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オニキスマンの編集履歴

2022-03-20 15:35:38 バージョン

オニキスマン

おにきすまん

オニキスマンとは、『キン肉マン』の登場人物。

「我は天界にて“維新の神”と呼ばれし者」

「その地上での新たなる超神名はオニキスマン!」

「覚悟せよ 地上の超人よーーーっ」


概要

属性超人の神→超神
出身地天上界
超人強度9999万パワー

「超神編」で初登場。

超人滅亡を企てる調和の神に賛同する超神の1人。

元々は超人の神の一柱維新の神であり、調和の神や他の同志達と共に下天を行い地上に襲来した。

口癖は「シューピー」。


(マスクなのかは不明だが)顔がなく、全身を鎧を思わせる強固なプロテクターで覆った姿をしている。

無機質な外見だが、その実ウォーズマンと同じく体内に多数の機械が組み込まれた「ロボ超人」ならぬ「ロボ超神」である。

生身や機械という区別も差別もなく、どちらも「神が創ったもの」として受け入れている。身体の半分が機械になっている事にも抵抗はなく、パワーアップのため手段であると声高に語る。

他の超神と比べ、超人を下に見た高圧的な言動を取る。


体内の機械によって瞬時に敵の動きを一手先まで読み、それに合わせた戦法をとる事を可能とし、その性能はファイティングコンピューターと呼ばれたウォーズマンをも翻弄する。

一度攻めに回れば反撃も許さぬラフファイトで一方的に攻め立て、そこから逃れようとする相手の行動を読んで更に攻め立てる。防御力に関しても非常に高く、頭部を強打されても平然と反撃して来る。

また、手甲にはウォーズマンの「ベアクロー」に酷似した鋭利な一本爪型の武器「オニキスガントレット」を仕込んでいたり、「パロ・スペシャル」と相似した技「ブラッケンド・オーバーライダー」を持つなど、戦闘方法もウォーズマンと似通っており、謎の多い存在である。


活躍

ウォーズマン戦

中国の秦始皇帝陵に降下し、駆け付けたキン肉マンビッグボディと遭遇。彼を守るべく現れた強力チームランペイジマンの戦闘を傍観していた。

そこへ乱入してきたキン肉マンスーパーフェニックスの提案により、フェニックスの開いた大穴を通っていずれかの場所に移動し、カピラリアの欠片を賭けての戦いを見届ける。

マイティハーキュリーズの敗北後、調和の神の指示によってバベルの塔で超人達を迎え撃つ展開となり、その場から撤収した。


バベルの塔では、第一の関門を突破して登ってきたキン肉マン、ウォーズマン、バッファローマンをリングにて待ち構えており、ウォーズマンと対戦する事となる。

試合開始と同時にマントを脱ぎ去り、ウォーズマン目掛けてフライングボディアタックで先制攻撃を仕掛けるが、これはリフトアップで防がれつつ、デッドリードライブで流される。続けざまにギロチンドロップを喰らいそうになるも、起き上がりながら片手でギロチンドロップを受け止め、そのままウォーズマンを背後の柱に投げ飛ばした。

ウォーズマンは僅かに背後を見せたオニキスマンに「スクリュー・ドライバー」を繰り出すも、対するオニキスマンも瞬時にウォーズマンの動きを分析、「オニキスパルバライザー」での応戦防御で逆にベアクローを圧し折り、更に素早くブレーンバスターの一撃を繰り出してみせた。


苦戦し狼狽えるウォーズマンにひっこ抜きジャーマンからのジャーマンスープレックスを仕掛けるも、もう一つのベアクローでマットへの激突を阻止され、起き上がる際のベアークローの追撃で左肩のプロテクターが割れ、その下の機械部分が露出。ウォーズマンに自身が「ロボ超人」ならぬ「ロボ超神」だという実態を明かす。

