームと言ってもいい。

アパシーシリーズの語り部の性格やシナリオの雰囲気はこのゲームが基本となっている。

もしもこの語り部やシナリオに拒否反応が出た場合は他の作品も合わないかも知れない。


殆ど全てのストーリーを原作者の飯島多紀哉氏が担当している数少ない作品。

この作品の後に飯島氏は目の病気になり執筆活動がしばらく出来ず社員に任せる事になった。


絵師の芳井波氏もこの作品で退社してしまう。

後の『学恋シリーズ』等は他の絵師が自分のタッチを押し殺し芳井風に描いているだけなので、どうしても立ち絵とCGのギャップや追加キャラや私服が浮いているように見える。


『VNV』が相当売れたようで予算たっぷり、四八(仮)に入る予定だった分岐だらけの『送り犬』や『柱の傷』の三本立てで1500円とコスパもいい。

大体のENDは選択肢総当たりで見れる。「攻略本ないとわかんねーよ」な分岐は攻略wikiに載っている。


『アパシー 学校であった怖い話1995 特別編』&『アパシー学校であった怖い話1995特別編 追加ディスク』

鳴神学園へようこそ!

旧作のファンにいいかも知れない。

『アパシー 学校であった怖い話~Visual Novel Version~』に分岐が付いた作品なので『VNV』を買うよりお得。


『特別編』のシナリオは全て「怪談募集!」コーナーから選ばれた優秀作品。

ライターはプロではない学怖ファンなので玉石混淆ながら『VNV~ミッコレ1』の頃に募集されたからか語り部のキャラは旧作に近い。


『追加ディスク』の殆どは飯島氏が担当。必ずセットで買った方が良い。むしろ『追加ディスク』が本体かも知れないが『追加ディスク』だけでは起動出来ない。


旧作と違い語り部の順番を変えるだけではシナリオは変わらず「◯◯を奇数で選ぶと発生、◯◯の後に◯◯を選ぶと発生、◯◯の語る◯◯話を聞くと発生」でシナリオが変わるという攻略本前提の難易度だが、大手の攻略サイトがあるので大丈夫。


『アパシー 学校であった怖い話 極』

四八(仮)の没シナリオ集。

面白いが高い。攻略本も一緒に買おう。


『学恋2』

ナルシストさん【落書き】男装福沢がイケメン過ぎる件(百合)やんでれ新堂さん

この作品だけメインシナリオを飯島氏が執筆しており、明らかに他の二作品より出来が良い。

坂上や倉田のファンや自己投影派でも恋愛ゲーがしたいなら2をオススメする。

攻略本を読まないと何一つENDが見れないどころか読んでも面倒臭いので攻略本も同時に買った方が良い。


『VNV多すぎて何買えばいいか分からない問題』

学校であった怖い話

有志がまとめてくれている


『特別編』を買って唯一収録されていない『7話』だけ『Kindle』で購入するのが財布に優しい。


「分岐するの面倒臭いそのまま読みたいよ」という人は追加シナリオが一番多い『最終版』がオススメ。アパシーから入った等の理由で実写にアレルギーのある人はイラストに変更も出来る。


次点で最初に出た『VNV(旧版)』BGMがSFCでほぼ別物のギャグシナリオになる関西弁パッチが遊べるのは旧版だけ。ただし関西弁パッチは『ミッコレ1』に入っている。


「◯◯の話だけ読みたいよ」という人は電子書籍の『Kindle』、「紙じゃなきゃ嫌だよ」という人は『文庫版』。


どうしようもないのは『新装版』という事になる。関西弁パッチも遊べず追加シナリオは特別編に入っているので……。


作品一覧(順不同)

アパシー 鳴神学園都市伝説探偵局

アパシー 学校であった怖い話 〜Visual Novel Version〜

アパシー 学校であった怖い話1995 〜Visual Novel Version〜 新装版

アパシー 学校であった怖い話1995特別編

アパシー 学校であった怖い話1995特別編追加ディスク

アパシー ミッドナイト・コレクション vol.01

アパシー ミッドナイト・コレクション vol.02

アパシー レンタル家族

アパシー 流行り神

学校であった恋い話

学恋2〜運命愛は命がけ〜

学恋〜愛と呪いとヴァレンタイン〜

アパシー 学校であった怖い話 新生

アパシー 学校であった怖い話 極

アパシー 学校であった怖い話 新生2


関連作品

晦-つきこもり……直接的な関係はないが、アパシー版に絡める可能性があるのこと。

四八(仮)……一部没シナリオが作品化されている。

関連タグ

学校であった怖い話 鳴神学園都市伝説探偵局小学怖

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