CV：矢島晶子
公式表記は「アリサ=サザンクロス」だが、pixivではこちらが多く使われている。
概要
日向家を囲む四方の風の南だが、四方の風の中では唯一、ケロロ小隊隊員にパートナーがいない。登場するとストーリーの展開がシリアスになることが多い。
みんなの知らないところにあるダークゾーンの住人。一見人間のようだが言葉を話す人形であり、人間になるために宇宙人などといった「ダーク・レイス」を狩っている（元々人形設定はアニメが先であり、地球でアリサとネブラが出会ったとされた。のちに原作でもその設定が加わり、推定1566年に作られたヨーロッパ人形ということになった）。
ネブラが地球をさまよっていた際に、ショーウィンドウに飾られていた彼女を見かけたことがきっかけで、一緒に活動するようになる。そして彼女を「ニンゲン」にするために、数百年前からダーク・レイスを狩ってきた。その経緯もあり、ネブラのことは実際の血縁関係はないが「ダディ」と呼んでいる。
原作第258話によれば、現在彼女がぱっと見人間のように動けるのはネブラが寄生したような状態だかららしい。昔の地球の技術とは思えんほど精密なのも「動機に因る部分が大きい」とのこと。この素性を活かしてか、いざとなったら彼女の記憶を他の人形へ一時的に意識や能力を移すこともできる。
ゴーゴンのように相手を石化する能力を持つが、これはあくまでネブラの能力を借りただけであり、彼女自身は結構弱い。しかし人形であるため、ダメージを受けても血が出るということは一切なく、息切れする様子も見られない。そのため彼女の戦闘力の高さは「彼女の驚異的な体力」と「ネブラの高い戦闘力」という二人のコンビネーションによって生まれているといっても過言ではない。
ちなみに人形ではあるが、アニメ第344話でプリンを舐める描写があるなど、普通に人間の食べ物を食べることがある。さらに人間ではないためか、モンスターも食べる様子。モンスターの味には好き嫌いがあるようで、ケロロ小隊は「宇宙人であるが全員不味そうだから食わない」らしいが、新ケロロやブラックスターについては「他の宇宙人よりも美味そうだから食いたい」らしい（ただし実際モンスターを食べるのはネブラの方なので、彼女が本当にモンスターの味を知っているのかは不明である）。
ノントルマの少女の言葉から、当初は日向冬樹の利用を目論んでいたが、後に好意を持つようになる。その為、同じく冬樹に好意を抱いている桃華からは恋敵として嫉妬されている。
世間一般から離れた生活を送っているためか、常識に欠けていて多少強引だが純粋無垢。感情表現も下手で、いつも怒っているように見える。しかし話を追うごとに何とか改善しようとする面も見られ、多少マシにはなっている。特にアニメ版では本編が進むにつれ徐々に周りと打ち解けている場面も見られた。
出身星は、前述の出会い及び後述の項目からか地球。しかし一部ガイドブック（「ケロロ軍曹ひみつ超ひゃっか」など）では宇宙人扱いされるなど、分類が曖昧なキャラクターでもある。住所も「不明」とされているが、正確には不明というより世界中様々な場所を回っており、事あるごとに日向家に転がり込んでくる（ただし「ひみつ超ひゃっか」ではアリサの家が本格的に紹介されている項目が存在するため、一応住居はある模様）。
ゲーム作品の出演について
上記のようにパートナーがいないからか、メインキャラにもかかわらず他メインキャラよりも圧倒的にゲーム作品への出演が少ない。
それを考慮したのか、近年ではとあるゲームで最強対戦相手になっていたり、とあるゲームでは他のコラボキャラより強いスキルを持っていたりと、強キャラ扱いされている傾向にある。
関連イラスト
pixivにおける彼女のイラスト数が、メインキャラの日向夏美やアンゴル=モアの投稿数を大きく上回っており、特にR18作品は夏美の4倍以上という異常な事態になっている。これは海外のあるファンが、イラストを描く各ユーザーに彼女のイラストを依頼して回っているためである。