それを知り動揺するウォーズマンの隙を逃さなったオニキスマンは、ウォーズマンの必殺技「パロ・スペシャル」に酷似した技「ブラッケンド・オーバーライダー」を繰り出す。


技をかける中、ウォーズマンから「おまえは誰かに作られた神だということなのか!?」と問われるが、呆れるような素振りで「自身は天地創造の時代から神であり、誰かに作られたということがあるわけない」と否定。「ブラッケンド・オーバーライダー」の拘束をより強めていく。

しかし、力を振り絞ったウォーズマンは拘束を解除。オニキスマンは首を掴まれ、遠くに投げ飛ばされる。

直後にウォーズマンがパワーボムでの反撃を試みるが、対するオニキスマンはこれを容易に外し、両足の連続踏み付けによる見事なパワーボム破りで逃れる。


先ほどの問いに納得がいかないウォーズマンは「その機械の身体は天地創造の時代から存在したものか」と執拗に問いただすが、「これは後に自身のバージョンアップの為に、機械を埋め込む改造手術を施した賜物」だと説明。同時に「幼少期から成長を経て絶え間ない肉体改造を経た生身の身体も、機械を埋め込む改造手術で手に入れた機械の身体も変わらない」と独自の価値観を示す。


その価値観の違いに納得がいかないウォーズマンの言葉に超人に神は任せられない意志を示すように、シングルレッグタックルを仕掛けるが、ウォーズマンのファイティングコンピューターはそこからオニキスガントレットの派生技を遮断する答えを導き出し、ウォーズマンはジャンプでタックルを回避。

そのままオニキスマンの後ろから肩車の形で乗り、かつてキン肉マンを恐怖に陥れた「エンパイヤーエルボースタンプ」の体勢に入り、オニキスマンの頭部に渾身の攻撃を繰り出す。

しかし、ウォーズマンの攻撃は全く効いておらず、「甘いな!」と評しながらウォーズマンの右腕を拘束。裏一本背負いでウォーズマンを投げ飛ばし、そこから抱え込んだ状態でコーナーポストへの叩き付け、続け様にニーオンザベリーによる鳩尾の制圧と顔面への殴打と、逆に強烈な連続攻撃を繰り出す。

ウォーズマンは右手のベアクローで反撃を狙うも、オニキスマンはこれすらも機械の計算によって先読みし、ウォーズマンの右腕に腕ひしぎ十字固めを炸裂。

自身と同じ機械の身体や頭脳を持つウォーズマンの実力に期待していたが、結局自身には及ばない彼の事を「とんだ旧型」「計算機としての実力が違いすぎる」と酷評しながら、右腕の肘関節を完全に破壊した。


苦しむウォーズマンを前に「生身も機械も神が創り出したものであり、強さは後で機械で補えばよい」「弱き者は淘汰され、より強き者が生き残るのが進化であり、その過程において生身だ機械だと勝手に区別しているのは地上の超人のエゴ」と再び自身の価値観を誇示し、2発目の一本背負いを繰り出す。


圧倒的な強さでウォーズマンを絶望の淵に追い込むが、この危機的状況にてウォーズマンはキン肉マンから「かつてウォーズマンと対峙した際の絶望感の共有」という心強い声援を受け、オニキスマンに突撃。

相も変わらずウォーズマンのベアクローによる攻撃を見切り、顔を狙ったサイドキックも軽く避けると、激しい殴打からの閂スープレックスでウォーズマンの頭部をリングに叩きつける。更に続け様に「神技・ブラックオニキススクィーズ」を仕掛け、ウォーズマンの背骨を圧し折ろうと図る。

しかし、ウォーズマンは「希望ある限り闘い続ける、正義超人魂」を訴えるキン肉マンの言葉を聞いたことで、再び奮闘。何と自らの首筋にベアクローで傷を付け、内部のコードが切れて放電する。この状況で自傷したウォーズマンの唐突な行動にオニキスマンは一瞬動揺。僅かに技が緩んだ隙を逃さなかったウォーズマンから顎に向かっての蹴りを叩き込まれ、ブラックオニキススクィーズから脱出されてしまう。

