ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ジンジャー(プリキュア)の編集履歴

2023-01-08 17:51:14 バージョン

ジンジャー(プリキュア)

じんじゃー

『デリシャスパーティ♡プリキュア』の登場キャラクター。

CV:安原義人


概要

かつてクッキングダムを守護する「クックファイター」のリーダー(キャラクター紹介では「クックファイター・グランデ」と表記されている)を務め、ローズマリーフェンネル師匠でもあった人物。「スペシャルデリシャストーン」の開発者ともされている。

ローズマリーの「これ(スペシャルデリシャストーン)を作れる人はもういないのに…」というセリフや、第34話の「師匠はもう…」というセリフから察するに既に故人であると思われる。


詳しい理由は不明だが、本編開始前の20年前(西暦2002年)においしーなタウンに来ており、よねの友人である浅井又三郎は「はらペコで倒れていた所をよねさんが見つけた」と証言しており、曰く「のかぶり物をした風変わりなヤツだった」という。


それから少しした第36話、何とパムパムメンメン、そしてコメックス一世と共にこの町で知られてはいけない何かを作り出し、パムパム達の記憶を封印した事が判明。怪しさに拍車が掛かっていた。


そして第38話で、真相を知るためにコメコメ二世の力でプリキュアたちとローズマリーが20年前の世界にタイムトラベル。その時にTVの前に初めて姿を見せた。

その姿は確かに又三郎の言った通りに猫のかぶり物をしており、猫じゃらしにじゃれる、語尾に「にゃ」を付けるといった猫らしい素振りを見せていた。

彼は盗まれたレシピボンの探索のために3体のエナジー妖精(コメックス一世パムパムメンメン)とともに人間界のおいしーなタウンにやってきていた。そして街のみんなと交流していく中でこの街に強い愛着を持ったのだという。

上述の通り、ジンジャーは腹ペコで倒れていたところをよねに助けられたのだが、その縁で和実家の居候になっていた(ゆいはこのことは聞かされていなかった様子)。

このため、よねのお世話になっていた町の住人はみんなジンジャーと面識がある。プリキュアの親世代でも、ゆいの父(当時結婚前)、らんの両親夫婦、あまねの両親夫婦、拓海の母(当時結婚前)はジンジャーと親しかったことが判明している。

(※ゆいの母は当時は板前修行で家に戻っていなかった。因みにここねの両親及び芙羽グループについては現状での関係が不明。)

お別れパーティーには浅井又三郎と、『はごろも堂』の店主松山咲枝も来ていた。


ジンジャーは正直なところ、見た目も言動も怪しい人物なのだが、結構な人たらしであったようでみんなから慕われていた。ジンジャーは街を去る時に「いつの日か俺のような格好をした男がこの街に現れるから、その時は仲良くしてやってくれ」と言い残していたということ。現代の時代で、プリキュアの両親たちがローズマリーのことを別段怪しまずに受け入れている理由の一つである。

なぜジンジャーが未来を予言をできたかというと、もちろんこの第38話で未来からやってきたプリキュアたちと出会い、自分の弟子のローズマリーが20年後にこの街にやってくることを知ったからである。


ジンジャーが探していた盗まれたレシピボンは無事見つかったのだが、ジンジャーはレシピボン盗難の犯人がシナモンであることはあらゆる証拠が示しているが、逆にあまりに出来すぎているために「これは誰かがシナモンに罪をなすりつけようとした罠ではないか」と疑っていた。そしてシナモンの他に黒幕がいるなら、その者は後々に何かとんでもないことをするかもしれず、愛するこの街にも災禍が及ぶかもしれないと心配していた。

だが、任務が完了したからには人間界にこれ以上とどまり続けることもできないとして、クッキングダムに帰還することになった。その当日に20年後のプリキュアたちと邂逅したのである。

そして20年後のプリキュアたちからブンドル団がおいしーなタウンで暴れていることを聞いて、心配が現実になったことに憂いを覚える。


そしてジンジャーとエナジー妖精たちは、自分が愛したおいしーなタウンを悪者の手に渡さないために、未来のプリキュアたちにある贈り物をすることに決めた。

クッキングダムに帰る日の夜、彼とエナジー妖精たちが神秘的な儀式によってあるものを作り出した。それはほかほかハートの集積装置であった。それは本来はクッキングダムの技術によって作られるもので、人間界にそれを作り出すために、ジンジャーとエナジー妖精は力を限界まで引き出した。そして、その消耗によって彼らからおいしーなタウンに滞在していた期間の記憶が失われた。これがパムパムとメンメンの記憶封印の真相である。

もっとも、この記憶の消去もジンジャーが意図していたものである。「ほかほかハートの集積装置はこの街を守るための”秘密の切り札”であり、誰にも知られてはいけない。秘密を守るために自分たちがこれを作ったという記憶を自分たちからも消す」というのが彼の目論見であった。

しかし本人が忘れてしまえば、切り札を未来に託すこともできなくなる。なので、この事実を20年後のプリキュアたちに伝えたのである。

この切り札が本当に誰にも気づかれていなければ、現代(2022年)のおいしーなタウンのどこかに、20年間蓄積され続けた莫大な量のほかほかハートが集積されているのだ…


なお、プリキュアたちが20年前にやってきた本来の目的の一つに、ローズマリーの持つ壊れたスペシャルデリシャストーンをジンジャーに修理してもらうことがあったが、ジンジャーは過去の人間は未来の物を直すことはできないとタイムパラドックス的な言及をしてそれを断っている。


第40話にて、ローズマリーの日本での生活資金が入っているジンジャーのサイフにデリシャストーンが隠されていた。これのおかげで、拓海のデリシャストーンを使わずにローズマリーのスペシャルデリシャストーンを修理することが可能になり、拓海もブラックペッパーを辞めずにすんだ。


余談

演じる安原氏はプリキュアシリーズ初出演。

キャッツ♥アイ』の内海俊夫等で知られているが、『キャッツ』に関してはこの登板によって鬼籍に入られた藤田淑子氏・内海賢二氏等を除いた昭和期アニメのメインレギュラーが『プリキュア』シリーズにほぼ出揃った(ちなみに安原氏は本作最終回直前に配信される『ルパン三世VSキャッツ・アイ』で久々に俊夫役を再演する)。

頭頂部から目元を隠すマスクを被っているという意味では『パーマン』で演じたバードマンとも共通する。


名前の由来はスパイスの一種・そして生姜の英名であるジンジャーからと思われる。


関連タグ

デリシャスパーティ♡プリキュア

ローズマリー(プリキュア) 和実よね 浅井又三郎

クックファイター 師匠 スペシャルデリシャストーン


ジバニャン・・・被り物の配色とデザインが瓜二つ。


ニャンダーかめん・・・昔テレビ朝日系列で、日曜朝に放送されていてたアニメの猫仮面のヒーロー。


忍風戦隊ハリケンジャー 仮面ライダー龍騎 おジャ魔女どれみドッカ~ン!・・・リアルの20年前に放送されてたニチアサ番組。


エフィリンクラベル校長ゴードン・・・ある意味では同類?。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました