川井静香は、『遊戯王』の登場人物である。
声優:根谷美智子(東映版遊戯王)、鮭延未可(デュエルモンスターズ)
概要
城之内克也の実妹(腹違いではない)。遊戯王シリーズの初代妹キャラクター。
両親が離婚し、それぞれの親に引き取られた為に、城之内とは苗字は違っているが、兄をとても慕っている。
外見は全く城之内に似ておらず、「城之内にこんな可愛い妹がいたなんて!」といったセリフが作品内にあることから、容姿はなかなかのよう(だが、逆三角形を描く二つの角は兄に似ている)。
東映版では薄紫色の髪で若干容姿が幼く、DMでは茶色の髪で10代前半程度の容姿をしている。
原作では10代前半程度の容姿で、兄と同じ髪色(金髪に近い茶髪)をしている(カラー電子書籍ではDMと同じ茶髪)。
盲目の少女
生まれつき目の病気で、母の実家にある米里病院に入院していた。
「決闘者の王国」での優勝賞金によって手術を行い、無事回復する。
しかし、包帯を取っても何も見えないかもしれないという恐怖から、手術後も包帯を取れずにいた。
その後兄と対面した時に、遂に目を開くことが出来た。
アニメでは包帯を外すタイミングが変わり、マリクの企みによるデュエルデスマッチによって、足枷が付けられた錨の爆破落下によって沈められた兄の城之内を、自ら海に飛び込んで救う形に改変されている。
無事、克也お兄ちゃんの顔は見ることができたが、土足でアパートに上がり、酒浸りになっている父親を見たらどう思うのだろうか…。
東映版の静香
原作でいう学園編の時点で登場し、夕暮れ時の電車の中で城之内が親友の遊戯に妹の静香の存在を明かす形で初登場。
原作よりも幼く、病院では常にパジャマ姿で、ピンクのぬいぐるみを好んでいる。お見舞いに来た兄と遊戯との対面を果たし、2人の漫才を見て喜んだ。
病弱な点、入退院を繰り返している設定、検査に最新設備が必要な設定のみが明かされており、目の病気は明かされていない(普段は目が見えている)。
この病院に勤務する看護師・桜井美雪と城之内の甘酸っぱい片想い・失恋イベントも描かれた(城之内の変わった髪型の頭を手当てする美雪さんがかわいい)。
美化委員の本田との出会いのシーンは、レギュラーたちがベンチで読書している静香と出会うシーン、ラストでレギュラーたちと共に城之内の失恋を笑顔で慰めるシーンのみで、このアニメでは本田の姉と甥が紹介されなかったため、本田の姉の服を静香に貸すシーンなどはなし。
城之内が静香にプレゼントするピンクの巨大テディベアを買うために本田から借金し、そのぬいぐるみは喧嘩中に首がもげてしまい、後に本田は「ちゃんと理由を話せば気持ち良く金を出したのに」と漏らした(真面目ともムッツリスケベとも取れる描写にされており、似た髪色のミホと静香が同じ画面にいる意味深な演出がある)。
本田とのフラグが描かれたらロ○コン呼ばわりされる本田が見られたのだろうか(ミホの想いは獏良に傾きがちであり、この話でも本田に「お医者さん紹介して」と貪欲な発言をしていた)。
別の話に城之内の父(の下半身)が登場しているが、静香が触れる様子はなかった。
デュエルの腕前
DMアニメオリジナルの「乃亜編」ではデュエルもしたが全くの素人で、攻撃力の弱いモンスターを戦略的な意味もなく攻撃表示で出してしまっていた。
長い間目が見えておらず、視覚情報に頼るカードゲームをするのは難しい状態であり、デュエルに関しては兄から情報を聞く程度だったのでルールの理解も中途半端だったのは無理もない。
本田はそんな彼女をかばい、犠牲になった。それで一時は戦意を喪失してしまうが、御伽と本田の助力もあって持ち直し、最終的には切り札である聖女ジャンヌで相手にとどめを刺している。
さぁ、ギャルゲーの時間だ…
遊戯王のスポンサーがバンダイからKONAMIに変わったのと、城之内と本田の関係が有名恋愛SLGのこのキャラルートの主人公と親友の関係のようになったのは特に関係がないらしい…(このルートには「もし結婚したら親友と義兄弟になるのかな」という迷言が出ている)。東映版遊戯王で、城之内と本田は原作であまり描写されなかった「どっちが女の子にモテるか」を争っている裏設定がある。
関連イラスト
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野坂ミホ:本田に惚れられた、髪が薄紫髪とも茶髪とも解釈される女の子繋がり。
歴代妹キャラ
薄紫髪~茶髪のWJ女性キャラ