基礎データ
進化
パピモッチ→バウッツェル(Lv26)
概要
生地を思わせる姿をしていた進化前から、こんがりと焼き上がったパンや焼き菓子でできたダックスフンドのような姿になった。
体から放つ香ばしく良い香りは、小麦の育成を促進する性質があるため、農村では大事にされてきたという歴史を持つ。
加えて皮膚は強い熱を受けると硬くなる性質もあり、下記の特性もその生態に由来したもの。
食材モチーフゆえか、実はタマゴグループが陸上に加えて鉱物を含んでいたりする。
ネーミング
おそらく犬の鳴き声である「バウ」と、プレッツェルであると考えられる。
また、パン菓子がモチーフのため「バウムクーヘン」ともかけていると思われる(ドイツ語直訳すると木のお菓子だが)。
ちなみに「どうながのプレッツェル」という、プレッツェルという名のダックスフンドが主人公の絵本があるが関係は不明。
なお、各国によって名前の由来になったパンが違う。
英語表記は「Dachsbun」でダックスフンドとバンズが、フランス語では「Briochien」でブリオッシュとchien(フランス語で犬)が由来である。
一方でドイツ語表記は「Backel」でbacken(ドイツ語で(パンを)焼くこと)とDackel(ダックスフンドのこと)という風にパンではなく行為が由来になっている場合も。
何はともあれ、多くの国ではモチーフはダックスフンドと見なされているらしい。
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
57 | 80 | 115 | 50 | 80 | 95 | 477 |
素早さは95とそこそこ、攻撃もそれなりにある数値。防御が115もあるのは魅力的。
最大の強みは新特性の「こんがりボディ」。ほのおタイプの技を受けると、それを無効化しつつ防御ランクを二段階上昇させるという効果を持つ。
隠れ特性はグルトン系の持つ「アロマベール」だが、ほのお無効のこんがりボディが優秀過ぎるので勧められない。
ドラゴンタイプを透かせる上、上手くいけば特性でガンガン防御を挙げられるので、耐性はなかなか優秀。
おまけに上げた防御はバトンタッチで引き継ぎできてしまうし、タマゴわざのあくびやねがいごとで粘ろうと思えば粘れるし、あまえるで敵の攻撃を下げて物理を無力化するという芸当も。
反面、バランス調整のためかHPは57しかなく、特防も80あるとは言え、防御と比べれば雲泥の差なので特殊技で攻められるのはキツい。同期のポケモンではキラフロルあたりが脅威か。
メインウェポンはじゃれつく一択。
サブウェポン候補では、防御力がそのまま攻撃力となるボディプレスが最有力。次点で苦手などくタイプの弱点をつけるサイコファングや、ボディプレス無効のゴーストタイプに対して打点になり得るかみくだくが使いやすい。
三色キバも多タイプの弱点こそ付けるが、がんじょうあごではないので威力はそこまで期待できないのが残念な所。くさわけも同様に威力こそ低いが、攻撃しながら素早さを積む技と考えれば一考の余地あり。とはいえ、自分から要塞化・全抜きを狙うようなポケモンではないので、パーティ全体と相談しよう。
ちなみに、バウッツェルを倒して手に入る努力値は素早さ+2である。防御じゃないのかそこは。
使用トレーナー
関連タグ
ペロッパフ/ペロリーム、マホミル/マホイップ:食べ物モチーフの先輩フェアリー達。
別作品
犬を飼っており、バウッツェルの名前の由来と思われる「バウムクーヘン」と「プレッツェル」も*ともにドイツ料理である。