概要
かつて、武田信玄と上杉謙信は川中島の戦いで5回争った。しかし信玄の死後、天正3(1575)年に武田勝頼(信玄の後継者であり嫡男でもあり四男)と謙信は、織田信長による軍事的脅威に対抗するために和睦(甲越和与)する。それ以降両者の関係は友好になり、共同で第三次信長包囲網を毛利輝元や本願寺顕如たちと共に結成し、謙信は手取川の戦いで織田軍を撃破した。
甲越同盟
謙信の他界後、武田家と上杉家の連携をさらに強化するため、天正7(1579)年に勝頼と上杉景勝(謙信の後継者であり養子でもあり甥)は同盟(甲越同盟)を締結した。
詳しくは、甲越同盟参照。