だがウォーズマンは内部の機械がショートした影響で、その場に停止。自身の技から脱出したウォーズマンを誉めながらも、その後の反撃に続かないウォーズマンを「ポンコツ」呼ばわりし、トドメを刺す事を宣言。オニキスガントレットでウォーズマンの頭部を真っ二つにしようと振りかざした。

その瞬間、ウォーズマンは先程破壊された筈の右腕でオニキスガントレットを防御。驚愕した束の間、オニキスマンの腹部に続け様に放たれた左腕のベアクローが命中した。


実はウォーズマンはオニキスマンの計算を打ち破るべく、彼のコンピューターを始動させない策として「コンピューターによる計算」から「自らの本能に従う」戦い方に切り替えていた。

至極単純な方法ながらも、本能から放たれる技はオニキスマンの頭脳をもってしても完全には読む事は出来ず、その結果ウォーズマンの飛び膝蹴りからのボディスラムによる反撃をまともに許す事となった。

また、ウォーズマンが自らの首筋に傷を付けたのは、火事場のクソ力を発揮する為の布石だった事がキン肉マンによって見抜かれている(自身との試合で、マスクの一部が破ける程の傷を負いながらも勝利したキン肉マンの姿に着想を得た結果によるもの)。


ボディスラムによる頭へのダメージが浅かった為、オニキスマンは素早くウォーズマンを振り払い、再度オニキスガントレットでウォーズマンの首を狙う。だがウォーズマンはこれを予想し、ローリングソバットでのカウンターを炸裂。僅かに膝をつき直ぐに立ち上がって襲い掛かるが、ウォーズマンは右腕が折れている状態にも関わらず、オニキスマンの両手首を固くロックし、逆さ状態でオニキスマンを持ち上げ空中に飛び上がると、何とキン肉バスターを使用。キン肉バスターをモロに食らったオニキスマンは頭部と両腿にヒビが入る程のダメージを受けた。

しかし、密着したその体勢を逃さなったオニキスマンはウォーズマンの首の傷にオニキスガントレットを突き刺し、更にチョップによる追撃も仕掛け、キン肉バスターの体勢から逃れる。今度は自身の技「クライシスタイフーン」を繰り出し、ウォーズマンをマットに沈めた。

勝利したかと思ったオニキスマンだったが、倒れた筈のウォーズマンの目が輝き、再度復活。完全に油断しきっていたオニキスマンは背中へのドロップキックを受けると共に四肢を拘束され、遂に「パロ・スペシャル」による反撃を許す事となった。


  • オニキスパルバライザー

手甲をオニキスガントレットに変化させ、ウォーズマンのスクリュードライバーのように回転しながら敵に突っ込む技。その鋭さや強度はベアクローを簡単に圧し折ってしまう程。


  • ブラッケンド・オーバーライダー

ウォーズマンのパロ・スペシャルに似た技。こちらは肩車の状態から両腕を掴み、両足は膝関節に引っ掛ける関節技となっており、威力はパロ・スペシャルを上回る。

落下技として使うことも可能であり、この場合は相手をショルダータックルで打ち上げてから関節技に捉えリングに叩きつける。


  • 神技・ブラックオニキススクィーズ

関節技。相手を正面逆向きに持ち上げ、右足の片膝立ちで後頭部、右手で相手の左手を抑え、左手は相手の右足を掴みながら両足を抑え背骨を中心に決める。


  • クライシスタイフーン

右腕で相手の左腕を付け根辺りから抱え込むように捕らえ、更に右足で相手の両足を絡めるようにロック。その状態で空中から落下し、相手の頭部をマットに叩きつける。


余談

名前の由来であるオニキスは、玉髄と呼ばれる鉱物の一種。


関連タグ

キン肉マン 超人の神 超神 維新

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