概要
ヘンダーランドに存在する強大な魔力を秘めたトランプ。その力は本作の黒幕であるオカママジョのマカオとジョマを以てして「半端じゃない」と言わしめ、元々は彼らが所持していた(実際人形のトッペマがクレイ・G相手に使ってもジョマ曰く「あたしたちが解かなきゃこの世の終わりまで石だった」と言い放ったのだからどれだけ強大なのかがわかる)。
しかし世界を救うためにオカママジョに反旗を翻したトッペマ・マペットによって奪われてしまい、二人は部下のクレイ・G・マッドとチョキリーヌ・ベスタを差し向け手始めにトランプ奪還を狙った(因みにジョーカーは二人にとってとても重要らしく(後述)、先に抜かれていた)。
特徴
トランプらしく枚数は各スートのA~Kまでの計52枚+ジョーカーで構成されている。
デザインは表面は数字とその分の各スートが描かれており、裏面は紫色で縁取られたカードの中央下部に黒いハート、その上に黒いダイヤのマークが配置され、そのダイヤの左に赤い下地に白い牡牛座のマーク、右に白い下地に赤い+(プラス)のマークが描かれている。
また魔法自体はトランプを持って念じながら「スゲーナ・スゴイデス」と唱えれば誰でも使用できるのだが、トランプの魔法を信じるハートのある人間でないと真の力が発揮されない(その為トッペマがクレイ・G相手に使った時も永久に石化させるだけに留まっている)。
また、私利私欲の為に使うと効果は長続きせず、しんのすけがお試しに女優のおヒナこと雛形あきこ(当時グラビアアイドル)を召喚した際は1分足らずで消えてしまった。
劇中で使用したシーン及び枚数
枚数 | 使用者 | 効果 |
---|---|---|
1 | トッペマ・マペット | クレイ・G・マッド相手に使用。トッペマが人形だった為に石化留まり。 |
2 | 〃 | しんのすけを助ける為に使用。しかし、チョキリーヌのバリアで防がれてしまった。 |
3 | しんのすけ | トッペマから試しに渡された一枚でビキニ姿の雛形あきこを召喚。欲望に任せて使った為にすぐ消えた。 |
4 | 〃 | 対ス・ノーマン・パー戦で使用。アクション仮面、カンタムロボ、ぶりぶりざえもんの三人を召喚し、最後は本気のおしくらまんじゅうで撃退した。 |
5 | 〃 | 対クレイ・G・マッド線で使用。道が線路だった為、移動に適した電車に変身。 |
6 | 〃 | 電車の姿で使用。線路を出現させてクレイ・Gを回避しつつおとぎの森への突入を可能にした。 |
7 | 〃 | 再度アクション仮面たちを召喚。しかしアクションビームもカンタムパンチも効かず、ぶりぶりざえもんの策で次の手を打つことに。 |
8,9 | 〃 | ぶりぶりざえもんの策で進行方向に壁、そして壁の前に引込線を作るために使用。。 |
10 | 〃 | 魔法を信じないひろしに信じさせる為に再度雛形あきこを召喚。やはりすぐ消滅。 |
11 | 〃 | 敵の本拠地「ヘンダー城」に乗り込む為に小型飛空艇に変身。 |
12 | 〃 | 三度目のアクション仮面達の召喚。しかし重量オーバーで墜落してしまい、何もしないまま消えてしまった。 |
13,14,15 | 〃 | チョキリーヌを倒す為にトッペマの指示で使用。トッペマ諸共魔法結界に閉じ込め倒すことに成功した。 |
16 | 〃 | 魔法を信じないみさえを信じさせる為に三度目の雛形あきこ召喚。 |
17 | 〃 | 対マカオ&ジョマ戦で使用。各々の最強フォーム(サラリーマン、主婦、幼稚園児)に変身。だが当然通用するはずもなくバレエのポーズで蹴り飛ばされた。 |
18 | 〃 | 一回戦「ダンス対決」で使用。阿波踊り用の衣装に変わり、ハートの赴くままに踊った結果オカママジョと0.1点差で勝利した。 |
19~52 | 野原一家&オカママジョ | 二回戦「ババ抜き」で使用。最終的にジョーカーはしんのすけに渡った。 |
スゲトラちゃん
CV:八奈見乗児
しんのすけがジョーカーのトランプで呪文を唱えたことで登場した