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ルナモードの編集履歴

2022-09-19 18:50:01 バージョン

ルナモード

るなもーど

ウルトラマンコスモスの基本形態。

データ

飛行速度マッハ7
走行速度マッハ2
水中速度マッハ1.2
潜地速度マッハ2
ジャンプ力1000メートル
握力55000トン(人間換算で55キロ)

概要

「優しさ」「慈愛」を体現し、「月の優しき光のごとき、慈しみの青い巨人」と呼ばれるモード。

コスモスの象徴ともいえる姿でもある。

怪獣を救う・鎮めるためのモードで防御力・持久力に優れ、相手を攻撃することなく敵の力を受け流し、拳を握らず平手で怪獣と対峙するのが特徴。


邪悪な敵と対峙した際は、その防御力を活かし相手の手の内を探ってからコロナモードにチェンジする事もある。


コロナモードや他の戦闘が主なウルトラマンに比べ非力ではあるが、それを補う程の便利な防御技や超能力、浄化技、回復技を操り、歴代ウルトラマン達との差別化を上手く図っている形態。更にはコスモス特有の何だかヌルヌル動く個性的な動きでなかなかに回避能力も高い。

エクリプスモード体得後は浄化の役割こそそちらに譲ったものの、以降も単純に相手を鎮めるだけの場合はルナモードで戦った。

一応として下記にある攻撃技は持ってはいるものの、数が少ない上にどれほどの攻撃力を持つかの具体的な描写はあまり無い。とはいえコロナモードに比べれば劣るとはいえこの形態でも十分戦えるくらいの戦闘能力はある。


頭部が初代ウルトラマンを意識したことと、下記にもある通り平成ウルトラマンで唯一の完全無装飾基本形態ということもあってか、その容姿は非常にシンプルであり、青いということをのぞけば昭和ウルトラマンに並ぶほどであり、平成以降では最もシンプルなウルトラマンである。


ミラクルナモード

カオスヘッダーとの最終決戦において憎しみをぶつけ、死力を尽くすも力が残り少なくなり窮地に追いやられたコスモス“カオスヘッダーも救いたい”と想い願うムサシがかつてコスモスを呼び出した時のように、輝石を打ち出して一体化することにより変身した奇跡のフォームにしてルナモードの上位形態。最終回のみ登場。


奇跡の巨人とも呼ばれており、その姿はグリッターティガやグリッターバージョン、そしてクロスオーバーフォーメーションのように金色に光り輝く神秘的な姿をしている。


主な技

フルムーンレクト

ある意味この形態における必殺技。詳細はリンク先を参照。


ルナエキストラクト

右掌を前に突き出して放つ、生物からカオスヘッダーを切り離す光線。

カオスヘッダーの進化により中盤からは効かなくなる。


ルナストライク(ルナストラック)

右手を前に突き出して放つ、破壊ビーム。ルナモードでは数少ない攻撃技で、牽制やミサイル破壊などに使用される。


ネットトラック・ボックス

右掌を前に突き出しながら放つ、相手を光の網で捕らえる光線。

いわゆる捕獲ネットなのだがネット状態になったことがなく、劇場版1作目のバルタン星人ベーシカルバージョン及びネオバルタンとの戦闘でドライクロー光線を相殺するために使用されたためにルナモードの攻撃技だと勘違いされていることも多い。


ムーンライトバリア

突き出した手先から発するエネルギーで敵の攻撃を防ぐ。これで防がれた攻撃は上下に分かれて逸れる。


リバースパイク

バリアで敵の攻撃を防ぎ、さらにバリアを前進させて敵にぶつける。バリアで相手を包むムーンリバースパイクやバリアを前進させないリバースパイクバリアというバリエーションがある。


ルナコールド

両手を合わせて低温ガスを放ち、対象を冷却する。コスモス自身も1度近づいたはいいが思わず逃げる程体温が上昇し、命の危機に陥ったザランガに対し使用した。


トランスバブル

両手を前に突き出して放つ、相手を泡状のエネルギー球に包む光線。冷却したザランガの搬送や、ザゲルのバリアの回復に使用したが、タブリスに放った際は、相手が実体のない分身だったためか、効かなかった。


ルナレインボー

突き出した両腕から七色の光線を放ち、怪獣の体内に囚われた対象を救い出す。


コスモフォース

突き出した腕から蘇生光線を放つ。


コスモ・リアライズ

絵を実体化させる。破壊された市街を修復する光線は「ミラクル・リアライズ」と呼ばれる。

「ルナサブレイ」と呼ばれる技は透明な敵の正体を暴くとされる他、美しい音楽と幻影で対象を感動させる「ティアーズ・ロム」も同種の技だと推測される。


コスモシャワー

両手の先から水流状の消火光線を放つ。


コスモ・リダクター

両手の先から黄金の縮小光線を放つ。イゴマスに対して使用、子供達の手に収まるサイズにまで縮小化

させた。「コスモ・カウサー」はこの光線に拡大能力を足したものとなっている。


ウェイク・ライサー

体から黄金のオーラを放ち、惑星ジュランの軌道を元に戻した。


ムーンライトシャワー

突き出した両掌から七色の光線を放つ。グラルファンの扉を出現させた。


フィールウォーマー

相手の感情を突き動かす光線。ラグストーンに囚われた人間達に対して使用し、ラグストーンを弱体化させた。


ピンポイントクロス

×字型の絆創膏状の光線を貼り付け、ガモランⅡのバイオコントローラーの働きを封じた。


エナジーシュート

突き出した右手から対象にエネルギーを与える技。ボルギルスに700年分の電気エネルギーを与えた。


ルナポーション

右腕から放つ瞬間移動光線。他者の夢などの特殊空間への潜入や単に物体を移動させるための技としても使われる。


防御技

両腕または足にウルトラ念力を込めて敵の攻撃を防ぐ「マストアーム・プロテクター」「マストフック・プロテクター」、体を高速回転させて敵の罠を破壊する「ルナ・スピンドミル」が存在する。


ルナスルーアイ

目から透視光線を放つ。対象の体内を検査するという使用方法も可能。


ラミーサプレー

額のムーニースポットから緑色の光線を放つ。パラスタンにエネルギーを与えて回復させた。


ウエイク・ライサー

全身から放つ光線で惑星ジュランに活力を与えた。


コスモシュートレス

突き出した腕から青色の波動を放ち、弾丸などを防ぎ、物質を亜空間に吸い込む「ルナサスペンション」に繋げる。


コスモヒーリング

エネルギーを纏った拳で傷口を包んで傷口を塞ぐ。自分にも使用可能。

また、コスモス版マザー光線とも言うべき、「ヒーリングシャワー」という技も持っている。


コスモリダクション

ミクロから等身大、巨大化まで自由自在に自身を縮小、巨大化させることが出来る。


アンビシャス・ロケッツ

光弾技の一つ。威力は低め。


フルムーンフラッシャー

腕にエネルギーを込めて、敵の部位を鷲掴みにして破壊する。


ルナファイナル

ミラクルナモードとなったコスモスが最終話で使用した、憎しみの心を浄化する光線。


ムーンライトスマッシュ

右手を前に突き出して放つ、超高熱の必殺光線。『ウルトラマンサーガ』で使用。

コロナモードにならないまま必殺光線を使った事に違和感を覚えたファンもいるかもしれないが、この理由は後述。

もしかすると、コロナモードになれない状態で戦いを強いられた教訓から体得したのかもしれない。一応、初代ウルトラマン同様にスペシウム光線も使える設定であるので、攻撃技を最初から使えなかったという訳ではない。

運命の衝突』では、掌底と同時に放つという応用を披露した。


ルナキネシス

念力で対象を動かす技で、『THE_ORIGIN_SAGA』で初使用した技。

クグツバキシムクグツアーストロンをまとめて宇宙のどこかへ飛ばすほど念力のレンジは広い。


余談

『サーガ』では、監督のおかひでき氏が山場であるハイパーゼットンとの対決でも終始ルナモードのままであったことに、不評を受けたと語っている(補足しておくと、これは対峙したハイパーゼットンに取り込まれていたある存在を救おうとしていたというカットされたシーンの名残。おか氏も本当ならばモードチェンジさせたかったとの事でフューチャーモードの登場が検討されていた)。

この反省を踏まえてか『決戦!ウルトラ10勇士!!』では久々にコロナモード、エクリプスモードへのモードチェンジを披露した(こちらでも二回目のエタルガーとの戦いではルナモードで戦っているが、この時はギンガビクトリーをサポートするという、違う戦闘スタイルを魅せていた)。


ちなみに格闘ゲーム『Fighting Evolution3』では通常攻撃不能で相手の攻撃を捌く事しかできないという性質のキャラとなっており、シビアなタイミングで相手の攻撃と同じボタン操作をしなければならない上級者向けキャラである。しかし必殺技は(効かない相手こそいるものの)事実上の一撃必殺技であり、捌き続けて必殺技発動まで持って行ってしまえば一発で戦闘が終了する。


あまり語られることはないが、それまでの、またコスモスより後のウルトラマンの主人公全てに共通している「赤色の入った基本形態」というある意味常識と伝統を破った唯一の基本形態であり、「赤を一切含まない主人公の基本形態」という意味では異色な存在である(W主人公を含めれば、ウルトラマンブルも一応該当するが、『R/B』自体がどちらかというとロッソを主人公に描いている側面もあり、一言に主人公とは言い難い状況である)。


上記の通り、コスモスはモードチェンジ後も同じことが言えるが、ウルトラシリーズにおける「完全無装飾の基本形態」は平成ウルトラマンのテレビシリーズの主人公の基本形態ではではルナモード唯一であり、シリーズ全体で見ても無装飾の主人公ウルトラマンでは2022年現在、コスモスが最後となっており、以降のウルトラマンは一部を除き、プロテクターや装飾の多い派手なデザインとなっていく。


マスクのデザインは初代ウルトラマンを意識しており、耳は三日月を模している。


掛け声の高さが作品によってまちまち

本編では高めの声質だが、劇場版第1作やサーガでは低めの声質になっており、特にファイティングエボリューションシリーズでは劇場版のエクリプスモードに近い声質になっている。一応『決戦!ウルトラ10勇士!!』のようにテレビ版と同じ掛け声を使っている作品もなくはない。


関連タグ

ウルトラマンコスモス コスモス(ウルトラマン)

コロナモード エクリプスモード スペースコロナモード フューチャーモード


ルナミラクルゼロ フルムーンザナディウム アクロスマッシャー

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