概要
MARVELの実写化作品シリーズであるMCUのフェーズ4に含まれる連続ドラマ。
ディズニープラス配信のドラマとしては7作目。
コミックではアベンジャーズの一員でもあるシーハルクのオリジンが描かれる。
シリーズ初の「第四の壁」を破る演出が盛り込まれているのも特徴で、下記の本予告のサムネイルにもなっている。
※実写全体に拡げると『デッドプール』が先だが、コミックでは彼女の方が先。
原題は『She-Hulk: Attorney at Law』。"Attorney"は「弁護士」、"at law"は「訴訟専門」の意味。
ストーリー
アベンジャーズ最強の力と、弁護士として最強の頭脳をあわせ持つ、
天下無双のマーベル・ヒーロー<シー・ハルク>
彼女の願いは「ただ普通に仕事して恋をする」こと。
けれども、そんな願いも空しく、超人専門弁護士に抜擢されてしまい、
あのマーベル・ヒーローやヴィランたちによる騒動や、
最強の<ハルク>の力を巡る巨大な陰謀に巻き込まれていく...
前代未聞のリーガルコメディ・アクション、いざ開廷!
(公式より)
キャラクター
ジェニファーの従兄にしてアベンジャーズの一員。
- モリス・ウォルターズ
- エレイン・ウォルターズ
ジェニファーの両親。
- ニッキ・ラモス
ジェニファーの親友。
- GLK&H 法律事務所
- ホールデン・ホリウェイ
- デニス・ブコウスキー
- マロリー・ブック
- オーガスタス・パグリース
ジェニファーの再就職先で、超人訴訟専門の弁護士事務所。
- レッキング・クルー
- レッカー
- ブルドーザー
- パイルドライバー
- サンダーボール
ハルクの血を狙ってジェニファーを襲った集団。武器はニューアスガルドの建設業者からネコババした工具を改造したもの。
レッカーはエミル主催の超人セラピーにも参加している。
- トッド
ジェニファーがマッチングアプリで出会った男性。
彼女自身よりハルクの力に興味があるようだが……
- ドニー・ブレイズ
マジシャン。過去にウォンの元で修行していた際にスリングリングを持ち逃げしており、舞台でそれを使ったことで騒動が起きてしまう。
- マディスン・キング
いつも酔っぱらっている陽気な女性。
ブレイズのリングによって魔界らしき場所に行った際に悪魔と契約してしまったらしく、ウォンに保護される。
- ルーク・ジェイコブソン
ヒーローのコスチューム専門のデザイナー。
- クレイグ・ホリス / ミスター・イモータル
ビルの窓から飛び降りても無傷な肉体を持つ超人。
コミックではミュータントの亜種で、五大湖周辺を拠点とする「グレート・レイクス・アベンジャーズ」のリーダー。
- ムザファー・ランバート / サラセン
自称吸血鬼。
コミックでは最初に誕生した個体の1人(このシリーズで言うこれ)だが、登場は3話のみ。
- アレハンドロ・モントーヤ / エル・アギラ
スペイン系の自称"剣豪"。
コミックでは身体から電気を発するミュータントで、義賊として活動しており、ルーク・ケイジやアイアン・フィストと共演が多い。
- アレキサンダー・ジェントリー / ポーキュパイン
ミノムシのようなアーマーをまとった超人。脱ぐと臭い。
- ウィリアム・トーレンス / マンブル
人間と牛のハイブリッド。
以上4人はレッカーとともに、エミルが主催するセラピーに参加。
トッドから連絡が途絶えたジェニファーを慰めた。
余談
ディズニープラス配信のドラマでは『ワンダヴィジョン』以来の全9話で、基本的に1話完結のため、登場キャラが非常に多い。
しかも当百科事典にも日本語版Wikipediaにも個別記事が無い、マイナーな超人が大半なので、MARVELの引き出しの多さが再認識できた、という声もちらほら。
- タイトル関連
ドラマ作品では珍しく「(主役のヒーロー名)+α」の形式。
撮影初期まではシンプルな『She-Hulk』だったが、劇中のブルースの台詞を気に入ったマーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギの鶴の一声で変更されたらしい(参照)。
邦題もそれに合わせて変更されたものの、発表当時から某バンドのように『ジ・アトーニー』では?という声があるが、公式から説明等は現状ない。
また小ネタも豊富。
第2話 | She-Hulk: FOR HIRE | ジェニファーが求職中 |
---|---|---|
第5話 | She-Hulk: BY TITANIA | タイタニアが"She-Hulk"を勝手に商標登録 |
第6話 | Just-Jen: Attorney at Law | 副題をそのまま流用 |
関連動画
予告編
本予告
(サムネのシーンは0:58~)